『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の戦闘は「弱点を突く → 1 More で追撃 → 全員ダウンで総攻撃」が基本の骨格である。ここまでは多くの人が自然に辿り着く。
差が出るのはその先で、バトンタッチが単なる行動の受け渡しではないという点である。バトンタッチを受けた側は、攻撃も回復も約1.5倍になる。 しかもつなぐほど倍率が伸びる。同じ面子・同じスキルでも、行動順を組み替えるだけで火力がまるで変わる。
そしてもう一つが、弱点の無い敵をどう崩すかである。ロイヤルにはテクニカルという別ルートが用意されており、これを知っているかどうかで後半の難所の重さが変わる。
- バトンタッチを受けた側は、攻撃も回復も約1.5倍(1回目)。つなぐ回数とランクが上がるごとに +0.1〜0.2倍
- 敵を全員ダウンさせると HOLD UP 状態になり、そこから総攻撃を発動できる
- 弱点が無い敵は「テクニカル」で崩す。状態異常の敵を特定属性で攻撃すると発生する
- テクニカルの威力はビリヤードで強化できる。ランクを上げるほど選択肢が広がる
- ショータイムは、バトンタッチをつなぐことやピンチに陥ることで発動率が上がる

敵には物理・銃撃・炎・氷・電撃・疾風・念動・核熱・祝福・呪怨といった属性への弱点が設定されている。弱点を突くと敵がダウンし、行動したキャラに**もう一度行動できる「1 More」**が発生する。
初見の敵は弱点が不明なので、各属性を試して探る。一度判明すれば記録されるため、次からは最初から弱点を突ける。主人公は複数のペルソナを持ち替えられるので、多属性を撃てるペルソナを連れておくと初見の敵にも素早く対応できる。
ここが本作でいちばん見落とされやすい。バトンタッチは順番を回すだけの機能ではなく、明確な火力バフである。
| 効果 | |
|---|---|
| 1回目のバトンタッチ | 受け手の攻撃ダメージ(物理・銃撃・全属性魔法)と回復スキルの効果が約1.5倍 |
| つなぐごと/ランク上昇ごと | さらに +0.1〜0.2倍 |
つまり、単発の強スキルをそのまま撃つより、弱点を突いてバトンタッチで回してから撃つほうが強い。回復も対象なので、立て直しの場面でもバトンタッチを経由してから回復を撃つほうが効率がよい。
「弱点を突けるキャラで開始 → バトンタッチ → 火力役が本命を叩く」という並びを癖にしておくと、ボス戦の削り速度が目に見えて変わる。
敵シャドウを全員ダウンさせると HOLD UP 状態になり、そこから怪盗団全員による総攻撃を発動できる。
雑魚戦の基本の勝ち筋は「全員ダウン → 総攻撃で一掃」である。1体だけ起き上がらせてしまうと成立しないので、残り1体をどの属性で落とすかを先に決めてから動くと安定する。
弱点以外にも、塔コープを解禁すると使えるようになる「ダウンショット」でダウンを奪える。ただし使用回数に制限があるため、弱点で落とせない1体を確実に処理する用の切り札として温存したい。
なお、総攻撃のダメージには装備の攻撃力が影響する。 総攻撃で押し切る戦い方を主軸にするなら、防具の性能だけでなく攻撃力の高い武器を装備させておくことがそのまま火力になる。

後半になると、弱点が設定されていない敵や、弱点を突かせない構成の敵が出てくる。ここで手詰まりになる人が多いが、本作にはもう一つのダウン手段がある。
テクニカルは、状態異常にした相手を特定の属性で攻撃すると発生し、通常より大きなダメージを与えられる。弱点とは別系統の崩し方なので、弱点が無い相手にも通るのが最大の利点である。
▶ビリヤードで威力を伸ばす
テクニカルの威力倍率は、ビリヤードをプレイすることで強化できる。 日常パートの遊びが、そのまま戦闘性能に直結している珍しい要素である。
さらにテクニカルのランクを最大まで上げたうえで、敵を目眩または睡眠の状態にすると、あらゆる属性でテクニカルが発生するようになる。ここまで育てると、「状態異常を入れる → 何で殴ってもダウンが取れる」という形になり、弱点探しそのものが不要になる。
弱点の無いボスに毎回苦戦しているなら、火力を上げるよりビリヤードに通うほうが早い、という判断は本作では十分に成立する。
弱点なし・全状態異常無効・クリティカルが発生しない・ダウンショットも無効という、崩しの手段をすべて塞いだ敵も存在する。
この手の相手に小細工は通らないので、最も威力の高いスキルで正面から削り切るのが正解である。バトンタッチによる倍率だけは有効なので、火力役へ回してから叩くことは忘れない。
▶ボス戦は補助スキルで数字を作る
ダウンが取れないボス戦では、支援と弱体化で殴り合いの数字を作るのが定石になる。
| 目的 | やること |
|---|---|
| 与ダメージを増やす | 味方を攻撃力上昇、チャージ、コンセントレイトの状態にする |
| 与ダメージを増やす | 敵を防御力低下の状態にする |
| 被ダメージを減らす | 敵を攻撃力低下の状態にする |
チャージやコンセントレイトを乗せた一撃を、さらにバトンタッチの倍率に載せる——これが本作で出せる最大火力の形である。攻撃を1ターン我慢して補助に回すほうが、結果的に総ダメージは伸びる。
被弾が重くて立て直せない場面では、回復を厚くするより敵に攻撃力低下をかけるほうが根本的に効く。長期戦になるボスほど、この一手で安定感が変わる。
ショータイムは仲間との絆が深まると解放される協力攻撃で、こちらから直接発動する技ではない。ただし発動確率は操作できる。
- バトンタッチをつなぐ
- 主人公や仲間がピンチに陥る
この2つで発動率が上がる。前者は火力バフを兼ねているので、バトンタッチを積極的に回すことが、そのままショータイムの誘発にもなる。狙って出す技というより、「バトンタッチを癖にしていれば勝手に増える」と捉えるのが実態に近い。
削り切れる戦い方
- 弱点役から始めてバトンタッチで火力役へ渡す
- 回復もバトンタッチを経由してから撃つ
- 弱点が無い敵はテクニカルで崩す
- ビリヤードでテクニカルを育てておく
手が止まる戦い方
- 強スキルをそのまま単発で撃つ
- 1体だけ倒し損ねて総攻撃を逃す
- 弱点が無い敵に弱点を探し続ける
- 崩せない敵に状態異常を試し続ける

