Plague Inc: Evolved で勝てるかどうかは、症状(Symptoms)をいつ・何を・どの順で進化させるかにかかっている。序盤に症状を出しすぎれば各国に警戒され治療が加速し、逆に致死性を出すのが遅すぎれば治療が完成してしまう。本記事では、感染を最大化する症状、確実に人類を滅ぼす致死コンボ、そして重症度の管理まで、症状進化の「おすすめの型」を解説する。
症状は伝達(Transmission)・能力(Abilities)と並ぶ進化の3本柱の一つだが、「感染力」と「致死性」と「重症度(バレやすさ)」を同時に左右する最重要要素である。
- 鉄則は「全員に感染させてから致死症状を一気に解放」
- 序盤は症状を出さず(必要なら退化)、こっそり広げる
- 感染拡大は咳・くしゃみ・発疹など軽い症状で底上げ
- 致死は臓器不全・出血性ショックなど終端症状でまとめて

最も重要な考え方は「先に全人類へ感染させ、後から一気に殺す」である。致死症状を早く出すと、感染が広がる前に宿主が死に、かつ各国が危険を察知して国境封鎖や治療研究を加速させてしまう。
▶1. 序盤は症状を出さない(必要なら退化)
ゲーム開始直後は伝達系を優先し、症状は極力出さない。勝手に進化した症状が重症度を上げているなら、退化(Devolve)して気づかれにくさを保つのが上級者の常套手段だ。特にメガブルータル難易度ではこの「隠密」が生命線になる。
▶2. 全世界に感染したら致死症状を解放
世界中が感染し終えたタイミングで、貯めたDNAポイントを使って致死症状を一気に進化させる。これにより治療が完成する前に、ほぼ全人類を巻き込んで滅ぼせる。
感染を加速させたいときに進化させる、軽めの症状群だ。重症度が低く、治療を呼び込まずに感染者を増やせる。
▶1. 咳・くしゃみ・発疹
咳やくしゃみは空気・接触での感染力を底上げする定番。発疹も感染拡大に寄与する。いずれも重症度が比較的低く、序盤に感染を伸ばしたいときの選択肢になる。
▶2. 嘔吐で水・食料経由を強化
嘔吐は感染力を上げつつ、水や食料を介した拡散に寄与する。気候や衛生環境に応じて、咳系(寒冷・空気)と嘔吐系(高温・水)を使い分けると、地域を問わず感染を伸ばせる。
感染拡大向きの症状
- 咳・くしゃみ(空気感染を強化)
- 発疹(接触拡大)
- 嘔吐(水・食料経由)
- 発汗・発熱(環境適応の補助)
序盤に出すと危険な症状
- 致死性の高い終端症状
- 重症度を急上昇させる症状
- 目立つ出血・発作系を早期に
- 感染前の臓器不全解放
「どの症状を出すべきか」は、結局この3つの数値で決まる。主要な症状の値をまとめた。 重症度(Severity)が治療研究を呼び込むので、感染フェーズでは右の列が小さいものだけを選ぶ。
| 症状 | 感染力 | 重症度 | 致死性 | 使いどころ |
|---|---|---|---|---|
| くしゃみ(Sneezing) | 5 | 1 | 0 | 感染フェーズの主力。重症度1で最も効率がよい |
| 発熱(Fever) | 4 | 3 | 3 | 感染力は高いが致死性が付くので出しどころに注意 |
| 咳(Coughing) | 3 | 1 | 0 | くしゃみと並ぶ序盤の定番 |
| 嘔吐(Vomiting) | 3 | 1 | 0 | 水・食料経由を伸ばしたいとき |
| 肺炎(Pneumonia) | 3 | 2 | 0 | 中継として優秀 |
| 発疹(Rash) | 2 | 1 | 0 | 安価な感染力の底上げ |
| 発汗(Sweating) | 2 | 1 | 0 | 同上 |
| 吐き気(Nausea) | 1 | 1 | 0 | 上位症状への通り道 |
| 不眠(Insomnia) | 0 | 3 | 0 | 感染力ゼロ。神経系ルートの通過点 |
| 妄想(Paranoia) | 0 | 4 | 0 | 同上 |
| 全身性感染(Systemic Infection) | 6 | 7 | 6 | 致死ルートへの入口。ここから空気が変わる |
| 狂気(Insanity) | 6 | 15 | 0 | 感染力は高いが重症度が跳ね上がる |
| 昏睡(Coma) | 0 | 15 | 2 | 重症度のわりに致死性が低い |
| 出血性ショック(Hemorrhagic Shock) | 0 | 15 | 15 | 致死フェーズの主力 |
| 壊死(Necrosis) | 10 | 20 | 13 | 致死性に加え死体からも感染を広げる |
| 多臓器不全(Total Organ Failure) | 0 | 20 | 25 | 全症状で最高の致死性 |
感染フェーズで選ぶなら「くしゃみ」が最優先だ。感染力5に対し重症度1と、効率が突出している。 逆に狂気は感染力6と魅力的に見えるが重症度15で、出した瞬間に治療研究が走り出す。
見落とされがちだが、特定の症状の組み合わせが揃うと「症状コンボ」が自動的に成立する。 コンボは病原体の性能を底上げする一方で、世界に病気の存在を気づかせる効果も持つ。 治療研究を速めるものと遅らせるものの両方がある。
そして最も重要なのがここだ。
一度成立したコンボは、引き金になった症状を退化させても解除されない。
本記事で繰り返している「余計な症状は退化させて隠密を保つ」という戦法には、この落とし穴がある。 突然変異で症状が2つ揃ってコンボが成立してしまうと、慌てて両方を退化させても手遅れで、 重症度の上昇分は残り続ける。
だからこそ、そもそもコンボが成立しないよう、突然変異の段階で潰すことが重要になる。 遺伝子の Creationist(突然変異を抑える)を積んでおくと、この事故そのものが起きにくくなる。
なお、コンボの中には特定の病原体でしか成立しないものもある
(例:Cranial Dispersion はネクロアウイルス専用、Discovery Channel はシミアンフル専用)。
バクテリアやウイルスの通常プレイで狙って組むものではなく、「勝手に成立させない」ほうが実戦的だ。
感染が完了したら、致死性の高い終端症状でまとめて仕留める。代表的な致死ルートを押さえておく。

▶1. 全身性感染 → 敗血症 → 臓器不全
感染系の終端である臓器不全(Total Organ Failure)は、極めて高い致死性を持つ主力ルート。全身性感染から敗血症を経て解放する。感染完了後にこれを一気に立てると、短時間で死者が急増する。
▶2. 出血 → 吐血 → 出血性ショック
出血系の終端、出血性ショック(Hemorrhagic Shock)も強力な致死症状。出血・吐血・内出血を経て解放する。臓器不全ルートと並ぶ、世界滅亡の二大主力だ。
▶3. 壊死で死体からも感染させる
壊死(Necrosis)は致死性に加え、死体から周囲へ感染を広げる効果を持つ。治療が進んで感染者が減ってきた終盤でも、壊死があれば押し切りやすい。致死コンボの締めとして優秀である。
症状は感染力・致死性だけでなく「重症度(Severity)」も上げる。重症度が高いと各国が危険を察知し、国境封鎖や治療研究が加速する。
▶1. 重症度を上げすぎない
特にメガブルータルなどの高難易度では、序盤に重症度を上げると即座に治療が走り出す。感染が完了するまでは、重症度の低い症状にとどめ、危険な症状は退化させて隠密を保つ。
▶2. 治療が走り出したら遺伝子・能力で対抗
治療が進み始めたら、能力ツリーの遺伝子再編成(治療を遅らせる)や薬剤耐性などで時間を稼ぎつつ、致死症状で押し切る。症状・伝達・能力の3本柱をバランスよく使うのが、確実勝利への近道である。

