二重スパイの世界を、ステルスとアクションで駆け抜ける――『007 ファーストライト』は、『HITMAN』シリーズで知られるIO Interactiveが手がける、新たなジェームズ・ボンドの物語です。まだ「00」になる前の若きボンドの起源を描き、ステルス、銃撃、ガジェット、そして映画さながらの演出で、スパイアクションの醍醐味を凝縮しています。原作を知らなくても楽しめる完成度で、ゲーム化は大成功と高く評価されています。
- 『HITMAN』のIO Interactiveが描く、若きジェームズ・ボンドの起源の物語
- 「アンチャーテッド+HITMAN」と評される、ステルスとアクションの両立が魅力
- 続きが気になるシナリオと多彩なロケーションで、16〜18時間飽きさせない
- 注意点は吹き替え非対応(字幕のみ)と一部のクラッシュ報告

『007 ファーストライト』は、『HITMAN』三部作で高い評価を得たIO Interactiveが開発・販売するスパイアクションアドベンチャーです。2026年にリリースされ、まだ熟練していない若きジェームズ・ボンドが「00」エージェントへと成長していく姿を描きます。
本作は、隠密に進むステルスと、見つかっても切り抜けるアクションの両方を楽しめる柔軟な設計が特徴です。『HITMAN』のような何十周もする作りではなく、映画的な一本道のストーリーを駆け抜ける体験になっています。本記事では、その魅力と注意点を、実際のプレイヤーの声とともに整理します。
▶1. ステルスとアクションのいいとこどり
本作は、隠密行動と派手なアクションのどちらでも進められる絶妙な難易度バランスが魅力です。透視能力「Qレンズ」での探索も加わり、攻略の幅が広がります。
▶2. 続きが気になる映画的シナリオ
皮肉の効いた会話、多彩なロケーション、そして終盤の伏線回収――映画のようなテンポと演出で、最後まで物語に引き込まれます。

▶3. 原作未経験でも楽しめる間口の広さ
007の映画やゲームを知らなくても、本作単体で十分に楽しめます。シリーズへのオマージュも散りばめられ、ファンならニヤリとできる作りです。
ボリュームや難易度を判断する材料として、 物語がどこまで進まれているかを見ておきます (以下いずれも2026年8月時点のSteam実績統計)。
本作の物語の節目には、歴代のボンド作品の題名が実績名として付けられています。 達成率を順に並べると、次のように推移します。
| 節目 | 達成率 |
|---|---|
| 序盤(1つ目) | 94.3% |
| 「スカイフォール」 | 79.0% |
| 「007は二度死ぬ」 | 68.9% |
| 「ノー・タイム・トゥ・ダイ」 | 63.6% |
| 終盤(最後の節目) | 54.5% |
始めた人の54.5%が最後まで到達しています。
アクションゲームとしてはかなり高い数字で、 理不尽な難所で止まる作りにはなっていないことが分かります。
落ち方も緩やかで、特定の場面で大きく人が減っている箇所がありません。 序盤の94.3%から79.0%への15ポイントが最大の落差で、 そこから先は5〜10ポイントずつ均等に減っていきます。
▶やり込みははっきり分かれます
一方で、収集要素の達成率は極端に低くなります。
絵はがき・記念品・MI6のファイル・トランプといった系統があり、 いずれも2.1〜2.2%、**すべての収集品を発見した人は2.0%**です。
完走率54.5%との差が非常に大きく、 物語を追うだけの人と、隅々まで探す人がきれいに分かれているということです。
同様に、訓練シミュレーションにあたるモードでも **最終段階まで進んだ人は8.7%**にとどまります。
本編は誰でも終えられるが、その先は別のゲームという構成だと考えてよいでしょう。
完成度の高い作品ですが、いくつかの注意点があります。
▶音声吹き替えがない
日本語は字幕のみで、音声の吹き替えがありません。運転シーンなど、画面に集中したい場面で字幕を読むのが負担になるという声があります。
▶一部のクラッシュ・ロード問題
動作は軽快な一方で、無限ロードやクラッシュに遭遇したという報告もあります。

刺さる人
- 映画的なスパイ体験がしたい
- ステルスとアクションを使い分けたい
- 『HITMAN』やアンチャが好き
慎重に検討したい人
- 日本語音声(吹き替え)が必須
- 長大な周回コンテンツを求める
- 動作の安定性を最重視する
- 映画のようなスパイアクションを体験したい人
- ステルスとアクションを柔軟に使い分けたい人
- 『HITMAN』やアンチャーテッドが好きな人
- 日本語音声(吹き替え)が必須の人
- 長く遊べる周回型コンテンツを求める人
- 動作の安定性を何よりも重視する人

