Celeste には、クリアだけでは終わらない収集要素が用意されている。イチゴ、カセットテープ、クリスタルハート――それぞれ性質と役割が異なり、集めることでゲームの遊び方そのものが広がる。本記事では、3種類の収集要素が何なのか、どこにあるのか、どう向き合えばよいのかを整理して解説する。
- レッドストロベリーは175個。実績は30個・80個・175個の3段階
- 第6章とFarewell(第9章)にはレッドストロベリーが無い
- カセットテープ→Bサイド→赤いハート、と解放が連鎖する
- ハートは「ハートドア」を開けるための鍵。第8章で4個、8Bで15個、8Cで23個
- 全部で202個(レッド175+ゴールデン26+ムーンベリー1)

▶1. クリアには必須ではない
レッドストロベリーは全部で175個あり、入手しなくてもゲームをクリアできる。能力が強化されるわけでもない。あくまで「その難所を突破した」という腕前の証明として存在している。
ただし実績は3段階で用意されており、30個・80個・175個がそれぞれの条件になっている。さらにエピローグ最後のパイの絵と登場人物の反応が、集めた数によって変わる。ご褒美が完全に無いわけではない。
▶2. どこに無いかを知っておく
意外に知られていないが、レッドストロベリーが存在しない場所がある。
- 第6章とFarewell(第9章)のAサイドには1個も無い
- BサイドとCサイドにも一切配置されていない
「取り逃したかもしれない」と思って探し回る前に、まずここを確認したい。Bサイドを周回してイチゴを探すのは完全な徒労である。
▶3. 取得には寄り道と技術が要る
多くのイチゴは、本来のルートから外れた危険な場所に置かれている。取りに行くこと自体が一つの挑戦であり、しかも取得後に地面へ着地しないと獲得が確定しない。無理に狙って何度も死ぬより、余裕が出てから挑むのが現実的だ。
▶4. 2つの厄介な変種を見分ける
イチゴには、普通に近づくだけでは取れない種類がある。取れないのではなく、取り方が指定されていると考えるとよい。
| 種類 | 仕掛け | 対処 |
|---|---|---|
| 翼付き(Winged) | その部屋でダッシュした瞬間に飛び去る | ノーダッシュで到達する。飛んでいる最中でも触れれば取れる |
| 種(Strawberry Seeds) | 部屋に散った種を全部集めるとイチゴが出現 | 全部集める前に地面へ触れると種が元位置に戻る。空中で繋ぎ切る |
翼付きは「なぜか届かない」と感じたときに疑う。ダッシュを一度でも使うと上へ逃げていくので、ダッシュ前提で組み立てているうちは永久に届かない。
▶1. 各章のAサイドに1つずつ、全8個
カセットテープはFarewell を除く各章のAサイドに1つずつ、合計8個ある。イチゴと違い、これは明確なご褒美がある収集要素だ。
隠し部屋の見分け方は分かりやすい。カセットブロックが置かれ、BGMが8ビット調のリミックスに切り替わる部屋が、そのままカセットの部屋である。音が変わったら「今その部屋にいる」と考えてよい。
▶2. 入手するとBサイドが解放される
カセットテープを手に入れると、その章のBサイドと呼ばれる高難度ステージが解放される。Bサイドは本編より遥かに難しく作られており、本編を余裕でクリアできる人向けの挑戦になる。
見落とされやすい仕様が2つある。
- Aサイドをクリアしていなくても、カセットさえ取ればBサイドに入れる
- Bサイドをクリアすると、Aサイドと同じように次の章が解放される
つまりBサイドで章を進めることもできる。速度を競うプレイでは、Aサイドより短い第5章・第6章のBサイドを使う手が知られている。
▶1. 色がそのまま入手元を示す
クリスタルハートはダッシュで突っ込むと取れる。色は入手元で決まっている。
| 色 | どこにあるか |
|---|---|
| 青 | 各章のAサイド(本編の隠し場所) |
| 赤 | 各章のBサイドの最後 |
| 金 | 各章のCサイドの最後 |
| 灰 | Farewell(第9章) |
▶2. ★用途は「ハートドアを開ける鍵」
ここが本作の収集要素で最も重要な仕組みだが、意外と説明されない。クリスタルハートは飾りではなく、先へ進むための鍵である。特定の場所にハートドアという壁があり、所持しているハートの数が足りないと開かない。
| 場所 | 必要なハート数 |
|---|---|
| 第8章 Aサイド(3番目の部屋) | 4個 |
| 第8章 Bサイド(2番目の部屋) | 15個 |
| 第8章 Cサイド(最初の部屋) | 23個 |
| Farewell(第9章)の中盤 | 15個 |
第8章に入るだけなら4個で足りるが、Farewellを最後まで見るには15個が要る。15個は「全Aサイド+ほぼ全Bサイド」に相当するため、物語を完走したいなら、実質的にBサイドから逃げられない。ここを知らずに進むと終盤で足止めを食う。
なおFarewellのハートドアは上から落ちてくるタイプで、アシストモードの無敵を付けていてもこれだけは押し潰されて死ぬという珍しい例外がある。
▶3. アクションよりパズル性が高い
Aサイドの青いハートの特徴は、アクションの難しさよりも「どうやってそこに辿り着くか」というパズル性が高い点にある。普段は行かないような場所に置かれており、道順や仕掛けの意味を考える必要がある。力技で突破するのではなく、じっくり観察して答えを見つける楽しさがある。
一方Bサイド・Cサイドのハートはステージの終点そのもので、探す必要はない。触れた瞬間にその面がクリアになる。探索するのはAサイドだけ、と割り切ってよい。
本作の収集要素は独立しておらず、一本の連鎖になっている。ここを図として持っておくと迷わない。
- Aサイドでカセットを取る → その章のBサイドが開く
- Bサイドをクリアして赤いハートを得る
- 全Bサイドを踏破して、第8章Bサイド(ハート15個が必要)をクリアする
- → Cサイドとゴールデンストロベリーが同時に解放される
- 全Cサイドを踏破して、第8章Cサイド(ハート23個が必要)をクリアする
- → バリアントモードが解放される
Cサイドは3〜4部屋しかない代わりにチェックポイントが無い。 短いが一度も落とせないので、長さと難しさが釣り合っていない章という理解でよい。
▶ゴールデンストロベリーの条件
第8章Bサイドをクリアすると解放され、クリア済みの章の冒頭に金色のイチゴが出現する。拾ったらその章を一度も死なずに最後まで走り切るのが条件で、途中で死ぬとイチゴを失い、拾った部屋まで戻される。
全26個あり、残る1個がFarewellの最奥にあるムーンベリー。レッド175+ゴールデン26+ムーンベリー1で202個という総数になる。

▶1. まずは本編クリアを優先する
収集を意識しながら初見の章を進めると、難易度も精神的負担も跳ね上がる。まずは素直に本編を最後まで進め、操作に習熟してから収集のために戻るほうが、結果的に早く、そして楽しく集められる。
▶2. 章を選んで戻れる
クリア済みの章には自由に戻れるため、取り逃しても問題ない。気に入った章から少しずつ回収していけばよい。
▶3. 無理に完璧を目指さない
すべての収集要素を集めるのは相当な腕前を要する。全部集めることだけが正解ではないので、自分が楽しいと感じる範囲で挑戦するのがよい。物語を見届けるだけでも、本作の価値は十分に味わえる。
▶1. 章ごとに目的を絞る
一度の周回で「イチゴも、カセットも、ハートも」と欲張ると、集中力が続かず結局どれも取り逃す。まずはカセットテープだけ、次にクリスタルハートだけ、と目的を一つに絞って章を回るほうが、確実で気持ちも楽だ。
▶2. 怪しい場所の見分け方
収集要素は「なぜここに足場があるのか」「なぜこの通路は行き止まりなのか」といった違和感のある場所に隠されていることが多い。本筋のルートを進んでいて不自然に感じた地点は、たいてい何かがある。立ち止まって周囲を見渡す癖をつけたい。
▶3. 取得は「着地するまで」が勝負
特にイチゴは、触れただけでは獲得が確定しないことがある。安全な足場に降り立って初めて自分のものになるため、取った直後こそ慎重に。ここで落ちて何度もやり直すのは、収集で最もよくある失敗だ。

