総合評価: 90/100 / Steam: Overwhelmingly Positive(圧倒的に好評)/ レビュー数: 144,036件 / 好評率: 97%
- ジャンプ・ダッシュ・壁掴みの3操作だけで奥深く遊べる高難度プラットフォーマー
- 何百回死ぬ設計だが、リトライが速く「もう一回」が止まらない
- アシストモードで難易度を自由に調整でき、誰でも完走できる
- 執筆時点で75%OFFの¥575。名作を試すには絶好のタイミング
Celeste は、Maddy Makes Games(現 Extremely OK Games)が開発した高難度2Dプラットフォーマーだ。「セレステ山」に登る主人公マデリンの物語を通して、不安や自己受容といったテーマを描きつつ、極めて精密なアクションを要求する。2018年の発売以来、レビュー数14万件・好評率97%という「圧倒的に好評」を維持し続けている、インディーゲームを代表する一本である。
本記事では、シンプルな操作から生まれる奥深さと、何度も死ぬ設計の是非、そして誰も置き去りにしないアシストモードの価値を、実際のプレイヤーレビューを交えて率直にレビューする。

▶1. 3つの操作だけで作られた奥深さ
本作の操作は、ジャンプ・ダッシュ・壁掴みの3種類しかない。それだけにルールの理解は一瞬で済み、あとは組み合わせと精度の勝負になる。ダッシュの慣性や空中制御が非常に丁寧に作られており、思い通りに動かせること自体が快感になる。
▶2. 何百回死ぬ、それでも止められない設計
本作では死が前提だ。しかし失敗しても即座に、ほぼ待ち時間なく再開できるため、「今のはこうすればよかった」と考える間もなく次の挑戦に入れる。この高速なリトライが、高難度でありながら理不尽さを感じさせない鍵になっている。

▶3. 誰も置き去りにしないアシストモード
本作の思想を象徴するのがアシストモードだ。ゲーム速度の変更や無敵などを自由に設定でき、アクションが苦手な人でも物語を最後まで見届けられる。「難易度で人を選ばない高難度ゲーム」という難しい両立を実現しており、多くのプレイヤーから支持されている。
97%という高評価の一方で、難易度と操作の精密さゆえの不満も存在する。
▶シビアな入力精度が求められる
要求される入力が非常に細かく、少しのズレが即死につながる場面が多い。特にアナログスティックでの操作は、8方向のダッシュ判定との相性で意図しない方向へ飛んでしまうことがある。
▶「作業感」を覚える人もいる
新しいギミックが登場しても、結局は精密な操作の反復に帰結するため、成長実感を得られず空虚に感じるという声もある。死んで覚える設計が合わない人には、途中で辛くなる可能性がある。
使ったほうがよい人
- 物語やクリアを最優先したい
- アクションが得意ではない
- 同じ場所で何十回も詰まっている
まず標準で挑みたい人
- 達成感を最大限に味わいたい
- 高難度アクションに慣れている
- 収集要素まで極めたい
- 高難度アクションの達成感を味わいたい人
- シンプルな操作で奥深いゲームが好きな人
- 名曲揃いのサウンドトラックを楽しみたい人
- 苦手でも「物語は最後まで見たい」人(アシストモードあり)
- 精密な入力の反復が苦痛な人
- 何度も死ぬ設計が受け付けない人
- のんびり進めるゲームを求めている人
通常価格は¥2,300だが、執筆時点では75%OFFの¥575(セールは7月28日まで)。この価格でこれだけの完成度と作品性を味わえるタイトルは多くない。少しでも気になっているなら、セール中に手を取る価値は十分にある。

