灼熱の「ヘル・エー」(地獄のロサンゼルス)を舞台に、ゾンビをめった斬りにする――『Dead Island 2』は、長い開発期間を経てついに登場した、一人称ゾンビアクションです。美しいグラフィックと、ゾンビの損壊が緻密に描かれる「FLESHシステム」、ドッジやカウンターを駆使した手応えあるアクションが光ります。一方で、大味な戦闘バランスや評価の低いシナリオなど、人を選ぶ点もはっきりしており、評価は賛否に分かれています。
- ゾンビを吹っ飛ばす爽快感とグラフィック・損壊表現は高品質
- ドッジ&カウンターのアクション性は高いが、戦闘バランスは大味との声
- シナリオの評価は低め。「アクションを楽しむ割り切り」が必要
- フルプライスより、セール時にマルチで遊ぶのが満足度が高い

『Dead Island 2』は、Dambuster Studiosが開発しDeep Silverが販売した一人称ゾンビアクションです。2024年にリリースされ、ゾンビ禍に陥ったロサンゼルスを舞台に、近接武器と銃を駆使して大量のゾンビをなぎ倒していきます。
本作の核は、なんといってもゾンビを物理的に破壊する爽快感です。武器のレベルアップや多彩なゾンビの種類により、戦いの場面は飽きさせません。一方で、シナリオや戦闘バランスには厳しい声もあります。本記事では、その魅力と賛否を、実際のプレイヤーの声とともに整理します。
▶1. ゾンビを破壊する圧倒的な爽快感
本作最大の魅力は、ゾンビを物理的に切り刻み、吹き飛ばす爽快感です。多彩なゾンビの種類と死に方のパターンが、戦闘を最後まで飽きさせません。
▶2. 手応えのあるアクション
ドッジ(回避)やカウンターを駆使した近接アクションは、シリーズの中でも歯ごたえがあります。美しいグラフィックも没入感を高めます。

▶3. マルチプレイで化ける
友人との協力プレイなら、本作の爽快感はさらに引き立ちます。セール時の手頃な価格も相まって、コスパよく楽しめます。
本作の戦闘がどう遊ばれているかは、実績によく表れています (以下いずれも2026年8月時点のSteam実績統計)。
| 行動 | 達成率 |
|---|---|
| 部位破壊を100回行う | 65.0% |
| 酸・火・ショックでゾンビを100体倒す | 53.0% |
| とどめの一撃でゾンビを25体倒す | 51.0% |
| エイペックス変異体を10体ノックダウンする | 41.6% |
| 防御行動を25回完璧に成功させる | 34.6% |
部位破壊の100回が65.0%で最も高く、 これが本作の戦闘の骨格だとはっきり分かります。
同時に**属性ダメージ(53.0%)**も半数を超えており、 殴るだけでなく、属性を乗せて倒す遊び方が標準になっています。
一方で**完璧な防御行動が34.6%**まで下がります。 受けの技術まで踏み込む人は3分の1ということで、 「難易度が物足りない」と感じる場合、 防御を使わずに押し切れてしまっている可能性があります。
▶育成と収集
スキルカードを30個入手した人は39.4%、 武器1つを最大までアップグレードし、全スロットを埋めた人は38.5%。
カードを組み替える仕組みに踏み込む人が4割程度という分布です。 スキルカードは本作の育成の中心なので、 ここを触らないまま進むと、単調に感じやすいでしょう。
収集面では日記を50個集めた人が40.2%。 物語の補足がここに置かれています。
▶進行の落ち方
序盤の区切りは85.1%、次が71.5%、 その後は**51.1% → 48.9% → 44.3% → 39.7%**と推移します。
大きな崖が無く、緩やかに減っていく分布です。 特定の場面で詰まる作りではない、と読めます。
▶基本情報と対応環境
開発はDambuster Studios、販売はDeep Silver、 発売は2024年4月22日、実績は59個です。
日本語はテキスト(字幕・UI)のみの対応で、フル音声は英語のみです。 また難易度の調整、字幕オプション、テキストサイズの調整、 キーボードのみのオプションにも対応しています。
オンライン協力プレイに対応しているので、 一人で単調に感じたら誰かと遊ぶという選択肢もあります。
賛否が分かれる理由は、戦闘バランスとシナリオにあります。
▶大味な戦闘バランス
カウンターが強力すぎて、それに依存しがちな大味なバランスを指摘する声があります。戦い方の幅をもう少し求めたいという意見も。
▶シナリオへの厳しい評価
物語の評価は総じて低く、「ゲームプレイだけを楽しむ割り切り」が必要という声が目立ちます。

- ゾンビを派手に倒す爽快感を味わいたい人
- 友人とマルチプレイで盛り上がりたい人
- ストーリーより純粋なアクションの手触りを重視する人
- 重厚で完成度の高いストーリーを求める人
- 奥深く調整された戦闘バランスを期待する人
- フルプライスでじっくり遊びたい人

