総合評価: 80/100 / Steam: Very Positive(非常に好評)
※レビュー数と好評率は本文上部のスコアカードに最新値を表示しています。
- 敵の手足を切断して倒す独特の戦闘が核のSFサバイバルホラー
- 原作を現代基準で作り直した、リメイクのお手本と評される完成度
- 無重力・無音といった宇宙ならではの恐怖演出が秀逸
- 価格が高めなのでセール時の購入がすすめられている
Dead Space は、Motive が開発し Electronic Arts が販売するSFサバイバルホラーです。2008年の名作を現代の技術で作り直したリメイク作品で、2023年1月に発売されました。宇宙船「イシムラ号」で発生した惨事の真相を追いながら、変異した敵「ネクロモーフ」と戦い抜きます。本編は全12チャプター構成で、実績数は47個。リメイクとしてSteamで高い評価を獲得しています。
本作を特徴づけるのは、敵を倒すために手足を切断するという戦闘設計です。本記事では、その独特さと恐怖演出の完成度、そして価格やPC版の動作といった気になる点を、実際のプレイヤーレビューを交えて率直にお伝えします。

▶1. 「解体」する戦闘という独自性
本作の敵は、頭を撃っても倒れません。有効なのは手足を切断して機能を奪うことです。プレイヤーは作業用の工具を武器として使い、狙いを定めて敵を「解体」していきます。この独特の戦闘は最初こそ戸惑いますが、慣れると強い手応えと快感に変わります。
▶2. 宇宙ならではの恐怖演出
無重力空間、酸素の限られた区画、音が伝わらない真空――宇宙という舞台ならではの状況が、そのまま恐怖演出として機能しています。どこから敵が来るか分からない不安が、視覚だけでなく聴覚からも押し寄せてきます。

▶3. リメイクとしての完成度と日本語対応
映像・音響・デザイン・ゲーム性のすべてが現代基準に刷新され、「お手本のようなリメイク」と評価されています。体力やアイテム情報をスーツや武器に直接表示する没入感の高いUIも健在です。加えて、本リメイクで日本語に対応した点も日本語話者には大きなメリットでしょう。
▶4. 遊べる分量と、実際にどこまで遊ばれているか
本編は全12チャプターで、収集要素として**ログ(音声・テキストの記録)**が多数用意されています。ログを150個集める実績があるほどの量で、イシムラ号で何が起きたのかは、ほぼこのログで語られます。戦闘だけを追うと物語の半分を落とすことになります。
購入判断の材料として、Steamが公開している達成率も見ておきたい(いずれも2026年8月時点)。
| 実績 | 条件 | 達成率 |
|---|---|---|
| ご搭乗ありがとうございます | チャプター1をクリア | 65.8% |
| エクソダス | チャプター12をクリア(本編クリア) | 32.3% |
| 伝説を語り継ぐ者 | ログを150個集める | 31.9% |
| ベンチマークを設定する | 難易度ノーマル以上でクリア | 27.3% |
| 信頼できる契約者 | ニューゲームプラスをクリア | 5.9% |
| ワンガン | プラズマカッターのみでクリア | 4.4% |
| アンタッチャブル | インポッシブルモードでクリア | 3.6% |
買った人の3人に1人しか最後まで行っていません。 これはホラーとしての圧の強さを示す数字でもあり、「怖くて止まる」人が一定数いることを意味します。逆にクリアした人の大半(32.3%中31.9%)はログもほぼ集めているので、入り込めた人はしっかり最後まで浸っているとも読めます。
やり込み側の受け皿としては、ニューゲームプラスとインポッシブルモード、そして最初の武器1本だけで通すという縛りが用意されています。1周で終わる作りではありません。
完成度は高いのですが、価格と動作環境については注意が必要です。
▶価格の高さ
リメイク作品としてはフルプライスに近い価格設定で、「セール時の購入がおすすめ」という声が複数見られます。内容に不満があるというより、価格とのバランスを指摘する意見が中心です。
▶PC版の動作とバグ
環境によってクラッシュが発生する、特定の操作でバグが起きるといった報告があります。また画面が全体的に暗く、設定を調整しないと見づらいと感じる人もいます。
▶周回時のテンポ
周回プレイが推奨される設計でありながら、イベントシーンをスキップできないため、繰り返し遊ぶ際にテンポが悪いという指摘もあります。
- 骨太なサバイバルホラーを求めている人
- 狙撃部位を考える戦略的な戦闘が好きな人
- SF・宇宙を舞台にした閉鎖空間ホラーが好きな人
- 名作を現代の品質で体験したい人
- グロテスクな表現が苦手な人
- 明るく快適に進めたい人
- 価格を重視する人(セール推奨)
レビューでも「セール時がおすすめ」という声が多く、価格を重視するならセールを待つのが賢明です。追加課金で増える要素は無く、ニューゲームプラスもインポッシブルモードも本編に含まれているため、価格に対して得られる分量そのものは少なくありません。ホラーが得意なら、その恐怖と手応えは価格に見合うだけの体験を返してくれます。

