『Deliver Us The Moon』は戦闘のないSFアドベンチャーだが、酸素管理を怠ると思わぬ場面で行き詰まり、広い基地では進路に迷うこともある。この記事では物語の核心には触れず、酸素管理のコツ・探索と進路の見つけ方・パズルの考え方・快適に遊ぶ設定を解説する。静かな月面の謎解きを、つまずかずに味わうためのガイドだ。
- 酸素は有限。補給ポイント(酸素ステーション)の位置を常に意識する
- 進路に迷ったら、光・通路・操作できる装置を手がかりに探す
- パズルは「周囲の装置と電力・酸素のつながり」を見れば解ける
- 一人称で酔いやすい人は視野角や移動設定を調整して快適に

本作で常に意識すべきは酸素だ。宇宙服の酸素は時間とともに減り続け、尽きれば死亡する。探索は「次の補給ポイントまでの距離」を頭に入れて行動するのが基本になる。
▶1. 補給ポイントを把握する
基地内には酸素を補給できるステーションが点在する。新しいエリアに入ったら、まず補給ポイントの位置を確認し、酸素が減ってきたら早めに戻るようにすると事故を防げる。
▶2. 無駄な移動を減らす
酸素を消費するため、行き当たりばったりに歩き回るのは禁物だ。目的地の見当をつけてから動き、寄り道は補給ポイント付近で済ませると安全に進められる。
本作は明確な目的地マーカーが乏しい場面があり、広い基地で「次にどこへ行けばいいか」迷うことがある。
▶1. 光と通路を手がかりに
進める方向は、明るく開けた通路や、点灯した装置で示唆されていることが多い。行き止まりに見えても、操作できる扉やスイッチがないか周囲を確認しよう。
▶2. 操作できる装置を探す
進めなくなったら、まだ操作していない装置や端末がないか探す。電力や酸素を供給する装置を起動することで、新たな道が開けることが多い。
| 状況 | 対処 |
|---|---|
| 進路が分からない | 光・開けた通路・点灯装置を確認 |
| 扉が開かない | 近くの端末・電源装置を操作 |
| 酸素が減ってきた | 補給ポイントへ早めに戻る |
| 行き止まり | 操作していない装置がないか探す |

本作のパズルは、電力・酸素・装置のつながりを理解すれば解けるものが中心だ。難解な謎というより、観察と手順の問題が多い。
▶1. つながりを観察する
ケーブルやパイプ、電力の流れを目で追うと、どの装置を起動すれば目的を達成できるかが見えてくる。まず全体の構造を観察してから操作するのがコツだ。
▶2. 手順を整理する
複数の装置を順番に操作するパズルでは、いきなり手を出さず「何をどの順で動かすか」を考える。一つずつ試して反応を確かめながら正解の手順を組み立てよう。
一人称視点ゆえに、人によっては画面酔いしやすい。設定を調整して快適にプレイしよう。
▶1. 酔い対策の設定
視野角(FOV)や移動・カメラの設定を調整すると、画面酔いを軽減できる。長時間プレイで気分が悪くなる場合は、こまめに休憩を挟むのも有効だ。
▶2. 動作が重いときは画質調整
後半など動作が重く感じる場面では、画質設定を下げると安定する。本作はグラフィックが魅力だが、快適さを優先して調整しても体験の本質は損なわれない。
酸素とパズルに気を取られていると見落とすが、 本作の探索には明確な回収対象がある。 何を探しているのかを知っておくと、寄り道の判断が速くなる (達成率は以下いずれも2026年8月時点のSteam実績統計)。
| 対象 | 内容 | 1つ目 | 全部 |
|---|---|---|---|
| オーディオログ | 音声の記録 | 86.4% | 47.0% |
| ホログラム | 過去の再現映像 | 63.4% | 17.4% |
| アストロツールのデータ | スキャンして完成させる資料 | 73.6% | 15.1%(7つ) |
| スキャン可能情報 | 装置や物の情報 | 90.9% | — |
**オーディオログは半数近くが全部集めているのに、ホログラムは17.4%**である。
この差は探し方の違いから来ている。 オーディオログは通り道に落ちているが、ホログラムは特定の場所で発動する。 「操作できる装置を探す」という本記事の方針を、 ホログラムが出そうな空間でも一度立ち止まるまで広げたい。
▶アストロツールのデータは段階になっている
スキャン系の資料は1つ・3つ・7つという段階で区切られており、 達成率は**73.6% → 45.7% → 15.1%**と落ちていく。
7つ揃える人は6分の1程度なので、 これは明確に「探しに行った人」の数字である。
酸素の残量を見ながら寄り道するかどうかの判断になるが、 補給ポイントの近くでは、迷わずスキャンして回ってよい。
本作は物語を読ませる作品なので、 進行に必要ないが、読むと世界が広がるものが置かれている。
▶コミックが収録されている
「ムーンマン」というコミックシリーズが全て読めるという区切りがあり、 達成率は**11.8%**である。
クリアに相当する区切りが**43.7%**あることを考えると、 最後まで行った人の4分の1程度しか読んでいないことになる。 拾い物のように置かれているので、紙や端末は一度開いてみるとよい。
▶危険な状況にも区切りがある
酸素管理については、死が目前に迫ったときに酸素を見つけたという 区切りがあり、達成率は**17.1%**である。
多くの人はそこまで追い込まれていないということで、 本記事の「補給ポイントを把握する」「無駄な移動を減らす」を守っていれば、 実際にはそこまで厳しくない。
逆にトレーニングを忘れたという区切り(8.6%)もある。 本作には失敗そのものを記録する仕組みがあるので、 一度くらい詰まっても気にしなくてよい。
▶進行の目安
参考までに、進行に対応する区切りの達成率を挙げておく。
- スキャン可能情報を1つ回収する……90.9%
- 序盤の到達点……81.1%
- 中盤の到達点……65.3%
- 終盤の到達点……50.3%
- クリアに相当する区切り……43.7%
始めた人の半数近くが最後まで到達している。 長さの点では身構える必要のない作品である。
酸素の緊張感がある作品なので、まとまった時間が要ると身構えがちだが、 環境面は落ち着いて遊べるように整っている。
Steamのストアページで明示されている対応は次のとおり。
| 項目 | 対応 |
|---|---|
| 日本語 | 対応(音声は英語ほか) |
| フルコントローラサポート | 対応 |
| Steamクラウド | 対応 |
| テレビでのRemote Play | 対応 |
Steamクラウドに対応しているので、 別の機器で続きから遊んでも進行は引き継がれる。
酔い対策の設定と合わせて、短い時間に区切って進める遊び方でも問題ない。 実績は全32個、開発はKeokeN Interactive、 発売は2019年10月10日である。

