総合評価: 88/100 / Steam: Very Positive(非常に好評)/ レビュー数: 45,826件 / 好評率: 88%
- 総合評価:非常に好評(80/100)
- 最大の魅力:シールド・パリィの新メカニクス
- 気になる点:ボス戦の繰り返し感
- 買い時:セール時推奨(目安:15〜40時間)
id Softwareが2025年5月にリリースした『DOOM: The Dark Ages』は、シリーズの根源である激しい近接FPSに、中世ファンタジーとシールド・パリィという新メカニクスを融合させた前日譚的作品です。Steamでは**「非常に好評」**を維持しています。
舞台はSentinelプライム時代の中世風世界。プレイヤーはDOOMスレイヤーとして、城・要塞・地獄の風景を駆け抜けながら、ノコギリ刃のシールドを使った新感覚のFPSアクションを楽しみます。前作DOOM Eternalの高速空中戦闘から一転、本作は地に足のついた重厚な戦闘にシフトしました。

▶1. シールド・ソー・パリィシステム
本作の核はノコギリ刃の付いたシールド。投擲・パリィ・突進の3用途に使い分ける新メカニクスが、DOOMシリーズに新しい戦闘リズムをもたらしました。敵の弾を弾き返し、シールドダッシュで距離を詰め、近接で殲滅する——一連の動作がバイオリンの弓のように流麗に決まります。
▶2. 高度な難易度カスタマイズ
本作は**「初心者でも歯ごたえを保ちつつ遊べる」**設計が秀逸。難易度設定だけでなく、ゲームスピード・敵HP・自分の被ダメージまで個別調整可能で、PvP疲れしたFPSファンには癒し的体験を提供します。
▶3. DOOMシリーズの「根源回帰」
DOOM Eternalの過剰な空中ダッシュ・グラップリングフックを取り除き、**「地に足のついた重厚な戦闘」**へ回帰。シリーズ初期のファンには「正しいDOOM」が戻ってきたと評されています。

▶ボス戦の繰り返し感
本編クリアまでに登場するボスのバリエーションがやや少なめで、似たパターンが繰り返されます。
▶画面揺れの強さ
近接戦闘の臨場感を出すための画面揺れ演出が強めで、3D酔いしやすい人には注意。設定である程度緩和できますが、初期設定では強烈です。
▶Eternalの高速感が好きな人には物足りない
「もっと派手な空中バトル」を求める人には、本作の重厚な作りが地味に感じられる可能性があります。

本作の難易度がどの程度かは、進行の区切りから読み取れます (以下いずれも2026年8月時点のSteam実績統計)。
| 区切り | 達成率 |
|---|---|
| 序盤の節目 | 84.6% |
| 初めて武器をアップグレードする | 76.1% |
| 中盤の大型敵を撃破する | 68.1% |
| 次の大型敵を撃破する | 55.0% |
| さらに次の大型敵を撃破する | 47.2% |
| ゲームをクリアする | 38.6% |
始めた人の38.6%が最後まで到達しています。
落ち方を見ると、**中盤の大型敵(68.1%)から次(55.0%)**が最大の落差で、 13ポイント減っています。
特定の一体で完全に止まるというより、 大型の敵と当たるたびに少しずつ減っていく分布です。 シールドの使い方が身についているかどうかが、そのまま出ていると考えられます。
▶強化を全部揃える人は少数です
本作は強化要素が多いのですが、全部揃える人は限られます。
**シールドのベース強化を全て入手した人は50.4%**いる一方、 近接武器の強化を全て入手した人は25.5%、 **すべての強化を入手した人は21.6%**です。
クリア率38.6%を下回っているということは、 強化を揃えきらずにクリアしている人が多いということでもあります。
「全部集めないと勝てない」という設計ではないので、 詰まったら強化集めより、立ち回りを見直すほうが早いでしょう。
▶クリア後の要素
全てのミッションチャレンジを完了した人は11.1%、 伝承ページを全て入手した人は14.9%、 収集アイテムを全て入手した人は14.8%。
クリア率の半分以下なので、ここは明確にやり込み層向けです。
なお追加キャンペーンをクリアした人は10.4%、 **特別な装備を入手した人は10.6%**です。 本編を終えた先にも、まだ遊ぶ余地は残っています。
▶遊びやすさの設定は手厚いです
難易度の高さが話題になりやすいシリーズですが、 本作は調整の幅が広く取られています。
Steamのストアページには次の対応が明示されています。
- 難易度の調整
- 時間制限付き入力なしでプレイ可能
- 色のオプション
- 字幕オプション
- HDR使用可能
- フルコントローラサポート
- Steamクラウド
難易度を項目ごとに調整できるという点は、 シリーズが苦手な人にとって大きな意味があります。
**クリア率が38.6%**という数字も、 「難しすぎて誰も終えられない」わけではないことを示しています。
▶基本情報
開発はid Software、販売はBethesda Softworks、 発売は2025年5月14日、実績は38個です。
日本語はテキストのみの対応(フル音声は英語ほか)です。 台詞を追いながら戦う作品ではないので、実害は小さいでしょう。
- DOOMシリーズ(特に2016/Eternal以外)のファン
- シングルプレイのFPSを求める方
- 難易度を自分で調整したい方
- 中世風×SF×ホラーの組み合わせが好きな方
- DOOM Eternalの高速空中戦闘を絶対視する方
- 3D酔いしやすい方(画面揺れ強)
- PvPマルチプレイ重視の方
- グラフィックの精細さより演出を優先したい方

