『Heroes of Might and Magic: Olden Era』は、メイン画面を開いた瞬間に「何もわからない」と戸惑う人が多い。だが、都市開発・英雄・軍隊・戦闘という4つの基本を押さえれば、シリーズ未経験でもすぐに沼にハマれる。この記事では、まずチュートリアルから始める理由・序盤の都市開発・英雄と軍隊の育て方・戦術バトルの基本を解説する。一手ずつの判断が勝敗を分ける、奥深い戦略の世界へ踏み出そう。

- チュートリアルで基礎を固める
- 序盤は都市開発と英雄・軍隊の育成を進める
- ターン制戦術バトルの基本を押さえ決戦へ
本作はモードが多く、いきなりカスタムゲームを始めるとルールも目的も分からず挫折しやすい。最初は必ずチュートリアル、続いてストーリーキャンペーンから入ろう。
▶1. チュートリアルで基本操作を覚える
英雄の移動、都市の建設、ユニットの雇用、戦闘の流れといった基本は、チュートリアルで一通り学べる。ここを飛ばすと序盤で迷子になるので、面倒でも先に済ませておきたい。
▶2. キャンペーンで段階的に慣れる
ストーリーキャンペーンは、難易度の上昇が緩やかで、システムを段階的に学べる。最初はノーマル難易度でのんびり進めながら、本作の面白さに浸るのがおすすめだ。
都市は軍隊とリソースを生み出す心臓部だ。何をどの順で建てるかが、序盤の伸びを大きく左右する。
▶1. ユニット生産施設を優先する
序盤は、兵士を雇える生産施設を早めに建てて軍勢の頭数を確保したい。強い軍隊なくしてマップ制圧はできない。資源を生む施設とあわせてバランスよく発展させよう。
▶2. リソースと施設占領を意識する
マップ上には、資源を産出する鉱山や、ボーナスを得られる施設が点在する。英雄でこれらを占領していくことで、都市だけでは足りないリソースを補える。
| 序盤の優先度 | 内容 |
|---|---|
| 最優先 | ユニット生産施設の建設 |
| 高 | 資源産出施設・鉱山の確保 |
| 中 | 英雄のレベル上げ |
| 低 | 高コストな後半施設 |
英雄は軍隊を率いる司令官であり、本作の主役だ。英雄の成長と、率いるユニットの編成が戦力を決める。
▶1. 英雄を戦闘で育てる
英雄は戦闘や探索を通じて経験を積み、能力や呪文を強化していく。序盤から積極的にマップを動き回り、弱い敵を倒して英雄を育てておくと、決戦で大きな差になる。
▶2. ユニットを集約する
戦力を複数の英雄に分散させすぎると、各個撃破されやすい。主力の英雄に強いユニットを集約し、軍勢を一本に束ねるほうが、決戦で力を発揮しやすい。

戦闘は、盤上でユニットを動かすターン制の戦術バトルだ。兵種の相性と配置を意識すると、有利に戦える。
▶1. 兵種の役割を活かす
近接ユニットで前線を支え、遠距離ユニットや魔法で後方から削るのが基本だ。射手は守りつつ撃たせ、近接は敵の射手に素早く接近させると効果的だ。
▶2. 受けに回らない
本作は防衛力が高くなく、一度劣勢になると立て直しが難しい「潔い」バランスだ。決戦では、戦力を整えてから攻勢に出て、一気に決めにいく姿勢が重要になる。
初心者がどこまで進めているかは、実績の達成率から読み取れる (以下いずれも2026年8月時点のSteam実績統計)。
| 区切り | 達成率 |
|---|---|
| 「あともう1ターン」 | 55.0% |
| 「デュエル・オブ・チャンピオンズ」 | 49.3% |
| 「アリアドネの慈悲」 | 48.5% |
| 「ダブルトラブル」 | 33.8% |
| 「レルネのヒュドラ」 | 28.4% |
| 「素晴らしき哉、忍耐!」 | 20.6% |
| 「基礎教育」 | 17.6% |
| 「Act 1・完」 | 9.8% |
**最上位でも55.0%**である。
早期アクセスであることを差し引いても、 始めた人の半数近くが、最初の区切りにも届いていないということになる。
シリーズ経験者向けと言われる作品なので、 チュートリアルを飛ばすと詰まりやすいのは事実だろう。 本記事が最初に「まずチュートリアルから始める」を置いているのは、そのためである。
▶第1幕を終える人は10人に1人
**ストーリーの第1幕を終えた人は9.8%**である。
3つ目の区切り(48.5%)から見ると5分の1まで落ちる。 序盤の数戦と、キャンペーンを1つ通すことの間に大きな差があるということで、 本記事で扱った都市開発・英雄育成・戦術バトルの3点が、 まとめて要求される段階だと考えられる。
まずは第1幕の完了を当面の目標に据えるとよい。 ここに届けば、上位1割に入ることになる。
本作は遊びやすさの設定が幅広く用意されている。 Steamのストアページに明示されているものを挙げる。
| 項目 | 対応 |
|---|---|
| 難易度の調整 | 対応 |
| いつでもセーブ可能 | 対応 |
| 時間制限付き入力なしでプレイ可能 | 対応 |
| 色のオプション | 対応 |
| マウスのみのオプション | 対応 |
| カスタム音量調整 | 対応 |
難易度の調整があるので、 まずは低い難易度でシステムを覚えるという進め方が公式に用意されている。
序盤で全滅を繰り返すより、一度通しで流れを掴むほうが上達は早い。
いつでもセーブ可能なので、 重要な戦闘の前に必ず保存するという運用も有効である。 ターン制の作品なので、一手の失敗を巻き戻せる意味は大きい。
視認性への不満が出ている作品だが、 色のオプションが用意されている点は先に確認しておきたい。
▶対戦もできる
本作はオンラインPvPと共有/分割画面でのPvP、 そしてRemote Play Togetherに対応している。
シングルで詰まったら、 同じ卓を囲むように対戦するという遊び方に切り替えるのも手である。
開発はUnfrozen、実績は22個である。
早期アクセスで実績も22個と少なめなので、 自分で目標を段階的に置くのが遊びやすい。
達成率から逆算すると、次の順番が自然である。
- チュートリアルを終える……ここを飛ばすと後で詰まる
- 最初の区切り(55.0%)に届く……半数が到達している水準
- 中位の区切り(20〜28%)を狙う……システムが噛み合い始める段階
- 第1幕を完了する(9.8%)……ここまで来れば上位1割
下位には**2.1〜2.9%**の区切りがいくつも並んでいる。 やり込みの上限はすでに高い位置に置かれているので、 早期アクセスだからといって内容が薄いわけではない。

