Heroes of Might and Magic: Olden Eraレビュー|名作『3』の魂を受け継ぐ、ターン制ストラテジーの復活
「あと1ターンだけ」が「気づけば朝」になる――ターン制ストラテジーの金字塔『Heroes of Might and Magic III』を愛するプレイヤーにとって、待ち望んだ復活がここにあります。『Heroes of Might and Magic: Olden Era』は、英雄を率いて都市を発展させ、軍隊を編成してマップを制圧していく、由緒あるシリーズの新作です。名作『3』の手触りを色濃く受け継いだ作りは古参から高く評価される一方、早期アクセスゆえの発展途上な面もあります。好評率89%、シリーズ復活への期待が込められた一本です。

『Heroes of Might and Magic: Olden Era』は、Unfrozenが開発しHooded Horseが販売するターン制ストラテジーRPGです。2026年4月に早期アクセスで配信が始まり、名作シリーズの正統な系譜として注目を集めました。プレイヤーは英雄を操作してマップを探索し、都市を開発し、多彩なユニットで軍隊を編成して、ターン制の戦術バトルで敵を打ち破ります。
本作の魅力は、シリーズ最高傑作と名高い『3』の面白さを忠実に受け継ぎつつ、20年ぶりとも言える日本語対応を実現した点にあります。本記事では、その手応えと、早期アクセスならではの注意点を、実際のプレイヤーの声とともに整理します。
▶1. 名作『3』を受け継ぐ戦略の奥深さ
都市開発の順序、マップ上の施設の占領、軍備の拡充――限られたターンの中で何を優先するかを考える楽しさは、まさにシリーズの真骨頂です。
▶2. 一手の重みが効く「潔い」バランス
細かな判断を積み重ね、決戦の一戦で勝敗が決する緊張感も本作の魅力です。守りに回ると立て直しが難しい設計が、攻めの判断を鋭くさせます。

▶3. 待望の日本語対応と高い中毒性
シリーズとしては実に久しぶりの日本語対応で、ストーリーキャンペーンも快適に楽しめます。「あと1回」が止まらない中毒性は健在です。
期待の高い作品ですが、早期アクセスゆえの課題も残っています。
▶早期アクセスゆえのボリューム
現時点ではキャンペーンが途中まで(Act1まで)であり、続きの実装が待たれる段階です。完成形を求める人は、今後のアップデートを待つ選択もあります。
▶視認性と難易度バランスの調整余地
マップの建物が背景に溶け込んで見づらいといった指摘や、ノーマル難易度がやや易しいといった声もあり、今後の調整が期待されます。

刺さる人
- 『HoMM3』など過去作が好き
- じっくり考えるターン制が好き
- 発展途上を一緒に追える
慎重に検討したい人
- 完成した大ボリュームを求める
- 守って立て直す戦い方を好む
- 最新のグラフィック表現を重視
- 『Heroes of Might and Magic III』など過去作を愛する人
- じっくり考えるターン制ストラテジーが好きな人
- 早期アクセスの発展を一緒に追いたい人
- 完成された大ボリュームを今すぐ求める人
- 守りを固めて立て直す戦い方を好む人
- 最新の華やかなグラフィック表現を重視する人

