HITMAN World of Assassination は自由度が非常に高く、初めて触れると「何をどうすればいいのか」で迷いやすい。本作は銃撃戦のゲームではなく、観察と計画で解くパズルに近い。本記事では、何から始めるべきか、変装と潜入の基本、そして最初のミッションを安定して攻略するための考え方を解説する。
- まずチュートリアルと最初のステージで操作と流れを掴む
- 本作はシューターではない。銃で突破すると評価が最も低くなる
- 変装で立ち入れる場所が変わる。潜入の要は服装の管理
- 焦って動かず、まず観察してから計画を立てるのが最短ルート
- 3部作(初代〜HITMAN 3)が1つに統合されており、最初から全ロケーションが対象
- 初心者はまずミッションストーリーをなぞる。ゲーム側が誘導してくれる
- マスタリーレベルを上げると開始地点と持ち込み装備が増える(最大20)

▶1. チュートリアルで操作を掴む
いきなり広大なステージに放り込まれると混乱するため、まずはチュートリアルから始める。基本操作、変装の概念、ターゲットへの近づき方といった土台をここで押さえておくと、その後の理解が段違いに早い。
▶2. 最初のステージで「型」を覚える
序盤のステージは比較的分かりやすく作られており、本作の基本的な流れ――潜入し、観察し、変装し、機会をうかがい、離脱する――を学ぶのに適している。ここで自分なりの手順を作っておくと、以降の複雑なステージでも応用が利く。
▶3. まず「ミッションストーリー」をなぞる
初見で「何をすればいいか分からない」となる最大の理由は、目標が『ターゲットを排除せよ』しか提示されないことにある。だが本作には、ミッションストーリーという誘導つきの筋書きが各ロケーションに複数用意されている。
これを選ぶと、「あの人物の会話を聞け」「この衣装を手に入れろ」と段階的に指示が出るため、迷わず暗殺までたどり着ける。ゲームが用意した「模範解答」を一度なぞる、という位置づけだ。
初心者が最初にやるべきはこれで間違いない。 一度なぞればステージの構造とターゲットの動線が頭に入るので、二周目からは自分の手順を組み立てられるようになる。
▶4. 銃撃戦は「最も評価が低い遊び方」
銃を抜いて強行突破することも可能だが、それは本作で最も雑で、最も評価の下がる方法だ。派手な戦闘を求めるゲームではないと理解し、まずは静かに事を運ぶことを目指したい。
購入前後で混乱しやすいのがここである。HITMAN World of Assassination は、2016年の初代から HITMAN 3 までの3部作を1つにまとめたもので、最初から通しで遊べる。
| 出典 | 主なロケーション |
|---|---|
| 初代 HITMAN | パリ/サピエンツァ/マラケシュ/バンコク/コロラド/北海道 |
| HITMAN 2 | ホークスベイ/マイアミ/サンタ・フォルチューナ/ムンバイ/ホイットルトン・クリーク/ニューヨーク/ヘイヴン・アイランド |
| HITMAN 3 | ドバイ/ダートムア/ベルリン/重慶/メンドーサ/カルパティア山脈 |
「どれから買えばいいのか」を悩む必要はない。 順番に遊べば物語もつながる。逆に言えば分量は非常に多いので、1ロケーションずつ味わい尽くす遊び方が向いている。
各ロケーションにはマスタリーレベルがあり、そこで遊ぶほど上がっていく。上限は20(一部のロケーションは5)で、上がると次のものが解放される。
- 開始地点(内部から始められるようになる)
- 持ち込める装備
- エージェンシーピックアップ(事前に装備を置いておける場所)
つまり**同じステージでも、遊び込むほど「有利な状態から始められる」**ようになる。
これは攻略上とても重要な意味を持つ。今どうしても越えられないステージがあるなら、別のロケーションを進めてから戻るのではなく、そのロケーションを何度か遊んでマスタリーを上げるのが正解になる。装備と開始地点が変われば、同じ目標がまったく別の難易度になる。
なお同じ舞台に縛りを足していくエスカレーション・コントラクトもあり、これもマスタリーを稼ぐ手段として使える。
▶1. 服装で行ける場所が変わる
本作の潜入の中心は変装だ。着ている服装によって、立ち入っても不審がられない区域が変わる。目的地に近づくには、その区域にふさわしい服装を手に入れるのが基本戦略になる。
▶2. 同業者には見破られる
変装は万能ではない。同じ格好をしている人物の一部には正体を見破られることがあるため、「その服装なら誰にでも通用する」と油断しないことが重要だ。危険な相手の位置を把握し、距離を取って行動する。
▶3. 複数の侵入経路を探す
多くのステージには、正面以外にも複数の侵入ルートが用意されている。いきなり本命ルートを突き進むのではなく、安全に入れる経路を探して回ると、リスクを大きく下げられる。
▶1. まず一周、何もせず観察する
初見のステージでは、いきなり行動を起こさず、まず歩き回って全体像を掴むとよい。ターゲットがどこを移動し、どのタイミングで一人になるのか。警備がどこに配置されているのか。この情報こそが最大の武器になる。
▶2. 一度失敗しても財産になる
見つかって失敗しても、その過程で得た知識は次の挑戦で必ず活きる。本作は試行錯誤が前提の設計なので、失敗を恐れず何度も挑むのが上達の近道だ。
▶3. 慣れたら評価を狙う
基本を覚えたら、より高い評価――誰にも見つからず、痕跡も残さずに任務を遂行する――を目指すと、本作の本当の面白さが見えてくる。詳しくは別記事「サイレントアサシン攻略」で解説している。
▶1. 立入禁止区域に堂々と入る
その服装では入れない区域に踏み込むと、周囲から疑われて一気に状況が悪化する。移動する前に「今の自分の格好で、この場所に居てよいのか」を確認する癖をつけると、無用な騒ぎを避けられる。
▶2. 目立つ行動を繰り返す
走る、物を持ったままうろつく、同じ場所に長く留まる――こうした行動は不審に見られやすい。落ち着いて歩き、目的を持って移動するだけで、発覚率は大きく下がる。
▶3. 計画なしにターゲットを追いかける
ターゲットの後ろをずっと付いて回ると、警備に気づかれるリスクが高まる。追うのではなく、ターゲットが一人になる場所を先に見つけて、そこで待つ――この発想に切り替えると成功率が上がる。

