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Marathon レビュー|Bungie復活作、洗練されたFPSとチート問題のジレンマ

13分で読めます234 閲覧
77
/100
やや好評
64,051件のレビュー (77%が好評)
不評 23%好評 77%

良い点

  • +Bungie伝統の洗練されたシューティング
  • +独特のビジュアルとアートディレクション
  • +PvPvEエクストラクション型ループ
  • +Halo/Destiny経験者には親しみやすい
  • +マルチプレイの臨場感

気になる点

  • -チート問題が深刻
  • -エンドゲームの難易度ハードル
  • -カジュアル層にはマッチメイキング不利

総合評価: 80/100 / Steam: Very Positive(非常に好評)

※レビュー数と好評率は本文上部のスコアカードに最新値を表示しています。

価格
¥4,480
同時接続
約3,700人
実績数
14
推奨プレイ
100-500h
  • 総合評価:非常に好評(80/100)
  • 最大の魅力:Bungie伝統の洗練されたシューティング
  • 気になる点:チート問題が深刻
  • 買い時:セール時・Bungieファン推奨(目安:100〜500時間)

Bungieが2026年3月にリリースした『Marathon』は、同名のクラシックFPSのリブートとして注目を集めた、PvPvE型のSci-Fiエクストラクションシューターです。Steamでは累計6万件超のレビューを獲得していますが、好評率は88%から77%へ低下しています(2026年8月時点)。本記事の初稿時点では「非常に好評」でしたが、評価は下方向に動いているという前提で読んでください。

舞台は遥か未来のクレタコロニー。プレイヤーは**「ランナー」としてエイリアン勢力と他プレイヤーが混在するプロックスター遺跡に潜入し、貴重なアイテムを集めて生きて帰還することが目的です。Bungie伝統のシューティングフィールと独特のビジュアルスタイルは唯一無二ですが、チート問題マッチメイキング**に賛否が分かれています。

開発元Bungie
リリース日2026年3月5日
ジャンルPvPvE Sci-Fi シューター
日本語対応UI・音声・字幕 完全対応
プレイ人数マルチプレイ専用
前作Marathon(1994年、Mac版)
Marathon ゲームプレイ画面
Marathon ゲームプレイ画面
Bungie伝統のシューティングフィールが冴えるMarathon(画像:Bungie)

1. Bungie伝統の洗練されたシューティング

BungieはHaloシリーズ・Destinyシリーズで培ったシューティング・フィールを本作にも投入。武器のリコイル、リロード、ヒットフィードバックすべてが極めて気持ちよく仕上がっています。

129時間プレイ 高評価
シューティングメカニズムは見事。Bungieだからこその仕上がりで、ゲーム自体は芸術品の域。あれこれ批判されているが、独特のビジュアルスタイルと世界観構築は本物。

当てた手応え」「敵を倒したリズム」「武器の独自性」——どれも他のFPSとは一線を画す質感です。

2. 独特のビジュアルとアートディレクション

Marathonはグラフィックでも他のFPSと差別化されています。ハードな黒・蛍光色・幾何学的なシェイプで構成された未来的アートワークは、ファッション誌のような美意識を持ち、「単なるFPS」を超えた一作として評価されています。

180時間プレイ 高評価
高品質なシューティング体験。一方で、難易度進行・盾ティアの新規プレイヤーへのアクセシビリティ・スナイパーライフルのPvP支配性については懸念がある。

3. エクストラクション型のPvPvEループ

ゲームの基本ループは「遺跡に潜入 → ルートを集める → 生きて帰還する」というエクストラクション型。Tarkov系に近いが、Bungie風のアレンジで全体的にテンポが速く、初心者でも参入しやすい設計になっています。

Marathon 装備とインベントリ
Marathon 装備とインベントリ
エクストラクション型ルート集めシステム(画像:Bungie)

好評率を引き下げている主因です。

チート問題が深刻

最も多くのレビューで指摘されているのが**チーター(不正プレイヤー)**の存在です。

440時間プレイ 不評
チーター同士が戦っている。Outpost や Cryo Archiveなど一番楽しいはずのマップがハッカーで荒らされて不快な体験になっている。
167時間プレイ 不評
巨額の開発予算をかけている割に、武器バランス・ソロとパーティのマッチメイキングの公平さ・不十分なチート対策が問題。セール待ち推奨。

エンドゲームコンテンツの難易度

初心者・カジュアル層にはエンドゲーム到達のハードルが高く、装備格差が広がるとマッチメイキングで苦戦する場面が増えます。

506時間プレイ 不評
エンドゲームコンテンツの難易度、限られたインベントリ、ハッカーの蔓延。高レベルのプレイヤーがマッチメイキングを支配していてカジュアル層には厳しい。

「Tarkov系」との比較

Tarkov経験者からは「TarkovのほうがやりごたえあるからMarathonは中途半端」という声も。

17時間プレイ 不評
凡庸。同じ感じならTarkovをプレイした方が良い。

本記事は当初「チート対策・マッチメイキングのバランスといった運営面の課題が、現状の楽しさを大きく左右している」と指摘していました。その後の推移を見ると、この懸念は現実になっています。

初稿時2026年8月時点
好評率88%77%
レビュー数約2.8万件約6.4万件

レビュー数が倍以上に増える過程で、好評率が11ポイント下がりました。 つまり後から入ってきた層の評価が、初期の評価より明確に低いということです。本作の品質そのものではなく、運営面の課題が解消されないまま母数が増えたと読むのが自然でしょう。

同時接続数は約3,700人(2026年8月時点)。エクストラクションシューターとしては維持されている規模ですが、リリース直後の水準ではありません。

購入判断としては「様子見」が現時点では妥当です。ゲームの芯は評価されているので、運営面の改善が確認できてから入るほうが後悔が少ないでしょう。

実績は全14個と少なめですが、達成率から定着の様子が読めます(いずれも2026年8月時点)。

実績条件達成率
タウ・セティへようこそ初回ランを完了またはスキップする71.8%
これが『マラソン』初めてシェルの死を経験する68.8%
ラン&リピート7回の脱出に成功する45.5%
ラン.exe21回のランを完了する44.0%
署名契約35件を完了する19.5%
信頼の証ファクションでVIPステータスを獲得する9.2%
熟練のベテラン1シーズンでシーズンレベルを100上げる5.6%

初回ランが71.8%、7回の脱出が45.5%。ここまでは順当ですが、**契約35件で19.5%、VIPステータスで9.2%**と、中盤以降で急に落ちます。

「100〜500時間」という推奨プレイ時間に対して、実際にそこまで遊んでいる人は1割前後という分布です。長期的に遊ばせる設計なのに、そこへ到達する前に離脱する層が多い——これも運営面の課題と整合します。

  • Bungie作品(Halo、Destiny)の経験者
  • 洗練されたシューティング・フィールを重視する方
  • 独特のアートディレクションを楽しめる方
  • フレンドとパーティを組んで定期プレイする方
  • PvPvEエクストラクション系に興味がある方
  • ソロプレイ中心の方(マッチメイキングで不利)
  • チート対策を最優先する方
  • カジュアルにすぐ慣れたい方
  • Tarkovよりリアル系PvPを求める方
最終評価
「品質高いが運営課題」、Bungieファン+セール時購入が最適
MarathonはBungieのシューティング技術と独特のアートディレクションが融合した、ジャンル唯一無二のタイトルです。シューティングの手触りとアートは高く評価されていますが、チート対策・マッチメイキングのバランスといった運営面の課題が、現状の楽しさを大きく左右しています。そしてこの懸念は数字にも表れました。好評率は本記事の初稿時点の88%から77%へ下がり、その間にレビュー数は約2.8万件から約6.4万件へ倍増しています。後から入った層の評価のほうが低いということです。到達率を見ても、初回ランは71.8%が達成しているのに契約35件は19.5%、ファクションのVIPは9.2%まで落ちます。推奨プレイ時間100〜500時間に対し、そこまで遊ぶ人は1割前後という分布です。価格は¥4,480(2026年8月時点、割引なし)。Bungieファンやエクストラクション系経験者には芯の部分を勧められますが、現時点では運営面の改善を確認してから入るほうが後悔が少ないでしょう。
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