九日ナインソール は、弾き(パリィ)を中核に据えた高難度のアクションだ。ただし「弾きを頑張る」だけではボスは倒せない。弾きで与えているのは内傷(仮ダメージ)であり、それを呪符で実ダメージに変えて初めてHPが減るという二段構えの仕組みを理解していないと、いつまでも削り切れずに押し負ける。
本記事では、弾きの受付時間という数値の話から、内傷と呪符の関係、そして「弾けない」はずの紅い攻撃を返す方法までを順に整理する。
- 弾きが与えるのは内傷という仮ダメージで、呪符を起爆して初めて実ダメージに変わる
- 精密な弾きは命中の0.133秒前までの入力。0.133〜0.5秒前は「甘い弾き」で、攻撃力の50%を内傷として自分が負う
- 弾きは成否にかかわらず気力を1獲得する。この気力が呪符の燃料になる
- 紅い攻撃は通常の弾きでは受けられないが、「無量弾き」なら返せる
- 地上では背後からの攻撃を弾けない。空中の弾きは全方向に対応する

本作でいちばん誤解されやすいのが、弾きそのものはHPをほとんど削らないという点である。
弾きが敵に与えるのは内傷と呼ばれる仮ダメージで、これは時間が経てば回復してしまう。この内傷を実ダメージに変換する手段が呪符である。
- 敵の攻撃を弾く → 内傷が蓄積し、気力を1獲得する
- 気力を消費して呪符を貼り、起爆する → 溜まった内傷が実ダメージに変わる
- 再び弾いて内傷を溜める
つまり本作の戦闘は「弾き=チャージ、呪符=収穫」という2工程で回っている。弾きだけを続けても収穫していないので減らず、呪符だけ撃とうにも気力が無い。どちらか一方に偏った瞬間に、ボスのHPバーが止まって見える。
長期戦では、ボスの連打攻撃の合間に呪符を撃ち続けるのが内傷を取りこぼさないコツになる。溜めた内傷を抱えたまま距離を取ると、そのぶんが自然回復で消えてしまう。
弾きには2段階の判定がある。
| 種類 | 入力タイミング | 結果 |
|---|---|---|
| 精密な弾き | 攻撃が当たる0.133秒前まで | ダメージを完全に防ぐ |
| 甘い弾き | 当たる0.133〜0.5秒前 | その攻撃の50%を内傷として自分が受ける |
重要なのは、早すぎる入力は「失敗」ではなく「甘い弾き」として成立してしまうことである。当たった気でいるのに体力がじりじり減っていく場合、たいていは早押しの連続が原因になっている。
ボスの多くは攻撃の間隔をわざとずらすディレイ攻撃を持っており、これは早押しを誘うために置かれている。焦って先に押すのではなく、攻撃が届く直前まで待つ意識に切り替えるだけで被弾は大きく減る。
なお、どちらの弾きでも気力は1つ獲得できる。精密に決められないうちは、甘い弾きで気力を稼ぎつつ呪符で削るという戦い方も成立する。
▶自分が負った内傷は「時間切れ」で消える
内傷は敵に与えるだけでなく、甘い弾きなどで自分も負う。体力バーの見方は次のとおりで、色で区別できる。
- 自分の内傷:体力バーの赤い部分
- 敵の内傷:敵の体力バーの紫の部分
自分の内傷は5秒待つと毎秒4ずつ自然回復していく。回復系の玉石を装備していれば、この回復速度をさらに上げられる。
問題は、内傷を抱えたまま直撃を受けると、その内傷がすべて確定ダメージに変わるという点である。甘い弾きを連発した直後に一発もらって体力が一気に消し飛ぶのは、この仕様が原因だ。甘い弾きが続いたと感じたら、5秒だけ距離を取って赤い部分を消してから戻る――これだけで事故死は目に見えて減る。
▶弾けない攻撃と、背後からの攻撃
以下は通常の弾きでは受けられない。
- 紅(クリムゾン)攻撃
- 電撃・炎・レーザー
- 掴み技
また、地上にいる間は背後からの攻撃を弾けない。一方で空中での弾きは全方向に対応するため、背後を取られやすいボスではジャンプを絡めた立ち回りが有効になる。
「紅い攻撃は避けるしかない」と思われがちだが、スキル『無量弾き』(溜め弾き)を習得すれば返せる。これを知っているかどうかで、終盤ボスの安定感がまるで変わる。
- 弾きボタンを約0.5秒以上長押しして溜める
- ボタンを離すと発動し、離してから約0.36秒以内に到達する攻撃をほぼ全て防ぐ
- 紅い攻撃も、背後からの攻撃も対象に入る
- ただし溜めている間は無防備で、被弾するとその時点で解除される
つまり「読みが当たれば最強、外せば大損」というハイリスク・ハイリターンの技である。確定で紅い攻撃が来るパターンを1つだけ覚えて、そこだけ無量弾きを合わせるという使い方が現実的だ。全部を溜めで受けようとすると、溜め中の被弾で崩れる。

スキルは錬魂を消費してスキルノードで習得する。錬魂は死亡しても失われないので、詰まったら一度戻って強化を進めるのが正攻法である。
| スキル | 効果 |
|---|---|
| 無量弾き | 溜め弾き。紅い攻撃を返せるようになる |
| 一気貫通 | 最大気力3つで呪符を起爆する |
| 行雲流水 | 気力2つで時限式の呪符を起爆する |
| 収放自如 | 長押しで消費する気力の量を決めて呪符を起爆する |
| 呪術 強化 | 呪符起爆の攻撃力が増加する |
| 気力増強 | 気力の上限が1つ増加する |
| 無量奪気 | 無量弾きで獲得する気力が1つ増加する |
| 無量蓄気 | 無量弾きの予備動作で気力を1つ生成する |
| 看破奪気 | 太極蹴りと延髄蹴りで獲得する気力が1つ増加する |
| 跳ね返し | 飛び道具を跳ね返せるようになる |
ボス戦を安定させたいなら、気力の総量を増やす系(気力増強・無量奪気・無量蓄気)を優先したい。気力が尽きた瞬間に内傷を換金できなくなるため、火力そのものより「呪符を撃てる回数」がDPSを決める。
遠距離攻撃を多用するボスに対しては跳ね返しが刺さる。弾くだけでなく飛び道具を返せるので、近づけない時間帯の火力源になる。
主要ボスはおおむね次の順で立ちはだかる(一部は前後する)。
| 順 | ボス |
|---|---|
| 1 | 英招 |
| 2 | 勾芒 |
| 3 | 奄老 |
| 4 | 截全 |
| 5 | 蚨蝶 |
| 6 | 姫 |
| 7 | 伏羲&女媧 |
| 8 | 易公 |
崩せる立ち回り
- 弾きで内傷を溜め、間合いを離さず呪符で換金する
- 攻撃が届く直前まで待ってから弾く
- 背後を取られやすい相手には空中弾きを使う
- 確定の紅い攻撃にだけ無量弾きを合わせる
押し負ける立ち回り
- 弾きだけを続けて呪符を撃たない
- ディレイ攻撃に釣られて早押しする
- 内傷を溜めたまま距離を取って回復させる
- 常時溜め弾きを狙って溜め中に被弾する
弾きそのものの練習と、スキルツリーの詳しい取り方は九日ナインソール パリィ攻略で扱っている。

