Realm of Inkレビュー|水墨画の世界で暴れる、HADES系アクションローグライトの良作
『HADES』に魅了されたプレイヤーなら、この一本は見逃せません。『Realm of Ink』は、水墨画を思わせる東洋的な世界を舞台に、ビルドを組み上げて敵をなぎ倒すアクションローグライトです。台湾のLeap Studioが手がけ、キビキビと動く爽快なアクションと、上振れたときの圧倒的な火力インフレで、ローグライト中毒者から高い評価を獲得しました。一方で「難易度が優しすぎる」という指摘も目立つ、個性のはっきりした作品です。

『Realm of Ink』は、Leap Studioが開発し4Divinityが販売するアクションローグライトです。プレイヤーは武器を選び、ダンジョンを駆け抜けながらスキルや強化を獲得し、自分だけのビルドを構築して最奥のボスを目指します。その構造は名作『HADES』を強く意識したものですが、育成要素の豊富さと水墨画調のビジュアルで独自の魅力を放っています。
好評率92%という数字が示す通り、完成度は高く丁寧に作られた作品です。本記事では、何が中毒性を生み、どこで評価が分かれるのかを実際のレビューとともに見ていきます。
▶1. 上振れが気持ちいいビルド構築
本作最大の魅力は、強化を組み合わせたときのインフレ感です。噛み合ったビルドでは敵が溶けるように消し飛び、その爽快感はローグライト好きにはたまりません。
▶2. HADESを愛する人に響く作り込み
『HADES』の懲罰の盟約に相当する高難易度モードや、豊富な育成要素など、ジャンルファンが喜ぶ要素が手厚く実装されています。

▶3. 丁寧な作りと多彩な武器
複数の武器やスキル分岐、アイテムが用意され、周回ごとに違う立ち回りを楽しめます。ゲーム内用語をその都度確認できるなど、親切な設計も好印象です。
評価が分かれる最大のポイントは、難易度の手応えです。
▶全体的に易しめの難易度
育成要素が強力なぶん、最高難易度でも簡単に感じるという声が複数あります。歯ごたえを最重視するプレイヤーには物足りなく映るかもしれません。
▶突出した独自性は控えめ
完成度は高い一方、『HADES』の枠組みを踏襲しているぶん、ジャンルを覆すような独自システムは控えめです。良くも悪くも「優秀なHADESフォロワー」という位置づけになります。

刺さる人
- ビルドのインフレ・上振れが好き
- HADES系をもっと遊びたい
- 東洋的なビジュアルに惹かれる
合わない可能性がある人
- 死にながら覚える高難度を求める
- ジャンルを覆す独自性を期待する
- 近接で殴る爽快感を最重視する
- ビルドを組んで敵を溶かす爽快感が好きな人
- 『HADES』をクリアして次の一本を探している人
- 水墨画調の美しい東洋世界に惹かれる人
- 死にゲー級の歯ごたえを求める人
- ジャンルの常識を覆す斬新さを期待する人
- 近接で殴り合う手触りを最優先する人

