リ・ストーリー: 思い出修理屋は、預かった機器を分解して直し、報酬を得て店を大きくしていくゲームである。序盤でつまずきやすいのは修理の操作そのものではなく、部品をどう工面するかという資金繰りのほうである。
本記事では、修理の基本サイクル、部品の買い方、そして元手が少ないうちに現金を作る流れを扱う。売却価格などの一部の数値はSteamコミュニティガイドの検証によるもので、その旨を都度明記している。
- 修理は分解 → 清掃 → 部品交換 → 組み直しの繰り返し
- 詰まったらHintが使える。手順を総当たりする必要はない
- 安い機種を複数買って1台に仕上げるのが序盤の稼ぎ方
- 直したらカウンターに置く。配達人が来てその場で現金化される
▶1. 分解して、洗って、換えて、組み直す
作業台に機器を置いたら、ネジを外して筐体を開け、中の基板やケーブルを取り出していく。汚れは落とし、壊れている部品は交換し、最後に元の順序で組み直す。機種によっては超音波洗浄機のような専用の機材や、ファームウェアの更新まで工程に含まれる。
操作は画面左上に出ている3つを覚えておけばよい。対象の回転、ズーム、そしてHintである。
扱う機器は据置ゲーム機から携帯ゲーム機、携帯電話、カメラ、音楽プレーヤー、家電まで幅広い。公式の特徴には「公式に認可されたAtariのゲーム機」が挙げられており、実際にAtari 2600やそのジョイスティックが修理対象として登場する。
▶2. 迷ったら Hint を見る
分解の順番が分からなくなったときのために、ヒント表示が用意されている。手当たり次第にクリックして探す必要はないので、詰まったら早めに使うほうが時間を無駄にしない。
作業台の脇にはクリップボードが置かれており、機種ごとに PRICE(価格)と HOW TO(手順)の項目がまとめられている。初めて触る機種のときはここを見る癖をつけておくとよい。

▶3. 部品箱は機種で絞り込む
買い集めた部品は箱にまとまっていく。箱の上部には機種を選ぶドロップダウンがあり、「Atari 2600」のように指定すればその機種で使える部品だけが並ぶ。並べ替えのボタンも用意されている。使える状態の部品には印が付くので、在庫があるかどうかは開けばすぐ分かる。
部品が増えてくると、どの機種のどの部品を持っているか分からなくなる。修理を始める前に一度この絞り込みを見て、足りない部品だけを買いに行くのが無駄のない進め方である。
▶4. ハンダ付けはマウス感度を下げる
ハンダ付けの工程は細い経路をなぞる形式になっている。あるプレイヤーは「イライラ棒形式なので、マウスの感度は下げたほうがいい」と書いている。ここで手間取るようなら、ゲームを一度中断して感度を調整したほうが早い。
また、機種ごとに組み立ての順番を覚える必要がある。全部を暗記する必要はないが、繰り返し扱う機種については順番が頭に入ると作業速度が目に見えて上がる。
▶1. 3つの購入先を使い分ける
部品はゲーム内のブラウザから買う。タブが3つあり、フリマ(中古の機器そのもの)、ホームセンター、部品専門店に分かれている。必要な部品を専門店で直接買うのが確実だが、そのぶん高くつく。
▶2. ジャンク品は「状態」と出品者を見る
フリマの出品には、動作するかどうかの状態表示、出品者の星評価、そして出品者本人のコメントが付く。「電源が入らない」と書かれているものは安いが、中身がどこまで無事かは開けてみるまで分からない。

▶1. 同じ機種を複数買って、1台に仕上げる
序盤の定石は、安い機種をまとめて買い、部品を寄せ集めて1台を完成させることである。Steamコミュニティガイドの表現を借りれば、**「ジョイスティックを1000で3つ買えば、動くジョイスティックが1つできれば元は取れる」**という考え方になる。
同じガイドは「1つや2つを部品取りとして諦めることを恐れるな」とも書いている。全部を直そうとするより、確実に1台を仕上げるほうが早い。
▶2. 直したらカウンターに置く
修理が終わった機器はカウンターへ持っていく。するとコミュニティガイドによれば、配達人が来てその機器の価値に相当する金額を置いていく。この換金は即時なので、資金が尽きかけているときの回し方として覚えておくとよい。
▶3. 使えない部品はシュレッダーへ
どうしても使えない部品は、シュレッダーにかけて現金に換えられる。ガイドによれば、上位のシュレッダーであれば1部品あたり1000近くになるという。部品箱を圧迫する不良品は溜め込まずに処理してしまってよい。
Steamコミュニティガイドには、全26機種の修理後の売却価格を調べた一覧がある。以下はそのうち上位と下位を抜き出したものである(ゲーム内通貨)。
| 機種 | 修理後の売却価格 |
|---|---|
| Wertu Signatur | 225,000 |
| Blueberry Curl | 117,000 |
| Game Duck | 112,500 |
| IDM Thinkerdad | 99,000 |
| Guitar Legend | 90,000 |
| Nony Playmachine | 54,000 |
| Mapple Mypod | 31,500 |
| Pokia 3310 | 12,870 |
| Atari 2600 | 8,775 |
| Brick Game | 8,100 |
| Eggotchi | 4,680 |
| Atari CX40 | 3,510 |
ここで効いてくるのが、同じ「安いジャンク品」でも利幅がまるで違うという点である。先ほどのフリマ画面では、電源の入らない Nony PlayMachine が5,500、動作する Atari CX40 が2,800で出ていた。売却価格と突き合わせると、前者は直せば桁が変わるのに対し、後者は差額がわずかしかない。
▶1. 納期を忘れる
制限時間そのものは無く、じっくり作業できる。ただし依頼ごとに納期は設定されているので、複数を並行して抱えると忘れやすい。依頼の入り口は、店を訪れる客から直接受けるものと、メールで届くオンラインの注文の2つがある。慣れてくると、メールの注文をまとめて受けてから順に片付ける回し方が効率的になる。
▶2. 稼ぎをどこに使うか迷う
貯めた金の使い道は主に2つ、道具の強化と、修理できる機種を増やすライセンスの購入である。ライセンスを取ると扱える機種が増え、受けられる依頼の幅も広がる。序盤は道具を優先しても構わないが、依頼の単価を上げたいならライセンスに寄せるのが早い。
依頼の単価は日数が進むほど上がる。あるプレイヤーはゲーム内30日をプレイした感想として、序盤は3〜4千円程度の依頼が中心だが、30日目あたりには9万円規模の高額依頼も現れると書いている。ただし高額な依頼ほど機器の状態は悪く、部品の工面に悩むことになる。
▶3. 働きすぎる
営業時間の制約はかなり緩い。あるプレイヤーは「主人公はブラック企業も真っ青の毎日22時間くらいの連日労働が可能」で、徹夜しても特にデメリットは無かったと報告している。時間の制約で失敗するタイプのゲームではないので、焦らず1件ずつ片付けてよい。
▶4. 実績と進行の注意
実績は50個ある。全実績を狙う場合は全機種の組み立て順を把握することになるため、気に入った機種から少しずつ覚えていくとよい。
なお、発売直後には10時間ほど進めた地点でストーリーが進行不能になったという報告が出ている。開発元はパッチを重ねており、8月中だけでも複数回の修正が入っているが、長時間プレイするならセーブの世代を1つ残しておくと安心である。

