『Star Wars Outlaws』は案内がやや不親切で、序盤は「何をどう進めればいいか分かりにくい」と感じやすい。だが、本作の設計は一貫している。騒ぎを起こさないほど得をするようにできているのだ。
シンジケートの評判が下がるのも、帝国のウォンテッドレベルが上がるのも、原因はほぼ「見つかったこと」である。逆に言えば、ステルスを徹底するだけで、評判とウォンテッドという2つの厄介なシステムを同時に無効化できる。この記事では、その具体的な運用を中心に解説する。
- シンジケートはハット・パイク・クリムゾン・ドーン・アシガ・クランの4勢力。片方を立てれば片方が下がる
- 全勢力の評判を高く保つ鍵はステルス。見つからずに仕事を終えれば、相手方の評判は下がらない
- ウォンテッドレベルは最大6。6になるとデス・トルーパーによる捜索が始まり、どこにいても撃たれる
- レベル6の解除方法は1つだけ。デス・トルーパーの野営地で士官からキーカードを奪い、端末を操作する
- ブラスターは速射・パワー・イオンの3モード。ドロイドとシールドにはイオン

本作には4つの犯罪シンジケートが存在する。
| 勢力 | |
|---|---|
| ハット | 銀河の裏社会を古くから握る大勢力 |
| パイク | 密輸で勢力を伸ばすシンジケート |
| クリムゾン・ドーン | 冷徹で組織化された新興勢力 |
| アシガ・クラン | 独自の掟を持つ一族 |
評判が高い勢力の拠点では立ち入り制限区域が開き、商人の品ぞろえと価格が良くなり、専用の依頼が出る。逆に評判が低いと見つかった時点で敵対され、その勢力の縄張りはまともに歩けなくなる。
▶「片方を立てれば片方が下がる」を回避する
依頼の多くは、ある勢力のために別の勢力から何かを奪う形を取る。素直にやれば必ずどちらかが下がる――ように見えるが、抜け道がある。
評判が下がるのは「誰にやられたか」が知られたときである。 つまり、最後まで見つからずに仕事を終えれば、被害を受けた側の評判は下がらない。全勢力の評判を最大まで持っていくプレイヤーが徹底しているのはこの一点で、本作でステルスが推奨される最大の理由でもある。
序盤から神経質になる必要はないが、「戦闘になった=評判を1つ捨てた」という認識は持っておきたい。
帝国に目をつけられるとウォンテッドレベルが上がる。最大は6段階で、上がるほど追手が強く、数が増える。
レベル6に達すると「マンハント(大規模捜索)」が発動する。 ここで出てくるのがデス・トルーパーで、本作でも屈指の強敵が、惑星のどこにいても見つけ次第撃ってくる状態になる。時間経過や逃走では解除できない。
▶レベル6を解除する唯一の手順
- マップに赤いアイコンで**「デス・トルーパー分隊」のワールドイベント**が表示される
- その周辺を巡回している帝国士官を狙って倒す。帝国ターミナルキーカードを落とす
- デス・トルーパーが守っているテントに潜入し、中の端末にキーカードを使う
- ウォンテッドレベルが一気に0まで下がる
士官を倒す段階で騒がれると、デス・トルーパーが一斉に寄ってくる。正面から挑まず、ニックスで注意を逸らして士官だけを静かに落とすのが現実的な手順である。なお、端末は戦闘状態のままだと使えないので、一度追手を振り切ってから操作する。
▶レベル5以下なら手段はいくつもある
そもそも**ウォンテッドが付くのは「ストームトルーパーに増援を呼ばれたとき」**である。呼ばれる前に全員を片付ければ、そもそも指名手配にならない。
付いてしまった場合も、レベル5以下なら解除手段は複数ある。
- 姿を隠して逃げる:街道とトルーパーの視界から外れる。スピーダーで一気に距離を取るのが早い
- 腐敗した士官に賄賂を渡す:クレジットを払って手配を消してもらう
- その場を離れる:追跡されているエリアから移動する
- 宇宙では:最高レベルでなければハイパースペースジャンプで振り切れるほか、衛星通信でも解除できる(いずれも非戦闘状態が条件)
**レベル6だけが例外的に「逃げでは消えない」**ので、5と6の間には大きな壁があると考えておきたい。
本作には汎用的なスキルツリーが無い。アビリティは9人のエキスパートを探し出し、それぞれの専用クエストを達成して弟子入りすることで解放される。関係を築くと、そのエキスパートから6つのアビリティを学べる。
つまり強くなりたければ、レベル上げではなくエキスパート探しに動く必要がある。序盤に伸び悩んだら、経験値ではなく「まだ会っていないエキスパートがいないか」を疑うのが正しい。
代表的なのがアドレナリンラッシュである。ゲージが満タンのときに発動でき、複数の敵をタグ付けしてから一気に撃ち抜く(『レッド・デッド・リデンプション』のデッドアイに近い)。ガンスリンガーのエキスパート「シェリフ・クイント」のクエストを終えると、タグできる敵が2体増え、爆発物のバレルも対象にできるようになる。乱戦を一瞬で畳める手段なので、優先度は高い。
攻略の鍵を握るのが、相棒の小動物ニックスである。
- 敵への妨害:飛びかかって一時的に動きを止める。その隙に背後から無力化する
- 索敵:離れた場所の敵やアイテムを調べさせる
- ギミック操作:手の届かないスイッチの操作、アイテムの回収、端末の補助
- 戦闘補助:交戦中の敵に張り付かせて手数を分散させる
潜入で行き詰まったら「ニックスで何かできないか」を先に考えるのが定石になっている。強化ポイントの振り先としても、ニックス関連は優先度が高い。

見つかってしまったら、遮蔽を使って落ち着いて処理する。ブラスターはモードを切り替えて使う武器である。
| モード | 主な用途 |
|---|---|
| 速射 | 通常の生身の敵。手数で押す |
| パワー | 装甲が厚い敵や硬い目標 |
| イオン | ドロイドとシールド。これらには他モードが通りにくい |
ドロイド相手に速射を撃ち続けて削れない、という詰まり方が初心者には多い。ドロイドとシールド持ちを見たら反射的にイオンへ切り替えたい。
敵から拾った武器も一時的に使えるが、弾切れで捨てることになるので、あくまで緊急時の増援と考える。強化の優先順位としては、ニックス関連 → ロックピック/スライスの速度 → ブラスターのモジュールの順に伸ばすと序盤が快適になる。
ならず者らしい進め方
- 仕事は最後まで見つからずに終える
- ドロイド・シールドにはイオンへ切り替える
- 帝国施設では警報を絶対に鳴らさない
- 詰まったらまずニックスで何ができるか考える
損をする進め方
- 依頼を正面突破して評判を落とす
- 拾い武器を主力にして弾切れで詰む
- ウォンテッドを放置してレベル6まで上げる
- 全勢力に好かれようと依頼選びだけで調整する

