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サブノーティカ:ビロウゼロ レビュー|前作を愛するほど複雑な気持ちになる、それでも潜り続けてしまう水中サバイバル続編

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78
/100
好評
53,099件のレビュー (90%が好評)
不評 10%好評 90%

良い点

  • +深海探索の美しさと没入感は前作同様に素晴らしく、海中のバイオームや生物の描写が優れている
  • +ストーリーが明確で、キャラクターの存在感があり、エンディングまでの物語性が充実している
  • +拠点建築やクラフト要素がパワーアップし、生活家具やハウジング要素が豊富になった
  • +日本語対応で、新規プレイヤーにとっても前作プレイ済みプレイヤーにとってもやりやすくなっている
  • +新しい乗り物や装備、バイオームが追加され、探索の新鮮さが保たれている

気になる点

  • -マップが狭く、前作と比べて深度も浅いため、冒険感と恐怖感が大幅に減少している
  • -地上探索要素が迷路的で複雑すぎ、吹雪などの天候システムがストレスになりやすい
  • -ステイシスライフルやサイクロプスなど前作の重要な要素が削除され、戦略性が低下している
  • -敵対生物が多すぎて執拗に追ってくるため、没入感よりもストレスが増している
  • -前作ほどの高揚感や達成感が感じられず、DLC的な物足りなさが残る

サブノーティカ:ビロウゼロ レビュー|前作を愛するほど複雑な気持ちになる、それでも潜り続けてしまう水中サバイバル続編

総合評価:78/100(好評) Steam評価:Very Positive(非常に好評)|総レビュー数:53,099件|好評率:90%

「怖い、もうやだ、潜りたくない。でも潜りたい。」

前作『Subnautica』をプレイした人なら、このセリフが骨の髄まで刺さるはずだ。深海の恐怖と好奇心が拮抗するあの独特の緊張感は、多くのプレイヤーの心に刻み込まれた体験だった。

その続編『サブノーティカ:ビロウゼロ』は、2021年5月に正式リリース。惑星4546Bに再び舞台を戻し、前作から2年後の物語を描く。開発元はそのままUnknown Worlds Entertainment。約53,000件ものレビューで90%の好評率を誇り、Steam評価は「非常に好評」を獲得している。

しかしレビューの中身を読み込むと、あるパターンが浮かび上がってくる。「単体では面白い。でも前作が強すぎた」 という声が、繰り返し、繰り返し登場するのだ。

本記事ではそんな本作の魅力と課題を、できる限り正直に解説していく。

本作の舞台は極寒の惑星4546B。前作の南国的な温かみのある海から一転、青く冷たい氷海が広がる。それでも海中バイオームの美しさは健在で、蛍光色に光るサンゴ礁、幻想的な生物たち、奥へ進むほど深まる神秘的な雰囲気は、シリーズの真骨頂だ。

探索の没入感は相変わらず高く、好評レビュワーの平均プレイ時間は51時間。一度潜り込めば時間を忘れてしまうゲームであることは、この数字が証明している。

また本作で特に評価が高いのがストーリーの充実度だ。前作はどちらかといえばプレイヤー自身が謎を掘り起こしていくスタイルだったが、ビロウゼロでは主人公ロビンに明確な目的と感情があり、音声ボイス付きのキャラクター交流を通じて物語が展開する。「エンディングまで引き込まれた」「キャラクターへの愛着が生まれた」といった声も多く、ストーリー重視派のプレイヤーには前作以上に刺さる作品かもしれない。

サバイバル・クラフト系ゲームの醍醐味である拠点建築要素は本作でさらに強化された。生活家具やインテリアの種類が増え、自分だけの海底基地を作り込む楽しさは前作を超えている。「深海の底に居心地のいい家を作っている感覚が好き」という声も多く、拠点づくりにこだわりたいプレイヤーにとっては嬉しいアップグレードだ。

新しい乗り物「シースラック」や「スノーフォックス」、新バイオーム「クリスタルケイブ」など、探索を彩る新要素も豊富。前作を遊んだプレイヤーにも新鮮な体験を提供しようという開発の意図は、随所に感じられる。

日本語に完全対応しており、テキストもUIも日本語でプレイ可能。前作未経験者でも世界観に入り込みやすい点は大きなメリットだ。PC動作環境も公式に対応情報が整備されており、ミドルスペックのPCでも快適にプレイできる報告が多い。

正直に言おう。本作の不満点の多くは**「前作との比較」から生まれている**。

まず挙げられるのがマップの狭さと深度の浅さだ。前作では深海へ潜るほど未知の恐怖が積み重なり、「ここまで来てしまった……」という孤独感と達成感があった。しかし本作のマップはコンパクトにまとまっており、あの底知れぬ恐怖感は薄い。

「面白い要素は前作を薄めたもの。つまらない要素は今作のもの」

この辛口な声は、多くのプレイヤーが感じた本質をついている。

前作で愛されたサイクロプス(大型潜水艦)やシーモス、ステイシスライフルといった要素が削除されたことも、根強い不満の声が上がっている。これらの代替手段は用意されているものの、「あの戦略的な楽しさが戻ってこない」と嘆くファンは少なくない。

さらに本作の大きな特徴であり、同時に最大の論争点でもあるのが地上探索要素だ。

「海洋探索ゲームなのに3分の1以上を占める地上探索要素は本当に要りますか?」

吹雪などの天候システムも加わり、地上は快適とは言い難い体験になっている。「極寒の地上を何度も行き来しなければならないのがストレス」「迷子になりやすく没入感が切れる」という意見は多数派だ。

敵対生物の追跡が執拗すぎるという声も目立つ。前作の「基本的には安全、でも一部の生物は本当に怖い」というメリハリある設計と比べ、本作は頻繁に生物に追われるため、恐怖というよりストレスに変換されてしまうシーンが多い。

前作『Subnautica』が大好きで、あの世界をもっと体験したい人深海探索の雰囲気を楽しみながら、しっかりしたストーリーも味わいたい人拠点建築・クラフトにこだわって自分だけの基地を作りたい人前作未プレイで、深海サバイバルアドベンチャーというジャンル自体が初めての人(セール時に特におすすめ)

前作の「広大さ」「深さ」「あの恐怖感」を期待している人サイクロプスやシーモスなど前作の装備・乗り物を愛していた人地上サバイバル要素や天候システムが苦手な人前作を最近クリアして「もっと同じ体験を」と思っている人(期待値の調整が必要)

『サブノーティカ:ビロウゼロ』は、単体のゲームとして見れば十分に水準以上の深海探索アドベンチャーだ。美しい海中世界、充実したストーリー、強化された拠点建築。プレイ時間の目安は30〜50時間で、ボリューム的にも決して物足りなくはない。

しかし、前作『Subnautica』があまりにも傑出した作品だったがゆえに、比較されるほど「薄まった感」が際立ってしまう。

「このゲーム単体で見れば面白いほうだからおすすめ。ただ前作が強すぎたから」

この言葉が、本作の立ち位置を最も正確に表している。

前作未プレイならセール時に迷わず購入を推奨。深海探索サバイバルというジャンルへの入口として、本作は十分に魅力的だ。前作プレイ済みなら、期待値を調整した上で検討を。「前作とは別物」と割り切れれば、十分楽しめる良作であることは間違いない。

それでも結局、あの深海はあなたを呼び続ける。潜るかどうかは、あなた次第だ。

プレイ時間目安:30〜50時間 日本語対応:あり(テキスト・UI完全対応) 購入推奨タイミング:前作未プレイはセール時、前作プレイ済みは期待値調整の上で検討

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ゲーム情報

価格無料/不明
プレイ時間目安30~50時間
好評者の平均51時間
現在のプレイヤー2,501
購入判断
前作未プレイならセール推奨、前作プレイ済みなら要検討
おすすめ対象
Subnauticaの世界観をもっと体験したいファン深海探索と物語の両立を求めるプレイヤークラフト・拠点建築が好きなプレイヤーただし前作プレイ済みプレイヤーは期待値調整が必要