Town to Cityレビュー|戦わない、急がない。ボクセルの街を愛でるコージー都市ビルダー
ノルマも、災害も、敵もいません。ただ、自分の手で可愛らしい街が育っていく――『Town to City』は、そんな「癒し」に特化したコージー(まったり系)都市ビルダーです。緻密なボクセルアートで描かれる世界で、町長として小さな村を少しずつ街へと育てていきます。シムシティやCities: Skylinesのような厳密なインフラ管理ではなく、自分好みの風景づくりを楽しむことに主眼を置いた本作は、好評率98%という驚異的な評価を獲得しています。

『Town to City』は、Galaxy Groveが開発し、Kwaleeが販売する都市建設シミュレーションです。その最大の特徴は、ストレス要素を徹底的に排した「コージー」な設計にあります。戦闘や災害、厳しい経営破綻のプレッシャーはなく、プレイヤーは思い思いに街並みをデザインし、その成長を眺めて楽しみます。
税金や農業といったシステムも一応ありますが、難しく考える必要はありません。住民の小さな要望に応えながら、村を街へと育てていく過程そのものが報酬です。本記事では、この穏やかな作品がなぜこれほど愛されているのか、そして気になる点はどこかを、実際のプレイヤーの声とともに見ていきます。
▶1. ストレスフリーな「癒し」の街づくり
本作の魅力は、何よりもその穏やかさです。失敗を厳しく罰するシステムがなく、自分のペースでのんびりと街を作れます。疲れた日の息抜きにぴったりの一本です。
▶2. 自由度の高い風景デザイン
厳密なインフラ効率よりも、見た目の美しさを重視できるのが本作の持ち味です。豊富な装飾アイテムを使い、自分の理想の街並みを思うままに作り上げられます。

▶3. ノンストレスな住民の要望システム
住民の要望に応えることで、新たな建物や装飾アイテムが解放されていきます。この要望が理不尽でなく心地よいさじ加減なのも、本作が「ノンストレス」と評される理由です。
癒し系として完成度が高い一方、本格的な都市経営を求める人には物足りない面もあります。
▶自由度には制約もある
地形の造成ができない、マップが固定であるなど、本格的な都市建設ゲームと比べると自由度に制約があります。緩く遊べる反面、作り込みの幅を求める人には物足りないかもしれません。
▶一部の配置システムは手間に感じることも
住宅の近くに商店を配置する仕組みなど、一部のシステムを手間に感じるという声もあります。緩さの中にも、最低限の段取りは求められます。

刺さる人
- のんびり癒されたい
- 見た目重視で街を飾りたい
- 失敗を恐れず自由に作りたい
合わない可能性がある人
- 厳密なインフラ経営を求める
- 地形造成など高い自由度が欲しい
- 明確な攻略目標や難度を求める
- ストレスなく、のんびり癒される街づくりを求める人
- インフラ効率より見た目のデザインを楽しみたい人
- 戦闘や災害のないまったりしたゲームを探している人
- シムシティ級の本格的な都市経営を求める人
- 地形造成など高い自由度を重視する人
- 明確な攻略目標や手応えのある難易度が欲しい人

