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レビューTown to City

Town to Cityレビュー|戦わない、急がない。ボクセルの街を愛でるコージー都市ビルダー

13分で読めます248 閲覧
98
/100
圧倒的に好評
7,090件のレビュー (98%が好評)
不評 2%好評 98%

良い点

  • +ストレスフリーな癒しの街づくり
  • +自由度の高い風景デザイン
  • +ノンストレスな住民の要望システム
  • +時間を忘れる没入感

気になる点

  • -地形造成不可などの自由度の制約
  • -商店の配置ルールが手間に感じることも
  • -本格経営派には物足りない

ノルマも、災害も、敵もいません。ただ、自分の手で可愛らしい街が育っていく――『Town to City』は、そんな「癒し」に特化したコージー(まったり系)都市ビルダーです。緻密なボクセルアートで描かれる世界で、町長として小さな村を少しずつ街へと育てていきます。シムシティやCities: Skylinesのような厳密なインフラ管理ではなく、自分好みの風景づくりを楽しむことに主眼を置いた本作は、好評率98%という驚異的な評価を獲得しています。

価格
¥3,250
好評率
98%
実績数
38
プレイ感
まったり
Town to City ボクセルの街
Town to City ボクセルの街
可愛らしいボクセルアートで描かれる、自分だけの街(画像:Galaxy Grove)
  • 総合評価:圧倒的に好評(90/100)
  • 最大の魅力:ストレスフリーな癒しの街づくり
  • 気になる点:地形造成不可などの自由度の制約
  • 買い時:癒し系・まったり街づくりを探すなら買い(目安:20時間以上)

『Town to City』は、Galaxy Groveが開発し、Kwaleeが販売する都市建設シミュレーションです。その最大の特徴は、ストレス要素を徹底的に排した「コージー」な設計にあります。戦闘や災害、厳しい経営破綻のプレッシャーはなく、プレイヤーは思い思いに街並みをデザインし、その成長を眺めて楽しみます。

税金や農業といったシステムも一応ありますが、難しく考える必要はありません。住民の小さな要望に応えながら、村を街へと育てていく過程そのものが報酬です。本記事では、この穏やかな作品がなぜこれほど愛されているのか、そして気になる点はどこかを、実際のプレイヤーの声とともに見ていきます。

開発元Galaxy Grove
販売元Kwalee
リリース日2026年5月26日
ジャンルコージー都市ビルダー
日本語対応字幕・UI対応
対応プラットフォームWindows

1. ストレスフリーな「癒し」の街づくり

本作の魅力は、何よりもその穏やかさです。失敗を厳しく罰するシステムがなく、自分のペースでのんびりと街を作れます。疲れた日の息抜きにぴったりの一本です。

94時間プレイ 高評価
ほのぼのとした都市開発ゲーム。すごく癒されます。のんびりゆったりプレイしたい人にはいいかと思います。

2. 自由度の高い風景デザイン

厳密なインフラ効率よりも、見た目の美しさを重視できるのが本作の持ち味です。豊富な装飾アイテムを使い、自分の理想の街並みを思うままに作り上げられます。

56時間プレイ 高評価
戦闘要素がない街づくりで、ゆっくり自分好みの街や村を作りたい人向けです。グラフィックも可愛いし、装飾要素が沢山あって、時間を忘れて夢中になりました。
Town to City 街の風景
Town to City 街の風景
豊富な装飾で、見た目重視の街並みを自由にデザインできる(画像:Galaxy Grove)

3. ノンストレスな住民の要望システム

住民の要望に応えることで、新たな建物や装飾アイテムが解放されていきます。この要望が理不尽でなく心地よいさじ加減なのも、本作が「ノンストレス」と評される理由です。

41時間プレイ 高評価
癒されたいときにおすすめ。道路も建築もコスト管理がほぼなしで、適当にやっててもかわいい街ができあがる。住民たちの要望に沿ってアイテムが増えていくシステムも楽しく、要望もわがままじゃないのがノンストレス。

癒し系として完成度が高い一方、本格的な都市経営を求める人には物足りない面もあります。

自由度には制約もある

地形の造成ができない、マップが固定であるなど、本格的な都市建設ゲームと比べると自由度に制約があります。緩く遊べる反面、作り込みの幅を求める人には物足りないかもしれません。

17時間プレイ 高評価
シムシティやシティスカシリーズと違って自由度は若干低め(地形の造成は不可能、マップは固定)だが、他の街作りゲームよりは難易度が低く緩く遊べる。トロピコのような施設を設置していく形に近い。

一部の配置システムは手間に感じることも

住宅の近くに商店を配置する仕組みなど、一部のシステムを手間に感じるという声もあります。緩さの中にも、最低限の段取りは求められます。

プレイヤー 賛否
住宅に商店を接続するという作業が面倒。単に道で繋ぐだけでなく、住宅から一定範囲に商店を置く必要があり、その範囲も狭い。
Town to City 発展した街
Town to City 発展した街
小さな村が、自分の手で少しずつ大きな街へと育っていく(画像:Galaxy Grove)

刺さる人

  • のんびり癒されたい
  • 見た目重視で街を飾りたい
  • 失敗を恐れず自由に作りたい

合わない可能性がある人

  • 厳密なインフラ経営を求める
  • 地形造成など高い自由度が欲しい
  • 明確な攻略目標や難度を求める
豆知識: 自由歩行モードやフォトモードを搭載しており、作り上げた街を住民目線で歩いたり、お気に入りの風景を撮影したりできる。眺めて愛でる楽しみが詰まった作品だ。

癒し系という評価を、実際の遊ばれ方から確かめてみます (以下いずれも2026年8月時点のSteam実績統計)。

幸福度に関する実績が、対になる形で2つ用意されています。

区切り達成率
幸福度が100%以上の住民がいる84.3%
幸福度が10%以下の住民がいる50.8%
いずれかの都市の平均幸福度を100%にする47.1%

半数のプレイヤーが、幸福度10%以下の住民を出しています。

つまり完全に失敗しない作品ではありません。 とはいえ**平均幸福度100%を達成した人も47.1%**いるので、 立て直せる範囲の失敗だと言えます。

このバランスが「ストレスフリー」と評価される理由でしょう。 取り返しがつかない失敗にはならないが、手を抜けば数字は落ちるという設計です。

装飾に時間を使う人が多い

風景デザインの自由度については、実際に使われているかが分かります。

装飾を500個設置した人は54.4%1,000個設置した人は38.7%半数以上が500個以上を置いています。

一方で人口を500人にした人は35.7%1,000人は12.8%装飾のほうが人口より達成率が高いという逆転が起きています。

街を大きくするより、見た目を整えることに時間を使っているわけで、 本作が実際に何を求められているかがはっきり出た数字です。

なおサンドボックスステージを開始した人は27.0%、 **ペットを割り当てた人は22.1%**です。

  • ストレスなく、のんびり癒される街づくりを求める人
  • インフラ効率より見た目のデザインを楽しみたい人
  • 戦闘や災害のないまったりしたゲームを探している人
  • シムシティ級の本格的な都市経営を求める人
  • 地形造成など高い自由度を重視する人
  • 明確な攻略目標や手応えのある難易度が欲しい人
最終評価
急がず、戦わず、ただ愛でる。癒しに特化したコージー都市ビルダー
Town to Cityは、ストレス要素を徹底的に排し、可愛らしいボクセルの街を自分のペースで育てる喜びに特化した作品です。豊富な装飾による自由なデザイン、ノンストレスな住民の要望システムが、好評率98%という驚異的な評価を支えています。地形造成ができないなど本格派には物足りない制約はありますが、それは「緩く遊べる」という長所の裏返しでもあります。疲れた日の癒しや、自分だけの理想の街並みづくりを求める人にとって、時間を忘れて没頭できる優しい一本です。
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