総合評価:97/100 / Steam評価:圧倒的に好評(Overwhelmingly Positive) / 総レビュー数:242,967件(好評率97%)
- 総合評価:圧倒的に好評(98/100)
- 最大の魅力:ハイスピードで爽快感のあるゲームプレイ - アドレナリンが止まらない没入感
- 気になる点:日本語対応がなく、日本語化MODの導入が必要
- 買い時:定価でも買い。セール時はさらに推奨(目安:30〜100時間)
「法規制されていないのが不思議です。絶対画面からエンドルフィンだかアドレナリンだかが出てる」
これはSteamに寄せられた、あるプレイヤーの一言です。冗談のように聞こえるかもしれませんが、ULTRAKILLをプレイした人間の多くが、この感覚に深く頷きます。
個人開発者・Arsi "Hakita" Patalaによって2020年9月にアーリーアクセスが開始されたULTRAKILLは、90年代シューターのカオス的な爽快感と、『Devil May Cry』シリーズのようなスタイルスコアシステムを掛け合わせた、唯一無二の高速FPSです。Steamでは「圧倒的に好評」を維持し続けており、インディーゲーム史に残る傑作として名を刻みつつあります。
この記事では、そんなULTRAKILLの魅力と注意点を、プレイヤーの生の声とともにお伝えします。

▶1. アドレナリンが止まらない高速戦闘ループ
ULTRAKILLの基本コンセプトはシンプルかつ狂気的です。「敵を倒して血を浴び、その血で回復しながら次の敵へ突っ込む」。HP回復はアイテムではなく、敵の返り血によってもたらされます。この一点だけで、プレイヤーは常に前線へ飛び込み続けることを強制されます。
逃げれば死に、近づけば生き残れます。このデザインが生み出すのは、止まることを許さない超高速の戦闘体験です。ロケットランチャーを敵に叩き込みながら空中をダッシュし、着地と同時にショットガンで返り血を浴び、すかさず次のターゲットへ滑り込む——そのすべてが数秒以内に完結します。
「脳内麻薬がジャバジャバ出ます。セックスより気持ちいいも過言じゃないと思います」
プレイヤーのこの言葉は、誇張ではありません。ゲームのテンポと手触りが完璧に噛み合った瞬間の快感は、他のゲームでは得難いものがあります。
さらに、このゲームプレイを彩るのがブレイクコア調のBGMです。激しい電子音楽とゲームのテンポが完全に一致しており、プレイ中は音楽とアクションが溶け合うような感覚を味わえます。
▶2. スタイルスコアシステムが生む"報われる"プレイ体験
ULTRAKILLが単なる「速くて派手なFPS」に留まらない理由が、このスタイルスコアシステムにあります。同じ武器を使い続けたり、同じ動きを繰り返したりするとスコアが下がり、多彩なテクニックを組み合わせるほどスコアが跳ね上がる仕組みです。
武器は複数の射撃モードを持ち、パリィ(攻撃を弾き返すアクション)、空中機動、環境を利用したコンボなど、習得すべき要素は山のようにあります。しかしそれらのメカニクスを覚え、組み合わせ始めたとき——プレイヤーは自分が「上手くなっている」実感を得られるよう設計されています。
特にパリィ成功時の演出と効果音は秀逸で、思わずガッツポーズしたくなるほどの気持ちよさがあります。
「ゲーム終了後『ハハッ』という歓喜の笑いがこぼれてしまうくらいにはお勧めです」
好評レビュワーの平均プレイ時間は92時間。それだけの時間をかけて磨き上げたプレイスタイルが、スコアという形で可視化される体験は、このゲームだけの醍醐味です。
▶3. 幅広い難易度設定——誰でも楽しめる工夫
高速かつ高難度という印象を持つかもしれませんが、ULTRAKILLは間口の広さにも配慮しています。難易度は複数用意されており、さらにアシスト機能を通じてダメージ倍率や敵の挙動を細かく調整できます。
FPSに慣れていない初心者でも、設定を工夫すれば物語と戦闘の面白さを体験できます。一方で、全ステージをSランク以上でクリアするという高難度チャレンジも用意されており、上級者のやり込み欲求にも応えてくれます。
「人を選ぶゲームですが、本作に興味を持っているあなたにとってはおそらく神ゲーです」
このレビューが示すように、ULTRAKILLに興味を持った時点で、すでにこのゲームのターゲットユーザーである可能性が高いと言えます。


どれほど優れたゲームにも、注意すべきポイントは存在します。購入前に以下の点を確認しておきましょう。
▶⚠️ 日本語未対応(日本語化MODが必要)
現時点でULTRAKILLに公式の日本語サポートはありません。ゲームプレイ自体は英語が読めなくてもある程度楽しめますが、ストーリーの細部を把握したい場合は有志による日本語化MODの導入が必要になります。MODの導入手順はコミュニティで共有されているため大きなハードルではありませんが、事前に把握しておきたいところです。
▶⚠️ アーリーアクセスのため更新ペースにムラがある
本作は現在もアーリーアクセス段階にあり、コンテンツの追加ペースは時期によって異なります。長期にわたって新コンテンツを待つ時期が生じることも覚悟しておきましょう。ただし、現時点でも十分なボリュームがあり、30〜100時間は優に楽しめるコンテンツが揃っています。
▶⚠️ 武器テクニックの説明が少ない
武器ごとの高度なテクニックはゲーム内でほとんど解説されません。最初は直感で動けますが、スコアを突き詰めようとすると外部のwikiや動画を参照する必要が出てきます。これを「発見の楽しみ」と捉えるか「不親切」と感じるかは人それぞれでしょう。
▶⚠️ 初心者には習得コストがかかる
ハイスピードなゲームプレイは、FPS初心者には最初かなりの慣れを要求します。しかし難易度・アシスト調整を活用すれば壁は乗り越えられます。不評レビュワーの平均プレイ時間が120時間という事実は、「合わなかった人も120時間遊んだ」というある種の皮肉であり、裏を返せばそれだけ引力のあるゲームだということでもあります。
✅ DoomやQuakeなど、90年代クラシックFPSが大好きな人 ✅ Devil May Cryなど、スタイリッシュアクションゲームが得意な人 ✅ スコアアタックやタイムアタックなど、やり込み要素を求める人 ✅ 高難度ゲームに挑戦するのが好きなコアゲーマー ✅ ゲームプレイ中に笑いが止まらなくなる体験をしたい人
❌ ゆっくりとした探索型・ストーリー重視のFPSを期待している人 ❌ 日本語サポートがないと遊べない人(MOD導入も難しいと感じる人) ❌ 完成品のゲームを求めており、アーリーアクセスに抵抗がある人
スコア:98/100 購入推奨度:★★★★★(定価推奨・セール時は迷わず購入)

