『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』は、本編『海賊王と最後の秘宝』と外伝『古代神の秘宝』の2作品を収録したPC版だ。シリーズ初プレイでも問題なく楽しめるが、戦闘・登攀・探索の基本を押さえておくとより快適に冒険できる。この記事では、どちらから遊ぶか・難易度の選び方・戦闘とステルスのコツ・登攀と探索の進め方を解説する。映画のような大冒険を、つまずかずに味わうための入門ガイドだ。

- 本編『海賊王と最後の秘宝』から、控えめの難易度で始める
- 難易度は5段階(練習/初級/中級/上級/プロ)。あとから変更できる
- 敵は「マーク」できる。遮蔽越しでも位置が分かるので事故が激減する
- 手帳が進行のヒントを勝手に整理してくれる。迷ったらまず開く
- アーマー持ちはヘルメットを剥がしてからでないとステルスで倒せない
本コレクションには2作品が入っている。どちらも単体で楽しめるが、遊ぶ順番と難易度を最初に決めておくとスムーズだ。
▶1. 基本は本編から
収録されているのはシングルプレイ専用の2作品である。マルチプレイヤーモードは入っていないので、対戦・協力を期待して買うと肩透かしになる。
| 作品 | 主人公 | 追うもの |
|---|---|---|
| 海賊王と最後の秘宝 | ネイサン・ドレイクと兄サム | 海賊王ヘンリー・エイブリーの秘宝 |
| 古代神の秘宝 | クロエ・フレイザーと傭兵ナディーン・ロス | インドの西ガーツにある「ガネーシャの黄金の牙」 |
物語の規模やボリュームでは『海賊王と最後の秘宝』が本編にあたる。シリーズ未経験なら、まず本編から遊び、その後に外伝『古代神の秘宝』へ進むのが自然な流れだ。2作品は主人公も舞台も別なので、順番を守らなくても話が分からなくなることはない。
▶2. 難易度は5段階。物語重視なら下から2つ
本作の難易度は5段階用意されている。物語と演出をじっくり味わいたいなら、戦闘で詰まりにくい下の段階を選べばよい。
| 難易度 | クリア実績の達成率 |
|---|---|
| 練習 | 39.0% |
| 初級 | 35.3% |
| 中級 | 29.8% |
| 上級 | 5.9% |
| プロ | 2.1% |
(2026年8月時点。上位の実績は下位を兼ねるため、実際の分布は表の差分になる)
中級から上級で達成率が5分の1に落ちている。 ここが本作の実質的な難易度の壁で、上級以上は「演出を味わう」遊び方とは別物だと考えてよい。初回は素直に練習か初級を選び、物語を追うことに集中するのが正解である。
難易度はあとから変更できるので、「戦闘だけ辛い」と感じたら下げてよい。
戦闘は、遮蔽物に隠れて撃ち合うカバーアクションが基本だ。加えて、敵に気づかれずに無力化するステルスも有効な選択肢になる。
▶1. カバーを使って撃ち合う
敵と撃ち合うときは、遮蔽物に身を隠しながら頭を出して撃つのが基本。棒立ちで撃ち合うとすぐに被弾するので、こまめに遮蔽を移動して敵の射線をずらそう。
▶2. まず「マーク」してから動く
本作で最も見落とされている基本機能がこれである。 遠くの敵に照準を合わせるとマーク(タグ付け)でき、以後は遮蔽の向こうにいても位置が表示され続ける。
- 交戦前に見える敵を全部マークしておく
- 遮蔽から出る前に「どこに何人いるか」が分かる
- 背後を取られる事故がほぼ無くなる
実績「抜け目なし(30人の敵をマークする)」の達成率は12.2%(2026年8月時点)で、大多数がこの機能を使わないまま遊んでいる。撃ち合いが辛いと感じたら、腕前より先にここを疑いたい。
▶3. ステルスで数を減らす
戦闘が始まる前に、草むらや物陰から敵に近づいて静かに無力化できる場面も多い。気づかれる前に敵の数を減らしておくと、その後の戦闘が一気に楽になる。
ただしアーマーを着た敵はそのままではステルスで倒せない。先にヘルメットを剥がす必要があり、これを知らないと「なぜか一撃で倒せない敵がいる」という状態になる。
▶4. ロープとぶら下がりは戦闘にも使う
登攀用に見えるロープとぶら下がりは、戦闘の手段でもある。
- ぶら下がった状態から、縁にいる敵を引きずり落とせる
- ロープでスイングしながら撃てる
「登る場所」と「戦う場所」を分けて考えていると、この選択肢が出てこない。高低差のある戦場では、いったん縁にぶら下がってみると一気に有利になることがある。
| 状況 | 立ち回り |
|---|---|
| 戦闘開始前 | ステルスで敵の数を減らす |
| 撃ち合い | 遮蔽に隠れ、射線をずらして撃つ |
| 囲まれた時 | 投擲物や移動で立て直す |
| 体力低下 | 安全な遮蔽に退いて回復を待つ |

本作の移動は、崖や建造物をよじ登る登攀が中心だ。マップ表示が乏しいため、進む先を自分で見つける観察力が求められる。
▶0. 迷ったら「手帳」を開く
「マップ表示が乏しい」と感じるのは正しいが、代わりに手帳がある。ネイト(またはクロエ)は道中で見聞きしたことを自分で手帳に書き込んでいくので、次に何をすべきかは基本的にここに書かれている。
謎解きで詰まったときも、手帳のスケッチが答えの半分を示していることが多い。攻略情報を見る前に、まず手帳である。
▶1. 掴める場所を見極める
登れる出っ張りや手がかりは、よく見ると色や形でそれとなく示されていることが多い。進めなくなったら、周囲を見渡して掴めそうな場所を探そう。焦らず一手ずつ進めば落ちにくい。
▶2. 行き先に迷ったら周囲を観察
マップがないので、次にどこへ向かうか迷う場面がある。そんなときはカメラを回して周囲を見渡し、登れそうな地形や明るく開けた方向を探すと、進路のヒントが見つかる。
物語を進めるだけでなく、各地に隠された宝物(収集要素)を探す楽しみもある。やり込みたい人は意識してみよう。
▶1. 寄り道で宝物を集める
道中には、隠された収集アイテムが各所に配置されている。少し寄り道して周囲を探索すると見つかることが多く、実績ややり込みの達成感につながる。
▶2. 初回は物語優先でもよい
収集を完璧にしようとすると進行が止まりがちだ。初回は物語を優先して駆け抜け、コレクションは2周目や章選択で狙うほうが、テンポよく楽しめる。

