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Yuppie Psycho レビュー|新入社員が巨大企業で魔女を狩る、不条理ピクセルホラーの怪作

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80
/100
圧倒的に好評
9,206件のレビュー (95%が好評)
不評 5%好評 95%

良い点

  • +企業×魔女狩りという唯一無二の世界観
  • +手の込んだ丁寧なホラー演出
  • +可愛さと不気味さの絶妙な同居
  • +¥700とは思えない作り込みとボリューム

気になる点

  • -ストーリーが難解で人を選ぶ
  • -セーブ制限・懐中電灯が煩わしいと感じる声も
  • -ホラー演出が苦手な人には刺激が強い
  • -謎解きで詰まる場面がある

Yuppie Psycho レビュー|新入社員が巨大企業で魔女を狩る、不条理ピクセルホラーの怪作

Yuppie Psycho(ユッピーサイコ)』は、スペインのBaroque Decayが手がけたピクセルアートのホラーアドベンチャーです。主人公は、巨大企業に採用された新入社員ブライアン・パスタナキ。出社初日に彼へ課された業務は、なんと社内に潜む「魔女」を狩ること——。不条理でぶっ飛んだ世界観と、手の込んだ不気味な演出が高く評価され、Steamレビューは「圧倒的に好評」を獲得。¥700という手頃な価格も相まって、多くのホラー好きを唸らせる怪作です。本稿では、その独特の魅力を実プレイヤーの声とともにレビューします。

ジャンル
ピクセルホラーADV
評価
圧倒的好評(95%)
価格
¥700
舞台
巨大企業の社内
  • 新入社員が巨大企業で「魔女狩り」をする、不条理でぶっ飛んだ世界観
  • 手の込んだホラー表現と不気味な演出が丁寧で、雰囲気作りが秀逸
  • セーブの仕組みや懐中電灯が緊張感を生む、歯ごたえのある探索
  • ¥700とは思えない作り込み。可愛さと不気味さの同居が魅力
Yuppie Psycho の巨大企業と主人公ブライアン
Yuppie Psycho の巨大企業と主人公ブライアン
巨大企業を舞台にした、不条理なホラーアドベンチャー(画像:Baroque Decay)

冴えない青年ブライアンは、ある日、超巨大企業「シントラコープ」への採用通知を受け取ります。意気揚々と出社した彼を待っていたのは、まともな新人研修——ではなく、「社内に巣食う魔女を狩れ」という、あまりに非常識な業務命令でした。

ここから始まるのは、企業という日常的な舞台に、オカルトと不条理を大胆に注ぎ込んだ唯一無二のホラー体験です。「ストーリーはよくわからない(むしろ理解できる人いるの?ってぐらいぶっ飛んでる)」という声があるほど、本作の世界観は強烈。その振り切れ方こそが、本作最大の個性です。

1. 手の込んだホラー演出

本作の評価を支えているのが、丁寧に作り込まれたホラー表現です。ピクセルアートでありながら、不気味な雰囲気の演出には手が込んでおり、随所でプレイヤーをゾッとさせます。チープさとは無縁の、しっかりとした怖さが味わえます。

12時間プレイ 高評価
セーブの仕方と懐中電灯が難易度を上げていてしんどかった……作中の世界観を表現しているポイントだと思う。ホラー表現や不気味な演出は手が込んでいてグッド!

2. 緊張感を生むシステム

本作は、ただ怖いだけのゲームではありません。セーブの仕組みや、暗闇を照らす懐中電灯といったシステムが、探索に程よい緊張感を与えています。気軽にセーブできない緊張感は、ホラーとしての没入感を高める巧みな設計です。

Yuppie Psycho の不気味な社内探索
Yuppie Psycho の不気味な社内探索
懐中電灯を頼りに、不気味な社内を探索する(画像:Baroque Decay)

3. 可愛さと不気味さのギャップ

本作の隠れた魅力が、可愛さと不気味さの同居です。主人公ブライアンは健気で愛らしく、「セーブ画面も可愛いし、ゲームオーバーの一枚絵も可愛い」と評されるほど。残酷で不条理な世界の中に散りばめられた愛嬌が、独特の中毒性を生んでいます。

本作で特筆すべきは、価格に対する満足度の高さです。¥700という手頃な値段でありながら、作り込まれたホラー演出、ボリュームのある探索、そして強烈な世界観を堪能できます。プレイ時間も10時間前後とアドベンチャーとしては十分な長さで、コストパフォーマンスは抜群です。

「Executive Edition」では追加要素も加わっており、より充実した内容になっています。ホラーゲームに興味はあるけれど高価なものは手を出しづらい、という人にとって、本作は最高の入り口になるでしょう。

魅力
  • 企業×魔女狩りという唯一無二の世界観
  • 手の込んだ丁寧なホラー演出
  • 可愛さと不気味さの絶妙な同居
  • ¥700とは思えない作り込みとボリューム
注意
  • ストーリーが難解で人を選ぶ
  • セーブ制限・懐中電灯が煩わしいと感じる声も
  • ホラー演出が苦手な人には刺激が強い
  • 謎解きで詰まる場面がある

正直にお伝えすると、本作には人を選ぶ部分があります。まず、ストーリーが非常に難解で、「理解できる人いるの?」と言われるほどぶっ飛んでいます。物語をきっちり理解したい人には、もどかしさが残るかもしれません。

また、緊張感を生むための「セーブの不便さ」や「懐中電灯の制約」は、裏を返せばストレスにもなり得ます。「しんどかった」という正直な感想もある通り、快適さよりも雰囲気を優先した設計です。これらは世界観を表現するための意図的なものですが、テンポよく遊びたい人には合わないかもしれません。とはいえ、その不便さも含めて「味」と捉えられる人には、忘れがたい体験になるはずです。

総合評価
企業で魔女を狩る不条理ホラー。¥700で味わえる、唯一無二の怪作
『Yuppie Psycho』は、新入社員が巨大企業で魔女を狩るという、あまりに不条理で唯一無二の世界観を持つピクセルホラーアドベンチャーです。手の込んだ丁寧なホラー演出、セーブの仕組みや懐中電灯が生む緊張感、そして可愛さと不気味さの同居が、忘れがたい体験を作り上げています。ストーリーの難解さや、あえての不便さは人を選びますが、それも含めて「味」と楽しめる人には深く刺さるはず。何より、この作り込みと強烈な個性が¥700で手に入るコストパフォーマンスは圧巻です。ホラーゲームが好きな人はもちろん、変わった世界観の作品を探している人にも、自信を持っておすすめできる怪作です。
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