SteamNavi
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
Steam Review
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

ドラゴンクエストIII そして伝説へ…レビュー|HD-2Dで蘇った名作、その輝きと賛否

13分で読めます244 閲覧
78
/100
やや好評
4,995件のレビュー (78%が好評)
不評 22%好評 78%

良い点

  • +美しいHD-2Dの絵作り
  • +自由なパーティ編成と職業システム
  • +名作の遊びやすいリメイク

気になる点

  • -フルプライスに見合うかの議論
  • -現代化で探索の緊張感が薄れたとの声
  • -高いエンカウント率と理不尽な難所

国民的RPGの原点が、美しいHD-2Dで生まれ変わりました。『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は、1988年に多くのプレイヤーを熱狂させた不朽の名作を、現代の技術で再構築したリメイクです。職業を選び、性格を決め、自分だけのパーティを編成して魔王バラモスの待つ世界へ旅立つ――その根幹の面白さは健在です。一方で、フルプライスにふさわしい内容なのか、現代的な遊びやすさが探索の手応えを削いでいないかなど、評価は賛否に分かれています。

価格
¥7,678
好評率
78%
実績数
42
クリア時間
30-50h
ドラゴンクエストIII HD-2Dの世界
ドラゴンクエストIII HD-2Dの世界
ドット絵と3D表現を融合したHD-2Dで蘇った世界(画像:Square Enix)
  • 総合評価:やや好評(60/100)
  • 最大の魅力:美しいHD-2Dの絵作り
  • 気になる点:フルプライスに見合うかの議論
  • 買い時:美しい絵で名作を遊びたいなら買い、価格重視ならセール待ち(目安:30〜50時間)

『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は、Square EnixとARTDINKが手がけた、シリーズ第3作のHD-2Dリメイクです。2024年11月にリリースされ、オリジナルの面白さを尊重しつつ、ドット絵と立体的なライティングを融合させた美しいビジュアルで再構築されました。

主人公の他に、戦士・魔法使い・武闘家などから自由に仲間を選び、性格システムで個性づけして冒険するという、当時としては画期的だった自由度の高いパーティ編成が本作の核です。本記事では、リメイクとして何が魅力で、なぜ評価が割れているのかを、実際のプレイヤーの声とともに公平に整理します。

開発元Square Enix / ARTDINK
販売元Square Enix
リリース日2024年11月14日
ジャンルRPG(HD-2Dリメイク)
日本語対応音声・字幕・UI対応
対応プラットフォームWindows

1. 美しいHD-2Dと「ドラクエらしさ」

ドット絵の温かみと、立体的な光や奥行きを融合したHD-2Dの表現は本作の大きな魅力です。当時の雰囲気を残しつつ、現代の美しさで世界を彩っています。

21時間プレイ 高評価
PVじゃさほど魅力に感じなかったが、実際に遊んでみると確かに絵作りは悪くなく、当時のドラクエらしさを残しながらも綺麗に見えるデザインに仕上がっている。

2. 自由なパーティ編成と職業システム

仲間の職業を選び、性格で個性づけし、自分だけのパーティを作る楽しさは健在です。キャラメイクに思い入れを持つ往年のファンも多く、本作の根幹をなす魅力です。

4時間プレイ 高評価
ウィザードリィみたいにキャラメイクできるDQ3には、様々な思い出を詰め込んだ人が居るだろう。ゲームとして随分楽しんだ人も多いのではないだろうか。
ドラゴンクエストIII 戦闘
ドラゴンクエストIII 戦闘
職業と性格で自分だけのパーティを編成して冒険する(画像:Square Enix)

3. 不朽の名作の遊びやすさ

物語と冒険の骨格は名作そのもの。シリーズ初心者にも触れやすいよう現代的な調整が加えられ、レベルアップでの全回復など、ストレスを減らす配慮も見られます。

購入前に知っておきたいのがどれくらいの長さかです。 進行の節目にあたる実績を並べると、輪郭がはっきりします (以下いずれも2026年8月時点のSteam実績統計)。

節目達成率
ルイーダの酒場でパーティに仲間を加える93.2%
いざないのほこらから旅立つ82.9%
船を手に入れる65.9%
中盤の大きな山場を越える61.2%
終盤の目的地へ到達する53.9%
エンディングを見る46.0%

始めた人の46.0%がエンディングまで到達しています。

長編RPGとしては高い水準で、投げ出されにくい作品だと言えます。 とくに船の入手(65.9%)から先の落ち方が緩やかなので、 序盤さえ乗り越えれば最後まで進める設計になっています。

やり込みの上限は高い位置にあります

一方で、その先の目標は明確に難しくなります。

すべての呪文・特技を習得した人は13.3%メダルの景品をすべて貰った人は13.0%しんりゅうの願いをすべてかなえた人は11.0%討伐モンスターリストを埋めた人は7.7%。 そして**すべての実績を獲得した人は6.6%**です。

エンディング到達(46.0%)と比べると、7分の1程度まで下がります。

「昔ながらのRPG」という評価は、この構造にもよく表れています。 クリアまでは丁寧に導かれるが、その先は自分で目標を立てるという作りです。

なお本作は難易度の調整に対応しており、日本語はフル音声対応です。

基本情報

開発はSquare EnixARTDINK、発売は2024年11月14日。 実績は42個で、Steamクラウドに対応しています。

キーボードのみのオプションにも対応しているので、 コントローラーが無くても問題なく遊べます。

賛否が分かれる理由は、価格と、現代化による手触りの変化にあります。

フルプライスに見合うかという議論

価格が¥7,678とフルプライス帯であり、「内容に対して高い」という声が少なくありません。購入のタイミングを見極めたいという意見が目立ちます。

25時間プレイ 賛否
エンカウントが早すぎる。10歩に一回くらいでエンカウントするので結構イライラする。ダーマ神殿あたりから敵がほぼ6体以上で出現し、2回攻撃がデフォみたいになっていて、すぐ死にそうになる。

現代化が探索の緊張感を削いだという声

レベルアップでの全回復や、フィールド上の光るポイントでのアイテム入手など、便利になった反面、「探索の緊張感が薄れた」と感じる往年のファンもいます。

5時間プレイ 不評
マップだけ3Dにしたのにカメラを回転できず、ダンジョンがとても見づらい。レベルアップでHPMP全回復、フィールドの光るポイントでアイテム入手。この点によって、HPMPと相談しながら帰還するといった緊張感は皆無。
ドラゴンクエストIII 冒険
ドラゴンクエストIII 冒険
名作の骨格は健在だが、現代化の評価は分かれる(画像:Square Enix)

楽しめる人

  • HD-2Dの美しい絵作りに惹かれる
  • 自由なパーティ編成を楽しみたい
  • 名作を遊びやすい形で体験したい

慎重に検討したい人

  • 価格に見合う新要素を求める
  • 原作の硬派な探索感を重視
  • 高いエンカウント率が苦手
豆知識: 本作は「2」「1」のHD-2D版とあわせてロト三部作として展開されている。3から始めて時系列順に物語を追う遊び方もでき、シリーズの根幹を一気に体験できる。
  • HD-2Dの美しいビジュアルでドラクエ3を遊びたい人
  • 職業・性格による自由なパーティ編成を楽しみたい人
  • 名作RPGの原点に現代的な遊びやすさで触れたい人
  • フルプライスに見合う大幅な新要素を期待する人
  • 原作の硬派な探索・リソース管理の緊張感を求める人
  • 高頻度のエンカウントや理不尽な難所が苦手な人
最終評価
名作の輝きは健在。だが価格と現代化の手触りが評価を分ける
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…は、不朽の名作をHD-2Dの美しいビジュアルで蘇らせ、自由なパーティ編成という根幹の面白さをしっかり受け継いだリメイクです。一方で、フルプライスに見合うかという議論や、現代化によって探索の緊張感が薄れたと感じる声、高いエンカウント率への不満が、評価を賛否に分けています。好評率77%という数字は、その立ち位置を物語っています。美しい絵で名作を遊びたい人には魅力的ですが、原作の硬派さを求める人や価格を重視する人は、セールや内容をよく見極めてから手に取るのが賢明でしょう。
共有:

みんなのヒント

まだヒントはありません。最初のヒントを投稿してみましょう!

ヒントを投稿する

0/500

関連ゲームのレビュー・攻略