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Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT
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Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT

Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUTレビュー|対馬の風景と誉れの葛藤を描く時代劇オープンワールド

13分で読めます200 閲覧
94
/100
非常に好評
96,341件のレビュー (94%が好評)
不評 6%好評 94%

良い点

  • +和の風景美と風で導く演出
  • +誉れを巡る重厚な物語
  • +型の切り替えと隠密の自由度
  • +日本語音声リップシンク対応

気になる点

  • -物語のトーンが終始重い
  • -オープンワールドの反復に飽きる声
  • -UI周りに一部不便さ

総合評価: 80/100 / Steam: Very Positive(非常に好評)

※レビュー数と好評率は本文上部のスコアカードに最新値を表示しています。

価格
¥7,590
実績数
77
日本語
フル音声対応
協力モード
あり
  • 元寇の対馬を舞台に、侍の誉れと冥人の非情さで揺れる時代劇オープンワールド
  • 風や紅葉で道を示す演出など、和の風景表現が圧倒的に美しい
  • 日本語音声にリップシンク対応。時代劇として違和感なく没入できる
  • 物語は重く、オープンワールドの作業感を感じる人もいる点は留意

Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT は、Sucker Punch Productions が開発し、PC版を Nixxes Software が手がけたオープンワールド時代劇アクションアドベンチャーです。舞台は文永の役、元軍に蹂躙される対馬。生き延びた侍・境井仁が、侍の道を外れた「冥人(くろうど)」として島を取り戻そうとする姿を描きます。2024年5月にPC版が発売され、Steamで「圧倒的に好評」の評価を得ています。

本記事では、和の風景美と重厚な物語という圧倒的な魅力と、オープンワールド特有の作業感といった気になる点の両面を、実際のプレイヤーレビューを交えて率直にお伝えします。

開発元Sucker Punch Productions / Nixxes Software
パブリッシャーPlayStation Publishing LLC
PC版リリース日2024年5月16日
ジャンルオープンワールド/アクションアドベンチャー
日本語対応音声・字幕・UI フル対応(リップシンク対応)
プレイ人数シングル+オンライン協力プレイ
Ghost of Tsushima 対馬の風景
Ghost of Tsushima 対馬の風景
元寇の対馬を舞台に、美しい和の風景が広がる(画像:Sucker Punch Productions)

1. 圧倒的な風景美と和の演出

本作の評価を決定づけているのが映像表現です。風になびく草原、舞い散る紅葉、雨に濡れる竹林――どこで足を止めてもスクリーンショットになる密度があります。目的地を「風」が示すという演出も、UIに頼らず世界に没入させる工夫として秀逸です。

98時間プレイ 高評価
グラフィックが非常に綺麗で、風景を眺めているだけでも楽しい。

2. 「誉れ」を巡る重厚な物語

物語の核心は、正面から名乗りを上げて戦う侍の誉れと、暗殺や奇襲で確実に敵を討つ冥人の手法との葛藤にあります。島の民を守るために何を捨てるのか――その選択が物語全体に重くのしかかり、単なる痛快活劇では終わらない深みを生んでいます。

60時間プレイ 高評価
「誉れ」を捨ててでも護りたかったもの――主人公の選択と葛藤のドラマに強く引き込まれた。
Ghost of Tsushima 一騎討ち
Ghost of Tsushima 一騎討ち
侍として戦うか、冥人として討つか。その選択が物語を貫く(画像:Sucker Punch Productions)

3. 型の切り替えが生む戦闘の駆け引き

戦闘では「型(構え)」を切り替えて敵の武器種に対応します。剣兵・盾兵・槍兵・剛兵それぞれに有効な型があり、乱戦の最中に瞬時に持ち替える判断が求められます。加えて、気づかれていない状況では冥人として暗殺を狙うこともでき、正面突破と隠密のどちらでも攻略できる自由度があります。

47時間プレイ 高評価
数々プレイしたオープンワールドゲームの中でも最高だった。

4. PC版は移植ではなく作り直されている

PlayStation発の作品なので「とりあえず動く移植」を警戒されがちだが、PC版は明確にPC向けの作り込みが入っている

  • ウルトラワイド対応:21:9・32:9に加え、48:9のトリプルモニターまで
  • アップスケーリング:NVIDIA DLSS 3/AMD FSR 3/Intel XeSS。フレーム生成にも対応
  • NVIDIA Reflex / DLAA に対応
  • フレームレート上限が開放されている
  • キーボード+マウス操作をフルカスタマイズ可能
  • 有線接続のDualSenseならハプティックとアダプティブトリガーが機能する

そして本作最大の価値が日本語音声に合わせたリップシンクです。PCのリアルタイムレンダリングで実現しているもので、日本を舞台にした作品を日本語音声で観たときに口の動きがずれません。時代劇として鑑賞するという遊び方が成立するのは、この一点が大きいところです。

本作は**本編(対馬)+壱岐島+冥人奇譚(オンライン協力)**の3本立てで、実績数は77個あります。到達率を見ると、大半のプレイヤーが本編で終えていることが分かります(2026年8月時点)。

実績条件達成率
勉強家石・水・風・月の型を会得する57.8%
一撃必殺冥人の型で20人の敵を倒す40.6%
時の人噂を広めて「對馬の冥人」の二つ名を得る26.3%
汚名返上壱岐を解放する21.6%
幸福というもの壱岐の秘湯・和歌・神社・稽古台をすべて完了15.2%
はじめの一歩冥人奇譚の物語を1つ完了12.0%

壱岐島に到達しているのは5人に1人、冥人奇譚に触れた人は8人に1人です。 価格の高さが気になる人ほど、まだ遊んでいない部分が2つ丸ごと入っているという点は評価材料になります。

一方で**4つの型をすべて会得した人が57.8%**という数字は、戦闘の芯に届かないまま進めている人が4割いることも示しています。型の解放条件は攻略記事で押さえておきたいところです。

高評価が並ぶ一方、万人向けとは言い切れない側面もあります。

物語が重く、爽快感を求める人には向かない

題材が侵略と虐殺である以上、物語のトーンは終始重いままです。「遊んでスカッとしたい」という目的には合わず、途中で気持ちが続かなくなる人もいます。

46時間プレイ 不評
評価は高いが、ゲームをしてすかっとした気分になれないのが残念。ストーリー展開が全体的に暗い。

オープンワールドの反復と、一部のUI周りの不便さ

広大なマップに散らばる収集要素やサブクエストを追ううちに、作業的に感じて飽きたという声もあります。またHUD表示設定など、UI周りの操作にやや不便さを指摘するレビューも見られます。

23時間プレイ 不評
途中から飽きてしまった。おすすめはしない。

侍スタイル

  • 正面からの斬り合いと受け流し
  • 型を切り替えて敵種に対応
  • 時代劇らしい殺陣を味わえる

冥人スタイル

  • 気づかれる前に暗殺で確実に討つ
  • 数的不利を覆せる
  • 誉れある戦い方ではない
豆知識: 日本語音声にはリップシンクが対応しており、口の動きと台詞が自然に一致します。時代劇として観る作品としても完成度が高く、日本語で遊ぶ価値が非常に大きいタイトルです。
  • 美しい和の風景をじっくり味わいたい人
  • 時代劇・侍もののドラマが好きな人
  • 隠密と正面戦闘を選べる自由な戦闘が好きな人
  • 日本語音声で没入したい人
  • 明るく爽快な物語を求めている人
  • オープンワールドの収集・反復が苦手な人
  • 短時間で区切って遊びたい人
最終評価
和の風景美と誉れの葛藤が結実した、時代劇オープンワールドの決定版
Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUTは、風や紅葉が導く美しい対馬の風景と、侍の誉れと冥人の非情さの間で揺れる重厚な物語を高い次元で融合させた作品です。型を切り替える戦闘と隠密の自由度も高く、日本語音声はリップシンクにまで対応しています。物語のトーンは重く、オープンワールド特有の反復に飽きる人もいますが、時代劇として、そして風景を味わう体験として唯一無二の価値があります。定価は高めですが、本編に加えて壱岐島とオンライン協力の冥人奇譚が丸ごと入っており、実際に壱岐へ到達している人は21.6%、冥人奇譚に触れた人は12.0%にとどまります。まだ遊ばれていない部分が2つあると考えれば、内容量は価格に十分見合うと言えるでしょう。

日本を舞台にした作品を、リップシンクの合った日本語音声で味わえる意義は大きく、時代劇好きなら優先度の高い候補になります。

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