Lies of P のボス戦は、ソウルライクの中でも「受け」の精度が問われる設計になっている。回避一辺倒では押し切れず、ジャストガード(パリィに近い完全防御)を軸に攻撃を捌き、相手の体勢を崩して致命の一撃を叩き込む――この基本サイクルを身につければ、序盤の壁ボスから終盤の難敵まで戦い方が一本の線でつながる。
本記事では、特定ボスの細かな数値に依存しない「どのボスにも通じる立ち回りの原則」を中心に、武器の組み替えや回復・召喚といった準備面まで含めて解説する。
- ジャストガードを覚えることが全ボス攻略の前提になる
- 強攻撃で体勢を崩し、致命攻撃で大ダメージを狙う
- 武器は柄と刃を組み替え、相手と自分に合わせて最適化する
- 難所ではスペクターを召喚して被ターゲットを分散させる(スター・フラグメントが必要)

個々のボスの行動を丸暗記するより、まずは共通する攻略の骨格を理解する方が応用が利く。Lies of P のボス戦は次の3つの要素で組み立てられている。
▶1. ジャストガードを主軸にする
攻撃が当たる直前にガードを入力すると、ダメージをほぼ無効化しつつ相手の体勢ゲージを削れるジャストガードが発生する。通常ガードでも被ダメージは減るが、自分の武器の耐久が削れる。連続攻撃をジャストガードで捌き切ることが、本作のボス戦の最大の攻略法である。
そしてジャストガードは相手側の武器も削る。 重ねていくと敵の武器そのものを破壊できる——専用実績「究極のディフェンス(ジャストガードで敵の武器を破壊する)」が存在するほど、狙って起こせる現象だ。つまりジャスガは受けながら相手の攻撃手段を奪う行動でもある。
自分の武器の耐久が落ちたらその場で研いで戻せるので、耐久を理由にガードを控える必要はない。耐久が減っている=ジャスガを取れているという指標だと考えるとよい。
▶2. 体勢を崩して致命の一撃を入れる
強攻撃(チャージ攻撃)を当て続けたり、ジャストガードを重ねると、相手の体勢が崩れて「致命攻撃」のチャンスが生まれる。ここで大ダメージを叩き込めるため、削りきれない体力も一気に持っていける。
▶3. 攻撃の「型」を見てから動く
ボスの連続攻撃には始動モーションがある。最初の一撃を見てから回避かガードを選ぶ意識を持つと、被弾が激減する。焦って先に動くと、ディレイ攻撃に引っかかりやすい。
Lies of P はボスに挑む前の「仕込み」で難易度が大きく変わる。装備とアイテムを相手に合わせて整えるのが上級者の常套手段だ。
▶1. 柄と刃を組み替える
本作の武器は「刃」と「柄」を分解・再結合できる。役割は次のように分かれている。
| 部位 | 決めるもの |
|---|---|
| 柄(ハンドル) | 攻撃モーションと振りの速さ、ステータスの伸び方(スケーリング) |
| 刃(ブレード) | 攻撃力とダメージ種別(斬撃/刺突)、属性 |
自分が伸ばしているステータスに合う柄を選び、相手に通りやすい刃を合わせると火力が安定する。
ここに落とし穴が一つある。 刃の得意なダメージ種別と、柄のモーションが噛み合っていないとダメージにペナルティがつく。 刺突特化の刃を斬りつける柄に付けても本来の威力は出ない。「攻撃力の数字が高い刃」を適当な柄に載せて、かえって弱くなるのが最も多い失敗である。
組むときは、刃の性質 → それに合った振り方をする柄、の順に選ぶ。
▶2. 属性とリージョンアームを使い分ける
敵には燃焼・電撃・酸といった状態異常が効く。人形(メカ)系には電撃、肉体系には炎が通りやすい傾向がある。
重要なのは、属性は武器そのものを持ち替えなくても付与できるという点だ。グラインダー(研ぎ石)には属性を付与する種類があるため、使い慣れた1本のまま相手に合わせられる。「電撃武器を育てていないから人形系が辛い」という詰まり方は、ここを知っていれば起きない。
リージョンアーム(特殊な義手)も場面に応じて装備し、間合いや状況に合った一手を用意しておく。
▶3. 「勝てない」と感じたら腕前より強化を疑う
ボス戦で詰まったとき、多くの人は強化を伸ばし切らないまま挑んでいる。Steamの実績達成率がそれを示している(2026年8月時点)。
| 実績 | 条件 | 達成率 |
|---|---|---|
| 最強のリージョンアーム | リージョンアームを最大レベルまで強化 | 47.0% |
| 極限のポテンシャル | P機関をフェーズ5まで解放 | 44.9% |
| 最強の通常武器 | 通常武器を最大レベルまで強化 | 42.2% |
| 最強の特殊武器 | 特殊武器を最大レベルまで強化 | 41.9% |
とくにP機関は見落とされやすい。レベルアップ(ステータス振り)とはまったく別枠の強化系統で、武器を強くしてもステータスを振っても埋まらない部分をここで底上げする。半数以上がフェーズ5に届いていないので、行き詰まったら真っ先に確認したい。
順番としては、
- P機関を進める(別枠なので伸ばし忘れやすい)
- 主力の通常武器を最大まで強化する(素材は分散させない)
- 相手に合わせて属性グラインダーを用意する
- それでも厳しければスペクター召喚か難易度調整
▶4. パルスセルと投擲を準備する
回復のパルスセルは数と回復量を強化できる。ボス前にスターゲイザーで休んで回復回数を戻しておくこと。投擲アイテムやスローイング系も、遠距離から体勢を削る補助として有効である。
序盤から中盤にかけて、多くのプレイヤーが足止めを食らうポイントがある。共通するのは「焦らず受ける」姿勢だ。

▶1. 最初の壁となるボス
序盤に登場する大型のボスは、攻撃が重く一撃が痛い。ここで召喚できる幽霊(特定具)を呼び出すと、ボスのターゲットが分散し、落ち着いて攻撃を差し込めるようになる。召喚をためらわないことが突破の近道だ。
▶2. 属性持ちの二段階ボス
体力を一定まで削ると行動が激化する二段階構成のボスでは、第二形態で属性攻撃が追加されることが多い。回復は温存気味にし、第二形態に入ってから本格的に削りにいくと安定する。
▶3. 終盤の高速ボス
終盤のボスは手数が多く、回避だけでは追いつかない。ジャストガードで攻撃を捌きながら反撃の隙を作るのが王道。被弾を恐れて下がり続けると的になるため、受けて前に出る勇気が求められる。

