プラネット ズー は自由度が高く多機能なぶん、最初は何から手をつければよいか迷いやすい。そして初心者がつまずく原因はほぼ1つに絞れる。最初に「見栄えのする大型動物」を入れてしまうことである。
人気動物は同時にエンリッチメント(遊具)や社会性の要求がもっとも重く、序盤の資金とスタッフでは要求を満たしきれない。福祉が下がれば評価が落ち、評価が落ちれば来園者が減り、赤字が加速する。本記事では、その逆を行く「小さく確実に回す序盤」を具体的な動物名つきで解説する。
- 最初の動物はイボイノシシ・スプリングボック・インドクジャク。安く、必要な飼育員が少なく、繁殖が早い
- イボイノシシとスプリングボックは同居できる。1つの展示で見応えを稼げる
- 動物園の評価は保護・教育・マーケティング・来園者満足度の4つで構成される
- 福祉は時間をかけて上がる。高いほど動物のスター評価も速く伸びる
- 保護クレジットはフランチャイズ限定。野生への放獣は、成体・高繁殖力・高スターほど多く得られる

| モード | 性格 |
|---|---|
| キャンペーン | 課題をこなしながら操作と経営を段階的に学ぶ。初心者はここから |
| サンドボックス | 資金や条件を自由に設定でき、造園に集中できる |
| フランチャイズ | オンライン経済で動物を売買する。保護クレジットが使えるのはここだけ |
いきなり自由モードへ行くと多機能さに圧倒されやすい。キャンペーンで土台を作ってから、造園を楽しみたいならサンドボックス、経営を突き詰めたいならフランチャイズへ進むのが自然な流れになる。
▶序盤に強い5種
| 動物 | 序盤に向く理由 |
|---|---|
| イボイノシシ | チュートリアルにも登場。安価で維持が楽、必要な飼育員が少ない |
| スプリングボック | 同じく安価で手がかからない。必要な面積が小さく妊娠期間も短いので増えやすい |
| インドクジャク | 繁殖が非常に速く一度に多く産む。餌代がほぼかからない。来園者が展示の中を歩いてもストレスにならない |
| ダチョウ | 維持が容易な部類 |
| リクガメ | 手がかからず、場所も取らない |
▶混合展示で見応えを稼ぐ
イボイノシシとスプリングボックは相性がよく、同じ展示に入れられる。 序盤はこの組み合わせが定番で、1つの敷地で2種ぶんの見応えを出せる。
資金に余裕が出たらサバンナシマウマとセーブルアンテロープを追加できる。アミメキリンも同居可能だが、必要な敷地がかなり大きくなり、専用のシェルターも要るので、経営が安定してからにしたい。
▶大型の人気動物を最初に入れない
大型で客を呼べる動物は、同時にもっとも手のかかる住人でもある。エンリッチメントと社会性の要求が高く、序盤の設備では満たしきれない。要求を満たせないまま飼うと福祉が落ち、動物園評価と来園者数の両方に跳ね返る。
漠然と「評価を上げる」と考えると手が止まるので、内訳を把握しておきたい。
| 指標 | 中身 |
|---|---|
| 保護評価 | 動物園がどれだけ保護活動に取り組んでいるか |
| 教育評価 | 来園者がどれだけ学べているか、研究がどれだけ進んでいるか |
| マーケティング | 実施中の宣伝キャンペーン |
| 来園者満足度 | 来園者の平均的な満足度 |
さらに動物の評価は「頭数・種類の豊富さ・福祉」で決まる。数を増やすだけでも種類を増やすだけでも足りず、きちんと世話ができている状態でそろえる必要がある。
福祉は世話の質に応じて時間をかけて上がっていく。そして福祉が高いほど、その動物のスター評価が上がる速度も速くなる。つまり序盤に手のかかる動物を抱え込むと、評価の伸びそのものが鈍る。

動物を入れる前に、園としての土台を整える。
- 展示(エンクロージャ):来園者の目的そのもの
- 売店(飲食・グッズ):来園者向けの収入源
- 寄付箱:動物の近くに置くと寄付が集まりやすい
- スタッフルーム・交易センター:スタッフの管理と動物の売買に必要
スタッフは**飼育員(世話)・獣医(治療と検疫)・整備員(修理)・警備員(脱走と盗難対策)**を規模に合わせて雇う。人手が足りないと動物の福祉も園の評価も落ちるので、展示を増やす前に人を増やすくらいでちょうどよい。
▶スタッフは「雇う」より「育てる」
スタッフは全員★1の状態で入園し、★5まで訓練できる。 訓練するとその職員の幸福度・作業効率・打たれ強さ・仕事の速さが上がるので、人数を増やすより先に訓練を回したほうが費用対効果は高い。
- 訓練の効果が反映されるのは、その職員が次にスタッフルームで休憩したとき
- 訓練を1段階終えるたびに昇給を要求される
- スタッフの幸福度は給与・仕事量・周囲の景観で決まる
つまりスタッフルームは「休憩所」であると同時に訓練の受け渡し場所でもある。展示から遠すぎる場所に1つだけ置くと、移動時間で効率が落ちるうえ訓練も進まない。
来園者の教育度は、満足度そのものには影響しない。代わりに、教育度が高いほど園内でお金を使いたがるという形で収入に効く。
教育度を上げる手段は具体的だ。
- 各展示に、その種に紐づけた解説ボードとスピーカーを設置する
- 園内に保護活動のボードを点在させる
- インフォメーションセンターを置くと、来園者がオーディオツアーを購入できる
来園者満足度のほうは**園内の来園者の平均満足度(%)**で測られ、★5に必要な数値は難易度によって変わる。売店や休憩設備を増やす前に、まず解説ボードを展示に紐づけるだけで客単価が動くので、序盤の投資先としては効率がよい。
保護クレジット(CC)を取引に使えるのはフランチャイズモードだけである。主な入手手段は次のとおり。
- 動物マーケットでの取引:育てた動物を売る
- コミュニティチャレンジへの貢献
- 他プレイヤーのアバターへの挨拶:自分の動物園に来た他プレイヤーに挨拶する
- 野生への放獣:成体で、繁殖力が高く、スター評価が高いほど多く得られる
放獣は保護評価そのものを上げる手段でもあるため、序盤から繁殖の速い種を回して「育てて放す」サイクルを作れると、資金と評価の両方が安定する。インドクジャクやスプリングボックが序盤に強いのは、この回転の速さによるところが大きい。
赤字対策と収支の詳しい組み立てはプラネット ズー 経営攻略で扱っている。
安定する序盤
- イボイノシシ+スプリングボックの混合展示から始める
- 展示を増やす前にスタッフを足す
- 繁殖の速い種を回して放獣と売却に充てる
- 導入した動物は必ず検疫を通す
赤字になる序盤
- 集客目当てに大型の人気動物を先に入れる
- 展示だけ増やして飼育員が足りない
- 福祉を放置してスター評価が伸びない
- アミメキリンを狭い敷地に入れてしまう

