Sons Of The Forest の生存は、拠点をどこに・どう建てるかでほぼ決まる。本記事では実際に候補として挙がる立地を序盤・中盤・終盤に分けて示し、丸太を切って組むカスタムビルドの操作、相棒ケルヴィンへの命令、そしてカニバル(人食い)の襲撃を跳ね返す防衛ラインまでを一気通貫で解説する。
最初に結論を言えば、本作の拠点防衛は水が主役である。カニバルは泳げないため、島・半島・川沿いに構えるだけで襲撃の大半が届かなくなる。ただしこれには季節の落とし穴があり、それを知らずに島へ移住すると冬に痛い目を見る。
- カニバルは泳げない。島・半島・川沿いは、それだけで防衛の大半を肩代わりしてくれる
- ただし冬は湖が凍り、その上を歩いて渡られる。凍らないのは川・滝などの流水と、洞窟・バンカー内の水
- 建築には「ガイドブックのブループリント」と「丸太を自由に組むカスタムビルド」の2方式があり、
X長押しで切り替える - 防壁は丸太を縦に並べ、上端に斧を構えて研ぐことでスパイクウォールになる
- ケルヴィンには「丸太集め」以外に補修・伐採・見張りまで任せられる

「水辺の平地を選ぶ」だけでは選びようがないので、実際に候補として名前が挙がる場所を進行度別に挙げる。引っ越しは丸太の運搬が重く手間なので、序盤の拠点は「使い捨てる前提の仮拠点」と割り切り、装備が揃ってから本拠地へ移るのが現実的である。
▶水が最大の防具になる(そして冬に裏切る)
カニバルは深い水に入ってこられない。追われたら水に飛び込むだけで振り切れるし、島に拠点を構えれば襲撃そのものが成立しなくなる。本作の拠点選びで立地が壁より強いと言われるのはこのためだ。
問題は冬である。湖のような静水は冬に凍結し、氷の上を歩いて渡られる。水を頼りにした島拠点は、冬の間だけ無防備な平地拠点に変わってしまう。
- 凍る:湖などの静水(小さく浅い湖ほど凍りやすい)
- 凍らない:川・滝などの流水、洞窟やバンカーの中の水
つまり年間を通して堀として機能するのは「流水」だけである。長く住む本拠地を選ぶなら、湖の島より川沿い・滝際のほうが安定する。飲み水も冬に困らない。
▶序盤の候補地
| 場所 | 位置 | 決め手 |
|---|---|---|
| ノーザンビーチ | 北の海岸 | 東端に放棄キャンプ、西の洞窟にキーカード・リブリーザー・ショベル・スタンガン。最寄りの敵キャンプがジャングル側で遠い |
| ゴルフコース | 北東の草原 | 広く平坦で建築が楽。小さな池が水源になり、メンテナンスバンカーCが近い。周辺にカニバルのキャンプがほとんどない |
| 西端(三つの墓) | 川スポーン地点の北西 | 開けた地形と豊富な樹木。海が近く背後を取られにくい |
序盤は平坦さと敵キャンプからの距離を優先してよい。整地に丸太を浪費しないことが、そのまま初日の建築速度になる。
▶中盤の候補地
| 場所 | 位置 | 決め手 |
|---|---|---|
| 南東の島 | 南東の端 | 2つの島に挟まれた湖。孤立していて静か。ただし洞窟が近くにないので資材を確保してから移る |
| ヘリ墜落地点の湖 | 内陸の湖 | 北の洞窟が資源豊富でレジデンシャルバンカーも近い。湖の中の島に建てればさらに安全だが橋が要る |
| 東の浜 | 東の海岸 | 北端の洞窟にアーティファクトの欠片。村と湖が近く補給しやすい |
▶終盤の候補地
| 場所 | 位置 | 決め手 |
|---|---|---|
| 山の湖 | 雪山・氷の洞窟付近 | ジップラインでのアクセスが前提。魚と水が確保でき、カニバルが到達できない |
| バンカーAの南の滝 | メンテナンスバンカーAの南 | 湖が冬でも凍らないため水が年中確保できる。滝と岩が地形防御になり、3Dプリンターも近い |
本作の建築は前作『The Forest』のような設計図方式だけではないが、設計図方式が無くなったわけでもない。2つの方式が併存していて、切り替えて使う。ここを誤解すると、いつまでも丸太を1本ずつ積むはめになる。
▶ガイドブックのブループリント方式
B でガイドブックを開き、作りたい構造物の絵を選ぶ。地面に白い輪郭のゴーストが置かれ、近づくと必要素材が表示されるので、丸太や枝を運び込めば完成する。小屋・干し棚・収集ポイント・罠・家具など、定番の構造物はこちらのほうが速い。
X を長押しするとブックを左手に持ち替え、クラシック(ブループリント)モードに切り替わる。もう一度長押しで元に戻る。
▶カスタムビルドで丸太を自由に組む
丸太を1本ずつ置いて壁・床・屋根・階段を自由に作る方式である。ブループリントで建てた小屋などを、カスタムビルドで増築することもできる。設計の自由度はこちらが上で、地形に合わせた変則的な拠点はこの方式でしか作れない。
▶丸太の切り方・割り方
カスタムビルドの肝は丸太のカットである。運んできた丸太を G で地面に置き、斧を構えると赤い破線のカットラインが表示される。丸太に沿って視線を動かすと切る位置が変わるので、左クリック→もう一度左クリックで確定する。
| 操作 | 内容 |
|---|---|
B | ガイドブックを開く |
X(長押し) | ブループリント方式とカスタムビルドを切り替える |
G | 抱えている丸太を地面に置く |
| 斧を構えて左クリック×2 | 破線の位置で丸太を切る/縦に割る |
C(PS:□ / Xbox:X) | 建てたものを解体する |
丸太の長さは 1/1・3/4・1/2・1/4 の4段階に切り分けられ、さらに縦半分に割れば平らな面を持つ半割り丸太になる。傾斜地では短い丸太を土台に噛ませると水平が出しやすい。
なお、必要な長さの丸太は自動でカットされる。長さの違う丸太を要求する構造物にフルサイズの丸太を持ち込めば、キャラクターが適切な長さに切って設置してくれるので、あらかじめ揃えておく必要はない。

防壁は「丸太を横に積む」より「縦に並べて上端を尖らせる」ほうが強い。丸太を縦向きに隣り合わせて並べ、その上端に斧を構えると、尖らせるためのカットプロンプト(破線)が出る。これを実行すると先端が槍状になり、乗り越えようとしたカニバルにダメージを与えるスパイクウォールになる。
有効な防衛
- 川・滝・入り江など流水を背にする
- 丸太を縦に並べ上端を研ぐ
- 出入口を一箇所に絞り扉で管理
- 高所に逃げ場・見張り台を作る
やりがちな失敗
- 湖の島を安全だと思い込む(冬に凍る)
- 壁が低く飛び越えられる
- 入口が多すぎて守り切れない
- 洞窟の入口のすぐ隣に拠点を置く
壁は殴られれば削れていくが、後述するケルヴィンの「拠点の維持」命令で研ぎ直しと補修を任せられる。壁を建てたら必ずこの命令を出しておきたい。
拠点建築は一人で抱え込まないのが効率化の鍵である。仲間に作業を割り振れば、自分は設計と防衛に集中できる。
▶ケルヴィンの命令一覧
ケルヴィンは耳が聞こえないため、命令はすべてメモ帳で伝える。近づいて E を押すとノートが開き、そこから指示を選ぶ。
| 命令 | できること |
|---|---|
| 集める | ベリー/魚/枝/岩/石/矢/ラジオ/丸太。それぞれ「ホルダーに入れる」「ここに置く」「自分に渡す」「持って付いてくる」を指定できる |
| 建てる | 焚き火/シェルター/建てかけの構造物を仕上げる/シェルターを撤去 |
| 待機 | ここで待つ/シェルターで待つ/隠れる |
| 拠点の維持 | 壁の先端を研ぎ直し、傷んだ構造物を補修する |
| 伐採 | 現在地から半径5m/10m/20mの木を切り倒して整地する |
| 休憩 | しばらく好きに過ごさせる |
実務上いちばん効くのは**「丸太を集めてホルダーに入れる」と「拠点の維持」の常時運用**である。前者で建材が勝手に積み上がり、後者で防壁が自動的に手入れされる。整地したいときだけ「伐採 20m」に切り替えるとよい。
なお、ケルヴィンは倒れても恒久的には死なない。カニバルにやられても駆け寄って蘇生できるので、多少危険な場所で作業させても取り返しはつく。
▶ヴァージニアは戦力として育てる
中盤に仲間になるヴァージニアは、武器(特に拳銃や散弾銃)を渡すと夜襲時の戦力になる。信頼度を上げるには、彼女の近くで敵対的な行動を取らず、驚かせないように距離を詰めていくのが条件である。

