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Species: Unknown レビュー|痕跡から「何がいるか」を当てる、1〜4人の宇宙船ホラー

16分で読めます28 閲覧
95
/100
圧倒的に好評
11,010件のレビュー (95%が好評)
不評 5%好評 95%

良い点

  • +痕跡から標本の正体を突き止める面白さ
  • +1周10〜20分で回転が速い
  • +4人での役割分担が機能する
  • +SFホラーとしての雰囲気と音

気になる点

  • -ステルスがほぼ機能していない
  • -マップが1つしかない(早期アクセス)
  • -道具を1つしか持てない
  • -ダクトなど逃げ場のない状況がある

総合評価: 95/100 / Steam: Very Positive(非常に好評)/ レビュー数: 11,010件 / 好評率: 95%

通常価格
¥1,200
セール時
¥960(-20%)
プレイ人数
1〜4人
1周の目安
10-20分
  • 痕跡から標本の正体を当てるのが核。知識がそのまま生存率になる
  • 道具は1つしか持てない。ミニマップか探知機か回復かを選ぶ
  • ステルスが機能していないという指摘が繰り返し出ている
  • 早期アクセスでマップはまだ1つ。コンテンツ量は現状の弱点
ナビ
「怖いゲーム」だけど、実際は謎解きに近いんだ。相手が何かを早く見抜けるほど楽になるよ。

Species: Unknown は、フランスの WanadevStudio が開発・販売する一人称視点の協力サバイバルホラーである。2025年10月23日に早期アクセスで配信が始まり、本記事の執筆時点では v0.24.3(2026年9月4日配信)まで更新が続いている。開発元は2026年7月28日に、正式版1.0へ向けたロードマップを延長すると告知した。

プレイヤーは廃棄された宇宙船へ送り込まれた傭兵で、依頼を遂行して生還するのが目的である。1人でも遊べるが、設計の中心は最大4人の協力プレイにある。本記事では、この作品の核である「相手の正体を突き止める」遊びと、早期アクセスゆえの弱点を扱う。

開発・販売WanadevStudio
配信開始2025年10月23日(早期アクセス)
執筆時点の版v0.24.3(2026年9月4日)
ジャンルアクション / インディー / 早期アクセス
日本語対応表示・字幕に対応
マルチプレイオンライン協力プレイ(1〜4人)
片手にモーショントラッカー、もう片手に拳銃を構えて船内を進む場面
片手にモーショントラッカー、もう片手に拳銃を構えて船内を進む場面
左手にモーショントラッカー、右手に拳銃。画面下中央には「TEAM RESPAWNS LEFT」とチーム共有の復活回数が出ている(画像:WanadevStudio)

1. 相手が何かを、痕跡から突き止める

公式説明によれば、標本は5種類のインテリジェントな脅威から手順的に選ばれる。それぞれ行動・狩りの型・長所と短所が違うため、まず何がいるのかを調べることが最初の仕事になる。ここが本作の面白さの中心である。

21時間プレイ 高評価
超絶理不尽なエイリアンもいるけど、どういう動きをするのかってのが書いてあるので、船の中の残骸や死体の形状でそれを調査し、特定し、危険な行動を取らないことで結構回避できる。

別のプレイヤーも「ステージに入って最初に転がっている犠牲者の亡骸から、敵のタイプが大体判断できる」と書いている。恐怖に耐えるゲームというより、観察して当てるゲームである。

2. 道具は1つしか持てない

装備できる道具はモーショントラッカー・シールド・ヘルスシリンジ・ミニマップなどがあるが、持ち込めるのは1つだけである。片手に道具、もう片手に武器という構成になるため、何を選ぶかがそのまま立ち回りを決める。

12時間プレイ 不満点
回復を持っているとマップが見れないとかは、ソロなんかでは厳しいと思います。ツールの切り替え機能はあってもよい気がしました。

21時間プレイしたユーザーは「探知機はソロではマップを把握していないと絶対に持たないほうがいい。袋小路に追い詰められて死ぬ」と書いている。マップを覚えているかどうかで、持つべき道具が変わるわけである。

左手にミニマップ、右手に火炎放射器を持って浸水した通路を進む場面
左手にミニマップ、右手に火炎放射器を持って浸水した通路を進む場面
こちらはミニマップを選んだ場合。右手は火炎放射器で、通路の両側には標本を収めた円筒のタンクが並ぶ(画像:WanadevStudio)

なお武器はミッション開始時から手元にあり、この手のゲームとしては珍しく最初から反撃の手段がある。ただし公式が明言しているとおり、銃が常に助けになるとは限らない。あまりに頑強な標本や、そもそも触れられない標本もいる。

3. 4人で役割を分けたときが一番おもしろい

ミッションは、ブラックボックスなどのデータ回収、標本の排除、標本の捕獲、そして船ごとの破壊といった種類がある。船を安定させる作業には端末の操作も含まれ、誰かが手を止めている間は他の誰かが守る、という分担が自然に生まれる。

味方がリアクター制御の端末を操作している場面
味方がリアクター制御の端末を操作している場面
リアクター制御の端末。配管の状態を整えて安定度を UNSTABLE から SAFE へ寄せる。この間プレイヤーは無防備になる(画像:WanadevStudio)
49時間プレイ 高評価
ソロもいいけどとにかくマルチが楽しい。固まって動いたり分担してあちこち走り回ったり、相手によっては一人がチェイスしつつ他の人が仕事したりとか。敵は結構な頻度で接近してくるものの、銃で一時的に撃退出来たり対応策があったりするので大体なんとかなる。

ミッションは受ける前に条件を確認でき、報酬と難易度を見比べて選べる。高難易度を選ぶほど報酬は増えるが、復活が1回だけ、武器を持たない状態で開始といった縛りが重なっていく。

復活回数はチームで共有される。画面下部に残数が表示され、これが尽きると後がない。報酬のクレジットは装備の強化や新しい道具の購入、外見のカスタマイズ、そして収集した情報をまとめる生物の博物館に使える。

対処の幅もある程度は用意されている。49時間プレイしたユーザーは「弱点武器を手に入れる前に、爆弾を使って攻めに行くこともできる」と書いており、正解の1手だけを強いられる作りにはなっていない。

ナビ
1周が10〜20分で終わるのがいいところだよ。失敗しても次にすぐ行けるから、知識が溜まるまでの回転が速いんだ。

ステルスが機能していない

最も多く挙がっている不満がこれである。隠れる行為が成立しないという指摘が、高評価・不評の双方から出ている。

45時間プレイ 不満点
一番はステルスがほぼ意味を成していない。見つかってないはずなのに「え?見つかってる?」てくらいピンポイントで探しに来ます。たくさん小部屋がある場所で迷わず自分がいる小部屋にくるとか。

不評レビューでは、より強く「敵に音や視覚による索敵の仕組みが無く、常にプレイヤーの居場所を把握している」と表現されている。隠れて切り抜ける遊びを期待していると、期待とずれる可能性が高い。同じレビューは、初期状態のスタミナでは走れる時間が短すぎるとも指摘している。逃げに頼る立ち回りも、強化を進めるまでは安定しない。

逃げ場のない状況がある

45時間プレイ 不満点
ダクト内で敵と遭遇した際の選択肢を増やしてほしい。銃で撃退できない&即死持ちの敵には打つ手なしになる。

機械型の標本についても、こちらが武器を確保する前に現れて一方的に撃たれるという声がある。走れば逃げられる、武装部位を壊せば倒せるといった対処法はあるものの、知らないうちは理不尽に感じやすい

コンテンツ量がまだ足りない

6時間プレイ 不満点
マップが一つしかないのは飽きや作業感がすぐに出てしまうのかなと思いました。ギミックも一緒ですし。ロードマップには追加マップが来そうなことが書いているので期待してます。それでも数か月ごとにマップ一つ、標的一体追加なので、もうちょいコンテンツが充実してから買うほうがいいとも思いました。

実際、公式のニュースを追うと更新は継続している。2026年に入ってからも近接ボイスチャットの追加(v0.19)、使い切りカプセルの追加(v0.20)、新しい標本の追加(v0.21)、新しいミッション修飾子(v0.24)と積み上げられている。いま買って育つのを待つか、揃ってから買うかの判断になる。

その他の報告: ゲーム内ボイスチャットの遅延が大きいという声、ミッション前後のムービーを全員でスキップできるようにしてほしいという要望も出ています。本記事の情報は v0.24.3 時点のものなので、購入前に公式のニュース欄で最新の状況を確認してください。
ナビ
ソロはかなりきついよ。高難易度だと復活が1回だけとか、武器を持たずに始まるとかの縛りが重なるんだ。捕獲系のミッションは特に厳しい。

マルチ(2〜4人)向き

  • チェイス役と作業役で分担できる
  • 道具を分担して持てる
  • くっついて動けば襲われにくい標本もいる

ソロの注意点

  • 単独を狙う即死持ちの標本がつらい
  • 道具1つの制約が重くのしかかる
  • 高難易度は復活1回などの縛りが重なる
  • 友人と3〜4人で、短い周回を何度も回したい人
  • 敵の生態を覚えて対処するタイプの遊びが好きな人
  • SFホラーの雰囲気そのものを味わいたい人
  • 早期アクセスの作品が育つ過程を追うのが苦にならない人
  • 隠れてやり過ごすステルスを期待している人
  • ソロ専用で遊ぶつもりの人(設計が協力前提に寄っている)
  • マップやコンテンツの量を重視する人
  • 実績を集めたい人(現時点で実績は未実装
最終評価
痕跡を読んで正体を当てる遊びは完成している。量はこれから
残骸や死体から相手を推測し、その生態に合わせて立ち回るという核の部分は、早期アクセスの段階で既に成立しています。1周が10〜20分と短く、失敗してもすぐ次に行けるため知識が溜まりやすいのも良い設計です。一方でマップは1つ、ステルスは機能していないという弱点があり、量を求めるなら待つ判断も妥当です。3〜4人で遊ぶ相手がいるなら、いま触っても十分に楽しめます。

早期アクセスの作品なので、本記事の内容は v0.24.3 時点のものである。開発元は正式版1.0までのロードマップを公開しており、更新の頻度も月1回前後で保たれている。購入を迷っている場合は、Steamのゲームページからニュース欄を開き、追加されたマップと標本の数を確認してから決めるとよい。

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