『Stray』は6時間ほどでクリアできるコンパクトな作品だが、世界の背景を深く知り、実績をコンプリートするには「回収要素」の収集が欠かせない。B-12の思い出、バッジ、楽譜といった収集物は、見逃しやすい場所に隠されている。この記事では、それぞれが何個あるのか、どのエリアに偏っているのか、取り逃したときにどう回収するのかを整理する。猫の視点で隅々まで探索し、サイバーパンクな世界を味わい尽くそう。
- 主要な収集物は思い出27個・バッジ6種・楽譜8枚の3系統
- 思い出はB-12と合流する第3章以降にしか存在しない
- 楽譜8枚はすべてスラムにある。エリアが分かれば一気に片付く
- 思い出はスラムとミッドタウンに7個ずつと偏っている
- 取り逃しても全12章がメニューから再プレイできる

「何をいくつ集めるのか」が分かっていないと、探索が終わったのかどうか判断できない。主要な3系統は次のとおりだ。
| 収集要素 | 総数 | 分布 | 達成すると |
|---|---|---|---|
| B-12の思い出 | 27個 | 第3章以降の全域 | 実績「思い出した!」+B-12から新しいハーネスのデザイン |
| バッジ | 6種 | 章ごとに分散 | 実績「猫の印」 |
| 楽譜 | 8枚 | すべてスラム | ミュージックバッジ+実績「ニャロディ」 |
楽譜はバッジ6種のうち1つ(ミュージックバッジ)の獲得条件でもあるため、楽譜を集め切らないとバッジのコンプもできないという入れ子の関係になっている。
相棒ドローンB-12が特定の物に近づくと記録する「思い出」は、滅びた世界の背景を語る中心的な収集要素だ。
▶1. 第3章より前には存在しない
見落としがちな前提として、思い出を集められるのはB-12と出会う第3章(The Flat)以降である。第1章・第2章を必死に探しても1つも見つからないので、序盤で行き詰まった気になる必要はない。
▶2. 光る思い出と、光らない思い出がある
任意で集める思い出は、青白い光と四角い粒子をまとって表示される。これが目印になる。
一方で、光を出さない「ストーリーの思い出」が5つある。これらはB-12が何かを見て思い出す形のカットシーンとして発生し、普通に進めていると必ずしも発生しない。思い出メニューの上部に並ぶ5つの大きな枠がそれにあたるので、ここが埋まっているかで確認できる。
▶3. エリアごとの数を知っておく
27個は均等に散っているわけではなく、はっきり偏っている。
| エリア | 個数 |
|---|---|
| B-12の部屋(The Flat) | 1 |
| スラム | 7 |
| 屋上(Rooftops) | 3 |
| デッドエンド(Dead End) | 3 |
| 下水道(The Sewers) | 2 |
| アントビレッジ(Antvillage) | 2 |
| ミッドタウン | 7 |
| 監獄(Jail) | 1 |
| 制御室(Control Room) | 1 |
自由に歩けるスラムとミッドタウンだけで14個、全体の半分以上を占める。一本道のエリアより、この2つに時間を使うほうが効率がよい。逆に監獄や制御室は1個ずつなので、探し回るより先に進んでよい。
なお、スラムの市場ではエナジードリンク3本を集めてAzoozから古代の遺物を買うと、それが思い出につながる。ドリンクは飲むだけのアイテムではないので、見つけたら取っておこう。

集めたバッジは猫のバックパックに付いていく。6種すべての入手経路は次のとおりだ。
| バッジ | 入手する章 | 条件 |
|---|---|---|
| ミュージックバッジ | スラム | 楽譜8枚をMorusqueに渡す |
| アウトサイダーバッジ | 第7章(Dead End) | Seamusから受け取る。ストーリー進行で自動的に入る |
| プラントバッジ | 第9章(Antvillage) | ロボットMaloのために赤・紫・黄の3種類の花をすべて見つける |
| キャットバッジ | 第10章(Midtown) | 街中に隠された金庫の中 |
| ポリスバッジ | 第10章(Midtown) | 警察署内 |
| ネコバッジ | 第10章(Midtown) | 原子電池を探している最中に、Neco社の作業ロボットの鍵を見つけて渡す |
ここで読み取れる構造がある。6種のうち3種が第10章ミッドタウンに集中しているということだ。ミッドタウンは思い出も7個ある最大の収集地点なので、この章に入ったら進行を止めて探索に切り替えるのが最も効率がよい。
逆にアウトサイダーバッジは進行するだけで手に入るので、取り逃す心配はいらない。
楽譜は、ギターを弾けずにいたMorusqueに渡すためのアイテムだ。8枚すべてを渡すとミュージックバッジと実績「ニャロディ」が手に入る。
▶1. 探す範囲はスラムだけでよい
8枚はいずれもスラム内にある。他のエリアを探す必要がないので、「スラムを離れる前に8枚揃っているか」を確認すればよい。取りこぼしの判定がしやすい収集要素だ。
▶2. 序盤の3枚の位置
- 1枚目: Momoのアパート、暗い部屋の棚の上
- 2枚目: Clementineのアパート付近。開いた窓から板を渡ってバルコニーへ行くと、テーブルの上にある
- 3枚目: Elliot Programmingの1階。大きなロボットの肖像画に留められている
渡すたびにMorusqueが曲名を読み上げて演奏してくれるので、何枚渡したかは彼のところで確認できる。
本作は全12章で構成されている。章をまたぐと前のエリアへ自由に戻れなくなる場面があるため、進行のタイミングには注意が必要だ。
▶1. 章を進める前に探索しきる
基本は、現在のエリアの収集物を回収しきってから次へ進むことだ。特にスラムとミッドタウンは収集物が密集しているので、メインを進める前に隅々まで回っておきたい。
▶2. 全12章はメニューから再プレイできる
取り逃しても詰みにはならない。タイトル画面でセーブスロットを選び、チャプター選択から任意の章をやり直せる。ただし選んだ章はその章の頭から始まるので、細かく往復するより、一度クリアしてから足りないものだけを回収するほうが手戻りが少ない。
初回は物語と猫の冒険を素直に楽しみ、コンプは2周目に回す進め方でも十分に間に合う。
本作の実績は全24種。うち収集・探索に関わるものは次のとおりで、条件はSteamの実績一覧で公開されている。
| 実績 | 条件 |
|---|---|
| 思い出した! | 思い出をすべて集める |
| 猫の印 | バッジをすべて集める |
| ニャロディ | すべての楽譜をMorusqueに渡す |
| 猫の親友 | ロボット5体にすりすりする |
| なわばり | 全チャプターでひっかく |
| テレキャット | 全TVチャンネルを見る |
| キャットストロフィ | ロボットと共に麻雀をする |
注意したいのが「なわばり」だ。これはひっかける場所を何箇所も探すのではなく、すべての章で最低1回ずつひっかくという条件である。章の切り替わりで忘れやすいので、新しい章に入ったらまず近くの物をひっかく癖をつけると取りこぼさない。
同様に「猫の親友」も、住人ロボットに5体すりすりするだけでよい。数が少ないので、スラムで会話するついでに済ませておける。

