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レビューTears of Metal

Tears of Metal レビュー|無双の顔をしたソウルライク、スコットランド版の物量アクション

15分で読めます22 閲覧
86
/100
非常に好評
2,492件のレビュー (86%が好評)
不評 14%好評 86%

良い点

  • +手描き風アートとメタルの世界観が強い
  • +無双の物量とソウルライクの立ち回りが噛み合う瞬間がある
  • +部隊を育てると指揮ダメージが主力になる
  • +早期アクセス開始1か月で改善のペースが速い

気になる点

  • -回復手段が乏しく金が常に足りない
  • -乱戦で攻撃の予兆が見えにくい
  • -1周2時間なのに中断セーブが未実装
  • -プレイアブル3人の間に性能差がある

総合評価: 86/100 / Steam: Very Positive(非常に好評)/ レビュー数: 2,492件 / 好評率: 86%

通常価格
¥3,150
セール時
¥2,835
実績数
89
1周の目安
約2h
  • スコットランドを舞台にした協力型のハクスラ・ローグライト。最大4人
  • 見た目は無双系だが、中身は回避とガードで捌くソウルライク寄り
  • 最終ボスを倒せた人は世界で11.2%。難易度は高め
  • 早期アクセス中。中断セーブは未実装で、1周に約2時間かかる
ナビ
日本語レビューがそろって「無双だと思って買うと違う」って言ってるんだ。ここだけは買う前に知っておいたほうがいいよ。

Tears of Metal は、ドラゴンストーンの落下で侵略者に占拠された島を、スコットランド兵の大隊を率いて取り返す協力型ハック&スラッシュ・ローグライトです。開発・販売はどちらも Paper Cult で、公式によれば約6年をかけて作られました。2026年7月22日に早期アクセスとして配信され、5日で10万本を売り上げています。

本記事の情報は v0.14.58630(2026年8月14日)時点 のものです。早期アクセス中のため、バランスや実装状況は今後変わります。日本語レビューには古いバージョンの記述が混ざっているので、日付とあわせて読んでください。

開発元Paper Cult
販売元Paper Cult
リリース日2026年7月22日(早期アクセス)
ジャンルアクション / インディー / 早期アクセス
日本語対応テキスト対応(音声のフル対応表記はなし)
プレイ人数1〜4人(オンライン協力)
実績数89
構成3幕構成 / クリア後にアセンション

1. 見た目は無双、中身はソウルライク

日本語レビューで最も多く書かれているのがこれです。画面を埋める雑魚を薙ぎ倒す絵面は無双系そのものですが、実際の戦闘は被弾すると必ずノックバックが入り、ゴリ押しが成立しません。エリートや隊長格には、回避とガードで隙を作ってから殴る立ち回りが要求されます。

この落差を「騙された」と取るか「ありそうでなかった」と取るかで、評価がはっきり分かれます。

11時間プレイ 高評価
無双系と見せかけて結構ソウルライク。自分の体力値に対して敵のダメージ水準が高めなので、気を抜くと簡単に死にます。敵の攻撃を見て回避やガード、パリィして戦うけど、乱戦になると敵の姿や予兆が見えにくくなるのがちょっとネック。

難易度は実績の達成率にそのまま出ています。各幕のボス撃破が実績になっているためです。

ボス世界の達成率
Gilles, The Hog(第1幕)67.8%
Iseult, The Banshee(第2幕)28.5%
Harold, The Dragon(最終幕)11.2%

第1幕から第2幕で6割が脱落し、最後まで到達できるのは9人に1人です。

2. 兵団を連れて指揮する

プレイヤーは単騎ではなく、歩兵・槍兵・弓兵からなる部隊を編成して戦場に出ます。戦闘中は号令を出して突撃させたり防御させたりでき、キャンペーンの合間に個々の指揮官を昇進させて永続的に強化できます。

この部隊の評価は真っ二つです。「賑やかし」「カカシ」と切り捨てるレビューがある一方、育てた側からは正反対の報告が出ています。

38時間プレイ 高評価
NPC部隊が微妙とか賑やかしとか言われてるけど、指揮ダメージは部隊の育成するとすっっっっっごい伸びる

つまり育てるまでは飾りで、育てると主力になるタイプです。序盤の印象だけで判断すると評価を誤ります。

霧の森で赤い装備の敵兵の大群と戦っている画面。左下にHPバーとコンボゲージ、右下に味方4人の顔が並ぶ
霧の森で赤い装備の敵兵の大群と戦っている画面。左下にHPバーとコンボゲージ、右下に味方4人の顔が並ぶ
左上が所持コインと持ち物欄。上から3つ目の肉が回復用のアイテム。左下がHPとコンボゲージ、右下の4枚が連れている部隊の指揮官(画像:Paper Cult)

3. 手描き風のアートとメタルの世界観

線の粗い手描き風のアートワークに、スコットランドの民俗的なモチーフとメタルを混ぜた画作りは、このゲームの明確な強みです。ボスの造形やUI、BGMの完成度を評価する声は、不評レビューからも出ています。

17時間プレイ 高評価
手描き風の荒々しい画にスコットランド的な世界観、そこへメタルをぶち込んだ外連味もゲームの熱量と見事に合致しており、敵も味方も入り乱れる戦場のワチャワチャ感は他ではなかなか味わえない。

早期アクセスであることを差し引いても、指摘は具体的で数が多いです。

回復手段が乏しく、常に金が足りない

最大の不満はここです。回復にも強化にも同じ通貨を使うため、常にどちらかを諦めることになります。戦場に落ちている焼いた肉が数少ない無料の回復源で、これを探して歩くのが実質的な回復手段になっています。

6時間プレイ 高評価
今どきのゲームには珍しく回復手段がホント乏しい、というより購入アイテム・スキルに対して金が手に入らなさすぎる。強化にも金、回復も金、金、金、金。。。

この負担は、盾持ちの敵が増える中盤以降に効いてきます。不評をつけたプレイヤーの指摘も、同じ2点に集まっています。

2時間プレイ 不評
おすすめしないにしてありますが、素材は良かったと思うので改善を重ねていけば良いゲームになると思います。シールド持ちエネミーのシールドが硬すぎる。回復に掛かるコストが重すぎる。

乱戦で予兆が見えない

物量が売りである以上、避けられない問題でもあります。範囲攻撃の赤い円と、味方も含めた大量のキャラクターと、画面を覆う特殊攻撃のエフェクトが同時に出るため、危険な攻撃の予兆を見失いやすい。第1幕の剣兵と槍兵は予兆の光が弱く分かりにくい、という具体的な指摘もあります。

城塞の戦場で紫と黒の巨大な特殊攻撃エフェクトが画面中央を覆っている
城塞の戦場で紫と黒の巨大な特殊攻撃エフェクトが画面中央を覆っている
特殊攻撃を撃つと画面の半分が埋まる。爽快感の源泉であると同時に、視認性の悪さの原因でもある(画像:Paper Cult)

中断セーブがない

1周に約2時間かかるのに、キャンペーンの途中で保存して後から再開する機能がありません。 開発元は最優先課題のひとつとして実装を進めていると繰り返し告知していますが、2026年8月21日のロードマップ告知時点でもまだ届いていません。

キャラクター間の格差

早期アクセス時点でプレイアブルは3人です。初期キャラクターが相対的に強く、ハンマーを使うキャラは移動が遅いために時間制限のあるミッションに間に合わない場面がある、という報告があります。

ナビ
1周2時間で途中セーブができないのは、買う前にいちばん確認しておきたいところだよ。まとまった時間が取れないと厳しいんだ。

早期アクセス開始から1か月で、日本語レビューの不満のいくつかは実際に動いています。

日付変更
2026-07-24ボスのガードブレイク攻撃をパリィできるように。第3幕の巨人が無敵になる不具合を修正
2026-07-28敵の湧き位置を改善(極端に遠くから湧く問題)。第2幕の沼バイオームのレベルデザインを更新
2026-08-13ネットワークを大幅に最適化協力プレイの蘇生コストをコインからHPに変更。新コンパニオン追加
2026-08-14マルチプレイの同期バグを修正(エリート・ボスのHP、脅威レベル、キャンペーンマップ)

蘇生コストの変更は大きいです。金が足りないという不満の中で、味方を起こすたびにコインが飛んでいく仕様は二重の負担でした。

ナビ
日本語レビューにはバージョン番号を書いてくれている人がいるんだ。0.11の頃の話と今とでは、けっこう別物になってるよ。

開発元は2026年8月21日の告知で、今後の方針を3段階に分けて説明しています。第1段階は安定性、第2段階はビルド構築・プレイヤーの選択権・メタ進行の作り直し、第3段階が新コンテンツの追加です。日本語レビューが繰り返し指摘している「永続強化が渋い」「パークの手応えがない」は、まさに第2段階の対象です。

マルチプレイについて: ロビー形式で最大4人、クロスプレイに対応しています。ただしパッチによってはクロスプレイが一時的に無効化され、その間は「Crossplay」ベータブランチで旧バージョンに留まる必要があります。また本作は Xbox の Game Pass にも含まれています。
  • 無双系の物量と、ソウルライクの立ち回りを両方求めている人
  • 難易度が高めのローグライトを、周回で崩していくのが好きな人
  • 友人と最大4人で乱戦を遊びたい人
  • 早期アクセスの作品を、育っていく過程ごと楽しめる人
  • 無双系の「気持ちよく蹴散らす」体験だけを求めている人
  • まとまった2時間を確保しづらい人(中断セーブが未実装)
  • 情報量の多い画面で予兆を見分けるのが苦手な人
  • 完成した状態で遊びたい人
最終評価
無双を期待すると裏切られる。ソウルライクだと分かって買えば当たり
画面を埋める敵の物量と、手描き風のアートとメタルの世界観は文句なしの完成度です。ただし戦闘の中身は回避とガードで捌くタイプで、被弾のたびにノックバックが入るためゴリ押しは通りません。最終ボスの撃破率が11.2%という数字が実態を表しています。回復の乏しさ、乱戦での視認性、そして1周2時間なのに中断セーブが無いことが現状の弱点です。開発元は安定性の次にメタ進行の作り直しを予告しており、伸びしろは大きい。いま買うなら早期アクセスであることを納得したうえで、まとまった時間が取れるかを先に確認してください。

早期アクセスの作品なので、ここに書いた不満のいくつかは数か月後には解消されている可能性があります。購入を迷っているなら、公式のパッチノートで中断セーブが実装されたかを確認してから判断するのが確実です。

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ゲーム情報

価格¥ 3,150
プレイ時間目安20〜40時間
好評者の平均時間
現在のプレイヤー333
購入判断
ソウルライク寄りだと理解し、まとまった2時間を確保できるなら買い
おすすめ対象
無双の物量とソウルライクの立ち回りを両方求める人難易度高めのローグライトを周回で崩したい人最大4人で乱戦を遊びたい人

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