SteamNavi
レビューThe Planet Crafter

The Planet Crafter レビュー|荒廃した惑星を緑に染める、ストレスフリーな星づくりの傑作

1 閲覧
82
/100
圧倒的に好評
34,451件のレビュー (96%が好評)
不評 4%好評 96%

良い点

  • +テラフォーミングの進行に伴い荒廃した惑星が徐々に緑化し、景色が大きく変わる達成感と感動
  • +敵がいないため戦闘ストレスなく、ペースを自分で決めてリラックスしながらプレイ可能
  • +素材集め→施設建設→アンロック→更なる探索という好循環的なゲームループで時間が吸収される中毒性
  • +序盤の窒息感と絶望感から少しずつ活動範囲が広がる成長実感が強い

気になる点

  • -後半のテラフォーミング待ちやインベントリ不足による単調な移動・運搬作業が増加
  • -チュートリアルが薄く、資源入手方法や鍵の位置など重要情報が不親切で攻略サイト必須
  • -v2.0アップデート後の最適化問題により急激なFPS低下やクラッシュが発生
  • -ストーリー要素が薄く、グラフィックスやUIがポーランドに欠けB級感が拭えない

The Planet Crafter レビュー|荒廃した惑星を緑に染める、ストレスフリーな星づくりの傑作

総合評価:82/100 / Steam評価:圧倒的に好評(96% / 34,451件)

酸素もなく、水もなく、生命の気配すらない赤茶けた岩石の星。そこに一人降り立った人間が、何十時間もかけて惑星を緑豊かな楽園へと作り変えていく——それがThe Planet Crafterの体験です。

Miju Gamesが手掛けた本作は2024年4月10日に正式リリースされ、34,000件以上のレビューで96%という圧倒的な好評率を獲得。現在も6,000人超のプレイヤーがリアルタイムで惑星を開拓し続けています。「作業ゲーは得意だけど戦闘は苦手」「のんびり開発系ゲームが好き」というプレイヤーにとって、本作はほぼ理想解と言っていい仕上がりです。

1. テラフォーミングという名の「惑星育て」の感動

本作の核となる体験は、惑星の劇的な変化を目の当たりにすることです。序盤は赤い砂と岩しか見えない荒涼とした景色が広がっていますが、熱・気圧・酸素を生成する施設を建て続けることで、雪が降り始め、雨が降り、やがて植物が芽吹き、水が流れ、空の色さえ変わっていきます。

「砂と岩と赤い空しか無かった星に、徐々に地球っぽい兆しが見えるのが楽しい」

この変化はあくまでプレイヤー自身の行動の積み重ねによってもたらされるため、達成感のスケールが普通のゲームとは桁違いです。「あの山の向こうまで植物が広がるようになった」「以前は防護スーツなしでは5秒も外に出られなかったのに、今は空気が吸える」——そういった進歩の実感が、プレイヤーを何十時間も引き留め続けます。

2. 敵ゼロ、ストレスフリーな探索とクラフトの中毒性

多くのサバイバルゲームにおける最大のストレス源——敵との戦闘が本作には存在しません

「敵がいないのでビクビク警戒しながらサバイバルしなくていい。収集、制作、探索に気持ちよく没頭できる」

脅威となるのは序盤の「酸素・水・食料」の管理のみ。特に序盤の酸素残量が尽きそうになるギリギリの探索は、戦闘なしでも十分な緊張感を生み出しています。

「酸素管理を誤り、ギリギリの末に発見した幼虫をなんとかホームへ持ち帰った時の光景は、丸一年たっても消えていない」

そして中盤以降は、素材集め → 施設建設 → 新技術アンロック → より深い探索という好循環のゲームループが回り始め、いわゆる「気づいたら3時間経っていた」状態が頻発します。後半ではアイテムの自動輸送ラインを組めるようになり、工場建設ゲームのような楽しさも加わります。

「後半ではアイテムの自動輸送機能も始まって、工場ゲーのように。ふと外を見ると、あんなに荒廃していた世界が美しい自然でいっぱいになっている」

マルチプレイは最大10人まで対応しており、友人と協力して惑星開発を進めることも可能です。

3. プレイ時間の目安

推奨プレイ時間は80〜150時間程度。好評レビュワーの平均プレイ時間が136時間という数字が、このゲームの「吸引力」を端的に示しています。コンテンツ量は十分にあり、セール時に購入すれば圧倒的なコストパフォーマンスを発揮します。

本作への評価は非常に高い一方で、いくつかの無視できない課題も存在します。

❶ 後半の単調さと作業感

序盤〜中盤の「惑星が変わっていく感動」は本物ですが、終盤に差し掛かるとテラフォーミング指数を上げるための単調な作業が増えてきます。インベントリ容量の制限により、似たような運搬作業を繰り返す場面も多く、一部プレイヤーは「惑星の変化を実感できず物足りない」と感じています。

「テラフォーミング指数を上げるだけになり、惑星の変化を実感できず少し物足りなく感じた」

「作業ゲー」としての割り切りができるかどうかが、本作を楽しめるかどうかの大きな分岐点になります。

❷ チュートリアルの薄さと情報不足

ゲーム内のチュートリアルは最低限にとどまっており、資源の入手方法や重要アイテムの場所などが説明なしに進行することがあります。特に序盤で詰まりやすい場面では、攻略サイトやWikiを参照することをあらかじめ想定しておくのが無難です。

❸ 最適化問題とクラッシュ

v2.0アップデート以降、一部の環境で急激なFPS低下やクラッシュが報告されています。特に惑星の植生が豊かになる後半は描画負荷が高まるため、ミドルスペック以下のPCでは動作確認が必要です。UIのデザインやグラフィックスの細部にも「B級感」が残っており、大手スタジオ作品と比較すると見劣りする部分があります。

❹ ストーリーの薄さ

世界観設定は興味深いものの、ストーリー性は非常に薄いです。物語の深みよりも「作業・建設・探索」のループ自体を楽しめるかどうかが重要になります。

Subnautica・Satisfactory・Groundedなどのクラフト系サバイバルが好きな人戦闘なしで、のんびりと長期プロジェクトを楽しみたい人「育てる」「積み上げる」達成感を求める人作業ゲー・クリッカー系ゲームを抵抗なく楽しめる人友人と協力プレイ(最大10人)で遊びたい人

アクションやストーリー重視のゲームが好きな人チュートリアルなしでも直感的に遊べるゲームを求めている人後半の単調な作業に耐性がない人グラフィックスやUIの品質を重視する人ロースペックPCで動作安定性を最優先したい人

The Planet Crafterは「惑星という名のキャンバスに、自分の手で生命を描く体験」を提供してくれる作品です。

荒廃した惑星が少しずつ緑に染まっていくあの感動は、多くのゲームでは味わえない特別なものがあります。戦闘ストレスがなく、自分のペースで淡々と積み上げ続けられる設計は、忙しい社会人プレイヤーにとっても優しい設計です。

一方で、チュートリアルの不親切さや後半の単調さ、最適化問題は実在する課題であり、「いつでも完璧に洗練されたゲーム体験」を求める方には物足りなさを感じる場面もあるでしょう。

購入するなら、セール時(30〜40%オフを目安)を強くおすすめします。 セール価格なら、そのプレイ時間あたりのコスパは国内トップクラスの満足度を約束してくれるはずです。作業系・クラフト系ゲームへの耐性があるなら、間違いなくライブラリに加える価値のある一本です。

📋 基本情報まとめ

  • ジャンル:オープンワールド・サバイバル・クラフト
  • 開発:Miju Games
  • 対応言語:日本語対応あり(要確認推奨)
  • PC動作環境:公式推奨スペックあり(後半は高負荷に注意)
  • マルチプレイ:1〜10人
  • 推奨プレイ時間:80〜150時間
  • 購入タイミング:セール時推奨
共有:

みんなのヒント

まだヒントはありません。最初のヒントを投稿してみましょう!

ヒントを投稿する

0/500

ゲーム情報

価格無料/不明
プレイ時間目安80-150時間
好評者の平均136時間
現在のプレイヤー6,730
購入判断
セール価格での購入推奨、定価は慎重に検討
おすすめ対象
作業ゲーやクリッカー系が好きな人クラフト・サバイバルゲーム(Subnautica、Satisfactoryなど)の経験者敵との戦闘なくのんびり惑星開発を楽しみたい人環境変化による達成感を求める人