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Whiskerwood ウィスカーウッド
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Whiskerwood ウィスカーウッド

Whiskerwood ウィスカーウッド レビュー|猫に年貢を納めながら、ネズミの街を縦に伸ばす

14分で読めます3 閲覧
80
/100
非常に好評
3,207件のレビュー (93%が好評)
不評 7%好評 93%

良い点

  • +土地を縦に使う立体建築パズルが秀逸
  • +納税の締切が心地よい緊張感を生む
  • +住民ごとの属性・ギルドで適材適所
  • +コンベアと配管による自動化が楽しい
  • +日本語ローカライズの質が高い

気になる点

  • -チュートリアルが薄く序盤で迷いやすい
  • -人口500匹前後から動作が重くなる
  • -上下方向の採掘・埋め立てが操作しにくい
  • -明確なクリア目標がまだ未実装

総合評価: 80/100 / Steam: Very Positive(非常に好評)/ レビュー数: 3,207件 / 好評率: 93%

価格
¥2,980
開発状況
早期アクセス
実績数
21
推奨プレイ
60-200h
  • 限られた島を「縦」に使う立体建築が最大の特徴
  • 定期的な納税と海賊が、のんびり開発を許さない緊張感を生む
  • チュートリアルが薄く、序盤でつまずきやすいのが最大の難点
  • 人口500匹前後から動作が重くなる報告あり

Whiskerwood ウィスカーウッド は、Minakata Dynamicsが開発しHooded Horseが販売する街づくりシミュレーションです。2025年11月6日に早期アクセスとして配信が始まり、記事執筆時点でSteamレビュー3,207件・好評率93%(Very Positive)と、非常に高い評価を集めています。

舞台は、猫たちが支配する世界。プレイヤーは未開の島に送り込まれたネズミたちの指導者となり、コロニーを築きながら、主である猫へ定期的に納税し続けなければなりません。この記事では、本作が同ジャンルの中でどこが独特なのか、そして早期アクセスとして何に注意すべきかを、実際のプレイヤーレビューをもとに整理します。

開発元Minakata Dynamics
販売元Hooded Horse
リリース日2025年11月6日(早期アクセス)
ジャンルシミュレーション/ストラテジー
日本語対応字幕・UIのみ(音声は非対応)
プレイ人数シングルプレイヤー専用
Whiskerwood ネズミたちの街
Whiskerwood ネズミたちの街
限られた島の土地を、上下に広げて街を育てていく(画像:Minakata Dynamics)

1. 土地が足りないから「縦」に伸ばす

本作の舞台となる島は狭く、平面だけでは早々に土地が尽きます。そこで鍵になるのが垂直方向への発展です。施設の上に施設を重ね、台座や階段でつなぎ、山を掘り、崖に張り付くように街を広げていきます。

建物の形状も一様ではありません。L字型のものや、2階部分が入口になっているものがあり、ただ並べるだけでは最適配置になりません。この立体パズル的な思考が、本作の中心的な面白さです。

317時間プレイ 高評価
ほとんどの建物が場所を選ばず水上、地中と場所を選ばず配置できレイアウトの自由度が高い。形状も真四角ではなくL字だったり2階が入口だったりとただ並べるだけで終わらない深みがある。各Tierが解放されるとコンベアベルトだったりエレベーターによって大きく効率が変わり、それを取り入れた街を一から考えてみて…と何度も周回したくなる面白さ。

2. 猫への納税が生む、独特の緊張感

本作を語るうえで避けられないのが税制です。主である猫は定期的に貢ぎ物を要求してきます。のんびり開発していると納期に間に合わず、じり貧に陥ります。

ただし一方的に搾取されるだけではありません。納税すると見返りとして技術やアイテムが提供されるため、慣れてくれば納税は「負担」ではなく「取引」として機能し始めます。この緊張と見返りのバランスが、本作の駆動力になっています。

78時間プレイ 高評価
ネズミやイタチの民達と未開の入植地を切り開き、ネコ様に年貢をお納めするゲーム。割と重い年貢を課してくるので生かさず殺さずネズミやイタチを働かせ、入植者たちの反発を防ぐため道や衣料、食料供給の指示も必要。
9時間プレイ 高評価
Tropicoのネズミ版ってかんじ! ねこ帝国にみかじめ料はらいながらほそぼそと町つくっていくかんじ。アーリーなのにかなり遊びやすくてよき!

3. ネズミ一匹ずつに個性がある

入植者は単なる労働力ではありません。それぞれに属性があり、所属するギルドによって得意不得意が変わります。足が速い者、大食いの者、地下や孤独を好む者、汚染を気にせず工業地帯に住める者など、性格の幅が広く設定されています。

適材適所で仕事を割り振れているかが効率に直結するため、住民名簿を眺めて配置を考える時間が自然と長くなります。

19時間プレイ 高評価
ビーバー達と違い🐭達に得手不得手があり、就ける職業や作業効率も変わるので適当に作業させればいい訳ではない事、性格も多々あり、足が早かったり遅かったり大飯喰らいだったりおおらかだったりと面白い。覚えることが沢山あって楽しい。
Whiskerwood 生産と物流
Whiskerwood 生産と物流
コンベアや配管を張り巡らせ、生産網を自動化していく(画像:Minakata Dynamics)

好評率93%と評価は高いものの、指摘は一貫しています。

Whiskerwood 立体的な街並み
Whiskerwood 立体的な街並み
街が縦に育つほど、動線の設計が難しくなっていく(画像:Minakata Dynamics)

チュートリアルが不親切

最も多く挙がる不満がこれです。システムの数が多い割に説明が足りず、序盤で「何をすればいいのか分からない」状態に陥りやすいという声が複数あります。特に農業に必要な肥沃度や、鉱石がどこに埋まっているかを調べる方法は、説明がないまま進行します。

118時間プレイ 高評価
早期アクセス版ということでチュートリアル不足は感じた。街づくりゲームに慣れてない人だと、序盤から何をすればいいか分からなくなると思う。中盤以降から自動化できるようになるが、自動化しないと厳しい難易度のため、この手のゲームに慣れてないとキツイかも。最初に選んだ島によって取れる鉱石に差が出る。

人口が増えると重くなる

街が育つほど動作が重くなる報告が複数あります。250匹前後で最高画質だとクラッシュしたという声や、500匹を超えたあたりからカクつきが目立ち始めたという声が上がっています。

2時間プレイ 不評
プレイ内容は悪くないが、最適化に問題がある。144フレームレート制限を設定しても視点移動時にカクつきが発生し、さらにフレームレート制限を下げて垂直同期を有効にしても、視点移動時に深刻な画面割れが起こる。このようなアニメ調のゲームとしては明らかに最適化の余地が大きい。

マイナスイベントが多く感じられる

納税に加えて海賊の強請りがあり、拒否すると街を破壊されます。支援物資が後で税に跳ね返る、拒否しても輸送量を取られる移民があるなど、負担側のイベントが目立つという指摘もあります。なお海賊はオプションで無効化できます。

比較対象として最も名前が挙がるのが、同じく動物が主役の立体建築シム『Timberborn』です。

Whiskerwoodの持ち味

  • 納税という締切が緊張感を生む
  • 住民個々の属性・ギルドが細かい
  • 装飾が華やかで見栄えする街になる
  • 干ばつ災害がなくまったり遊べる

Timberborn寄りの人には物足りない点

  • ダム・治水のような攻略要素がない
  • のんびり開発だとじり貧になる
  • 明確なクリア目標がまだ未実装
  • 上下方向の採掘・埋め立てが操作しにくい
豆知識: 日本語ローカライズの評価は高く、長時間プレイヤーからも「おかしな日本語は見受けられない」という声が出ています。海外製の街づくりシムにありがちな翻訳の粗さを心配する必要は薄い作品です。
  • 立体的に街を組み上げるパズル的な思考が好き
  • コンベアや配管で生産網を自動化するのが好き
  • 締切や制約があったほうが燃えるタイプ
  • 住民一匹ずつの個性を見ながら配置を考えたい
  • 完全に自分のペースでのんびり作りたい
  • 手取り足取りのチュートリアルを求めている
  • 大規模な街を軽快に動かしたい(人口増で重くなります)
  • 明確なクリア目標がないと張り合いが持てない
最終評価
立体建築と納税の締切が噛み合った、早期アクセスとは思えない完成度
狭い島を縦に使わせる設計と、猫への納税という締切が組み合わさり、街づくりシムとしての手応えが明確に立っています。住民の個性やギルド、コンベアによる自動化など要素も豊富で、100時間を超えるプレイヤーが多数います。難点はチュートリアルの薄さと人口増加時の動作の重さで、この2点を許容できるかが判断の分かれ目です。価格¥2,980に対する満足度は総じて高いといえます。

価格は執筆時点で¥2,980、割引は出ていません。早期アクセス作品ですが更新頻度は高く、レビューでも週次の開発レポートを楽しみにしている声が見られます。序盤の難しさが不安なら、体験版で手触りを確かめてからの購入が確実です。

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