アサシン クリード シャドウズレビュー|戦国の日本を舞台に、二人の主人公で描く賛否の大作
シリーズ初の戦国時代・日本を舞台にした完全新作――発表時から大きな注目と論争を集めた『アサシン クリード シャドウズ』が、ついに姿を現しました。屈強な侍・弥助と、影に生きる忍・ナオエ。性格も戦い方もまるで異なる二人の主人公を操り、美しくも残酷な戦国の世を駆け抜けます。四季の移ろう日本の風景は息をのむ美しさである一方、シリーズの根幹に関わる部分では評価が割れる、賛否の大きい作品でもあります。

『アサシン クリード シャドウズ』は、Ubisoftが開発・販売するオープンワールドアクションRPGです。2025年3月にリリースされ、シリーズで長く待望されていた「戦国時代の日本」を舞台に据えました。プレイヤーは、力強い戦闘を得意とする弥助と、ステルスに長けた忍のナオエという二人の主人公を切り替えながら、広大な近畿圏を冒険します。
発売前から日本描写などをめぐって論争を呼び、評価は賛否両論(好評率76%前後)に分かれています。本記事では、実際にプレイした人々の声を引用しながら、何が評価され、何が物足りないとされているのかを、できるだけ公平に整理します。
▶1. 二人の主人公が生むメリハリ
本作の大きな魅力は、戦闘の弥助とステルスのナオエという、対照的な二人を使い分けられる点です。正面から斬り込むか、影から忍び寄るか――状況に応じた攻略の幅が、プレイ体験にメリハリを与えます。
▶2. 圧巻の風景と四季・天候の表現
四季の移り変わりや天候の変化を美しく描いた日本の風景は、本作で最も称賛される要素です。馬で各地を巡るだけでも価値があると感じるプレイヤーもいます。

▶3. 手堅いオープンワールドの作り
シリーズ近作の路線を踏襲した、安定感のあるオープンワールド体験も本作の持ち味です。期待を大きく裏切らない手堅さがあると評価されています。
賛否が分かれる最大の理由は、シリーズらしさの希薄化と、構造的なマンネリです。
▶現代パートの不在と「アサシン」の意義
従来作にあった現代との物語的なつながりがほぼなく、シリーズが描いてきたアサシンの理念が薄く感じられるという声があります。
▶作業感とボリュームの重さ
広大なマップを埋めていく構造ゆえに、繰り返しの作業感を覚える人もいます。ボリュームの大きさが、人によっては冗長に感じられます。

- 戦国時代の美しい日本をオープンワールドで旅したい人
- 戦闘とステルス、二つのスタイルを楽しみたい人
- シリーズ近作のRPG路線を気に入っている人
- 旧来のアサシン クリードの物語構造を強く求める人
- 広大なマップの反復作業が苦手な人
- 賛否のある大作に定価で手を出すのをためらう人

