Cities: Skylines II は自由度が高く、最初は「どこから手をつけて、どう黒字を保つか」で迷いやすい。序盤で赤字に陥ると開発が止まり、そのまま行き詰まってしまうこともある。本記事では、開始直後にやるべきこと、マイルストーンの進め方、そして黒字を維持しながら人口を増やすコツを初心者向けに解説する。
- まずマイルストーン10を目指す。ここでほとんどの建物が解放される
- 経験値は人口増加・幸福度・建設で増える。人口を増やすのが最優先
- 黒字化の鍵は電力の外部販売。地熱発電が有力な収入源になる
- 風向きがあるため、工業地区の配置は最初によく考える

▶1. オートセーブを有効にする
本作は長時間かけて都市を育てるゲームだ。不具合や操作ミスに備え、最初にオートセーブを有効にしておく。これだけで「取り返しがつかない事故」のリスクを大きく減らせる。
▶2. 電力と水道をつなぐ
都市の基本はライフラインだ。まず住宅を配置できる道路を引き、電力と上下水道を接続する。ここが滞ると住民が入らず、税収も増えないため、最優先で整備する。
▶3. 風向きを見て工業地区を置く
本作では風向きが追加されており、工業地区の煙害が風下の住宅に影響する。最初の区画配置の時点で風向きを確認し、住宅の風上に工業を置かないよう注意する。後から動かすのは大変なので、序盤に決めておきたい。
▶1. まずはマイルストーン10を目標に
進行の指標となるマイルストーンは、10(小都市)まで進めるとほとんどの建物が解放される。当面はここを目標に据え、必要な施設を段階的に開放していくのが分かりやすい。
▶2. 経験値は「人口を増やす」ことで稼ぐ
経験値は、市民の幸福度の上昇・人口増加・建物や道路の建設によって得られる。つまり人口を増やすことがそのまま進行速度になる。住民が住みやすい環境(ライフライン・サービス・通勤のしやすさ)を整え、人口を伸ばしていく。
▶3. 住宅区画は効率のよいサイズで引く
区画は範囲指定でまとめて引ける。低密度住宅は3×6、中密度住宅は1×6程度のサイズを意識して配置すると、無駄が少なく整った街並みになる。最初から大きく広げず、埋まってから次を引くと赤字になりにくい。
▶1. 電力を外部に売って収入源にする
序盤の安定した黒字化で有力なのが、電力を余分に発電して外部へ売る方法だ。地熱発電所は効率がよく、都市の消費を賄いつつ余剰分を売電収入に回せる。税収だけに頼らない収入の柱を作ると、開発のペースを保ちやすい。
▶2. 支出を膨らませすぎない
サービス施設は必要だが、人口に対して過剰に建てると維持費で赤字になる。需要(住民の不満や要望)を見ながら、必要になったタイミングで建てるのが基本だ。予算画面で赤字項目を確認し、こまめに調整する。
▶3. 詰まったら「融資」を使う
見落とされやすいが、本作では融資(ローン)を受けられる。実績「深み」は1つの都市で合計200,000以上の融資を受けることが条件で、達成率は25.4%(2026年8月時点)——4人に1人は実際に借りている。
序盤で「インフラを整えたいが手元の資金が足りない」という状況は必ず来る。先に整えて人口を伸ばし、税収で返すという順序が成立するので、現金が尽きてから慌てるより、早めに借りて投資に回すほうが立ち上がりは速い。
ただし返済は固定の支出として乗ってくるので、赤字のまま借り増すと悪化するだけである。黒字の見通しが立つ投資に限って使うのが原則だ。
▶4. 発電の方針を決めておく
売電を収入の柱にするなら、再生可能エネルギーだけで賄う方向も選べる。実績「ゼロ・エミッション(再生可能エネルギー源のみを使用して500 MWの電気を生産する)」の達成率は16.9%。汚染を出さずに売電できるので、住宅地の配置を制約されないという副次的な利点もある。

最初に使える範囲は狭い。マップタイルを解放して都市の面積そのものを増やせるので、行き詰まったら「土地が足りていないだけ」という可能性を疑いたい。
| 実績 | 条件 | 達成率 |
|---|---|---|
| 探検家 | 1つの都市で50のマップタイルを解放 | 37.6% |
| 太陽の届くところすべて | 1つの都市で150のマップタイルを解放 | 16.5% |
(2026年8月時点)
タイルの解放は、工業地区や空港のような「離して置きたい施設」の置き場所を確保する手段でもある。風向きを考えて工業を遠ざけたい場面でも、まず土地を増やすのが正解になることが多い。
本作の都市は天候と季節の影響を受け、災害も発生する。マップを選ぶときに気候を設定するので、どの災害と付き合うかは最初に決まっている。
実績を見ると、多くのプレイヤーが実際に遭遇している(いずれも2026年8月時点)。
- 森林火災を体験する … 32.9%
- 竜巻を体験する … 31.3%
- 雹嵐を体験する … 26.1%
- 冬に雪が降る気候で四季をすべて体験する … 23.0%
「来るかもしれない」ではなく「来る」前提で組むのが安全だ。序盤から消防や医療のサービスを最低限そろえておくと、被害が出たときに都市が崩れない。
なお幸福度の目安も押さえておきたい。実績「誰もがニコニコ(市民1,000人以上かつ平均幸福度75%以上)」の達成率は43.9%、90以上の「とっても魅力的」は15.2%。75%が現実的な合格ラインで、90は相当整った都市の水準だと考えてよい。
多くの初心者が同じところで詰まる。先に知っておけば回避できる。
▶1. サービス施設を建てすぎて赤字になる
警察・消防・医療・教育などは必要だが、人口に対して早く建てすぎると維持費だけがかさむ。住民から不満や要望が出てから、必要な範囲に建てるのが基本だ。予算画面で各項目の収支を確認し、赤字の原因を特定する習慣をつけたい。
▶2. 都市を一気に広げすぎる
区画を広く引きすぎると、ライフラインとサービスの維持費が先行して赤字になる。引いた区画が埋まってから次を引く、という順序を守ると資金が安定する。
▶3. 交通を後回しにする
人口が増えてから渋滞に対処しようとすると、既に建物が密集していて道路を直しにくい。序盤のうちから幹線と生活道路を分ける意識を持っておくと、後の手戻りが大幅に減る。
