総合評価: 60/100 / Steam:「やや好評」/ 2026年8月時点でレビュー117,076件・好評率79%
- 建築の自由度と、従者(奴隷)を捕らえて育てる独自システムが魅力
- 2025年のEnhanced版でUnreal Engine 5化し、グラフィックが大きく向上
- 暴力・ヌードを含む成熟表現あり(ヌードはオプションで調整可能)
- サーバー環境やバグへの不満は残る。ソロ/専用サーバーが快適
Conan Exiles は、Funcom が開発する、コナン・ザ・バーバリアンの世界を舞台にしたオープンワールド・サバイバルです。2018年の正式リリース後も長く運営が続き、2025年にはUnreal Engine 5へアップグレードした「Enhanced」版へと刷新されました。過酷な地で生き延び、拠点を築き、従者(奴隷)を従え、神々の力さえ振るう――蛮族の世界観を色濃く反映した硬派な一本です。2026年8月時点でレビュー数は117,076件、好評率は79%となっています。
本記事では、建築と従者システムを軸にしたConan Exilesの魅力と、サーバー環境やバグといった気になる点の両面を、実際のプレイヤーレビューを交えて率直にお伝えします。なお本作は暴力・ヌードを含む成熟向けコンテンツを扱います(ヌード表現はオプションで調整できます)。

▶1. 三角建材まで使える自由度の高い建築
Conan Exilesの建築は自由度が高く評価されています。四角い建材だけでなく三角の建材が用意されているため、複雑で個性的な建物を組み上げられます。素材のティア(砂岩→石レンガ→強化石など)を上げるほど頑丈になり、拠点防衛やPvPにも直結します。
▶2. 従者(奴隷)を捕らえて従える独自システム
本作を他のサバイバルと最も強く分けているのがこれです。NPCを殺すのではなく棍棒で気絶させ、縄で引きずって「苦痛の車輪」に放り込み、意志を折って従わせるという、題材の蛮性がそのまま仕組みになった設計になっています。
面白いのは、捕らえた時点が完成形ではないことです。従者はレベル0で始まり20まで育ち、レベル10・15・20でランダムなパークが付きます。ただしパークはステータスを下げることもあるうえ、初期の成長確率も抽選なので、同じ種類・同じランクでも最終的な強さは大きくばらつきます。公式Wikiすら「最強の従者を論じるのはやや学問的」としているほどです。
さらに経験値は連れ歩いている間しか入らず、拠点の警備に置いている従者は一切育ちません。「捕まえて並べておけば強くなる」ではなく、育ててから配置するという手間が要求される点に、このゲームの性格が出ています。
本作最大の個性が、NPCを気絶させて捕らえ、自分の従者として育てる「奴隷(スロール)」システムです。戦士は拠点を守り、弓兵は壁から射撃し、職人は製作コストを下げてくれます。誰を捕らえ、どう配置するかがプレイの幅を大きく広げます。

▶3. 「Enhanced」が何を変えたのか
2025年の刷新は名前だけのものではありません。公式が挙げている変更は具体的です。
- ゲーム全体がUnreal Engine 5へ移行し、環境・キャラクター・ライティング・エフェクトが大幅に改善
- 8年分のコンテンツが一つの体験に統合された
- 追放の地(Exiled Lands)とシプター島(Isle of Siptah)が接続され、別々だった2つの世界が繋がった
- ほとんどのPCで60以上のFPSを目標に最適化。Steam Deckでも遊びやすくなった
- UIも刷新
そして重要なのが、これが無料アップグレードとして提供されたという点です。既存の所有者は追加費用なしで刷新版に移行でき、新規は8年分が統合された状態から始められます。長寿の運営型サバイバルとしては誠実な扱いと言えます。
実際、2026年8月時点でも同時接続は7,500人規模を保っています。2018年のタイトルとしては十分に現役で、マルチサーバーが過疎で成立しないという状況にはありません。実績は36個です。
▶4. 従来版からのグラフィックと世界の刷新
2025年のEnhanced版でUnreal Engine 5へと作り直され、光の表現や質感が大きく向上しました。過酷で美しいハイボリアの世界が、現行水準のビジュアルで楽しめるようになっています。容量が抑えられた点を評価する声もあります。
高い評価がある一方、オンライン環境やバグ、DLCの多さには批判も根強くあります。
▶サーバー環境とバグ
公式サーバーでのトラブル(他プレイヤーとの摩擦やマナー問題)や、アイテム消失・追従者の置き去りといったバグを指摘する声が多く見られます。Enhanced化後の同期・最適化に不満を持つ長時間プレイヤーもいます。
▶育成システムは整理されたが、好みは分かれる
かつての本作は属性ポイントが390もあり、振り分けが煩雑でした。現在はAge of Sorcery 以降の再設計で総ポイントが60まで削られ、1つの属性に振れるのは最大20、レベル60で打ち止めという形に整理されています。振るほどコストが上がる仕組みも廃止されました。
さらに1つの属性に5・10・15・20を投資するごとにパークが付くため、「どこで区切るか」を考える形の選択に変わりました。数字を積むだけだった以前より、意図を持って組む余地が増えています。
一方で、細かく数値を積み上げる遊び方を好んでいた層には物足りないという声もあります。簡潔になった代わりに、突き詰める余地は狭くなりました。この手の再設計にはつきものの摩擦と言えます。
▶多数のDLCと作業感
12種類の有料DLCが存在し、コスメティックを含め拡張が多くなっています。またサバイバル特有の反復的な資源集め・拠点維持を作業的に感じる場面もあります。
ソロ・専用サーバー向き
- 自分のペースで建築・従者育成に集中できる
- 他プレイヤーとの摩擦を避けられる
- 設定で難易度や進行速度を調整可能
公式PvP/PvEサーバーの注意点
- 他プレイヤーとの摩擦やマナー問題
- 拠点や従者を襲撃で失うリスク
- サーバー環境が安定しないことがある
- 自由度の高い建築で拠点づくりを楽しみたい人
- 従者を集めて育てる独自システムに惹かれる人
- 蛮族・剣と魔術の世界観が好きな人
- ソロや仲間内の専用サーバーでじっくり遊びたい人
- 安定したオンライン環境を最優先する人
- バグの少ない完成された体験を求める人
- 成熟表現(暴力・ヌード)が苦手な人
価格は通常¥4,200で、セールも実施されます。まずはソロや専用サーバーで建築と従者育成をじっくり味わい、慣れてきたらマルチの遊び方を広げていくのがおすすめです。

