Red Dead Redemption 2 初心者ガイド|序盤の進め方と基本システム解説
Red Dead Redemption 2(以下RDR2)は、Rockstar Gamesが手がけた19世紀末アメリカ西部を舞台にしたオープンワールドゲームだ。主人公アーサー・モーガンとダッチ・ギャングの逃亡劇を描くこの作品は、Steamユーザーから「ゲーム史上最高傑作のひとつ」と称されるほどの評価を誇る。
しかし、最初のプレイでは序盤のペースの遅さや多彩なシステムに戸惑う人も多い。この記事では、初めてRDR2を手に取る方に向けて、序盤の進め方から知っておきたい基本システムまでを丁寧に解説する。
「このゲームを始めるときに知っておきたかったことがある。焦らず、ゆっくりと世界を楽しめ。これは長い旅だ」 — Steamユーザーレビューより
RDR2をプレイする前に知っておきたいこと
このゲームはスローバーンな傑作である
RDR2はアクションゲームでありながら、プレイヤーを急かすことを良しとしないゲームデザインが貫かれている。序盤のチュートリアルは長く、操作に慣れるまでに数時間かかることもある。しかしそれこそがこのゲームの本質だ。
Steamのレビューには、こんな声が多数寄せられている。
「序盤はちょっと入り込みにくいかもしれないけど、絶対に価値がある。まるで列車みたいに、最初はゆっくり動き出すが、やがてどんどんスピードを上げていく」 — Steamユーザーレビューより
序盤でゲームを辞めてしまうのは非常にもったいない。Chapter 2(第2章)に入るあたりから世界が開け、このゲームの真の面白さが顔を出し始める。とにかくChapter 2序盤までは我慢して続けてほしい。
最初に意識すべき心構え
- 急がない — メインミッションを追いかけるだけでは、このゲームの魅力の半分も味わえない
- 世界を観察する — 天気、動物、NPCのふるまい、すべてが作り込まれている
- 失敗を恐れない — 死んでもペナルティは小さい。積極的に試してみよう
- ファストトラベルを使わない選択肢も考える — 馬での移動中に起きるランダムイベントが物語を豊かにする
序盤の進め方|Chapter 1〜2の攻略指針
Chapter 1「コルター」の過ごし方
ゲームはコルターという雪山の集落から始まる。このChapter 1は実質的な長いチュートリアルであり、自由度はかなり制限されている。
- チュートリアルをしっかり読む — 操作方法はここで全部学べる
- サブミッションをこなしてシステムに慣れる
- Chapter 2への移行を急がない — ただし雪山エリアには長居できないため、自然にストーリーが進む
Chapter 1でできること・できないこと:
| できること | できないこと |
|---|---|
| 基本的な射撃・移動 | 自由な探索 |
| 馬の操作 | フェンスへのアクセス |
| 拠点(キャンプ)の利用 | 狩りの本格活用 |
| ロールプレイ的な会話 | 多くのサブコンテンツ |
Chapter 2「ホーセアの農場」こそが本番
Chapter 2からゲームが本格的に開幕する。ここから自由に世界を探索できるようになるため、メインミッションを急いで進めるのではなく、まずは周辺を探索することを強くすすめる。
Chapter 2でやっておきたいこととして以下が挙げられる:
- ジャックとの釣りミッション — 釣りシステムが解放される
- キャンプのアップグレード — 資金を集めてキャンプ設備を整えよう
- ハンティング入門 — 狩りをしてペルトを売り、序盤資金を稼ぐ
- 街の探索 — バレンタインやロードスに足を運び、店と施設を把握する
「Chapter 2を急いで進めてはいけない。ここで狩り、釣り、探索をして、メカニクスをしっかり学ぶことが大切」 — コミュニティガイドより
基本システム解説|知らないと損するコアメカニクス
コア(Health/Stamina/Dead Eye)の管理
RDR2にはアーサーの状態を示す3つのコアが存在する。これを理解しないと序盤から苦労することになる。
| コア名 | 役割 | 回復方法 |
|---|---|---|
| ヘルス(Health) | 体力の最大値に影響 | 食事、薬品、休息 |
| スタミナ(Stamina) | 走る・泳ぐ持続時間に影響 | 食事、タバコ(少量) |
| デッドアイ(Dead Eye) | スローモーション射撃の持続時間 | コーヒー、薬草、肉 |
コアとゲージの違いに注意しよう。コアはゲージの最大値を決める「器」のようなものだ。コアが減るとゲージの上限が下がってしまう。どちらも意識して管理する必要がある。
食事は必ず取ること
アーサーは空腹になるとコアが低下する。定期的に食事を取ることが重要だ。キャンプのシチューを食べたり、狩りで得た肉を焚き火で調理して食べるのが基本となる。また、店でも缶詰や乾燥食品を購入できる。
「栄養不足のアーサーは弱いアーサーだ。コアはちゃんと満たしておけ」 — コミュニティガイドより
武器システムと銃の手入れ
武器の劣化システム
RDR2では武器は時間とともに汚れ・劣化し、性能が落ちる。具体的にはダメージと精度が低下する。定期的なメンテナンスが必要だ。
武器の手入れ方法:
- ガンスミス(銃鍛冶屋)に持ち込む — お金を払ってクリーニングしてもらう
- ガンオイルを使う — サッチェル(携帯袋)にガンオイルを持っていれば、メニューから自分でケアできる
序盤に入手したい武器リスト
序盤から使いやすいおすすめ武器を以下にまとめた:
| 武器名 | 入手方法 | 特徴 |
|---|---|---|
| ランカスター・リピーター | 購入またはルート | 汎用性の高いライフル |
| ポンプアクション・ショットガン | 銃鍛冶屋で購入 | 近距離戦で絶大な威力 |
| スコフィールド・リボルバー | バレンタインのミッション | 高い精度と威力 |
| ボウ(弓) | キャンプ入手 | 静音で狩りに最適 |
重要な仕様として、ライフルや散弾銃などのロングガンは馬に装備される。馬から降りたとき、デフォルトではリボルバーしか持ち歩けない。長距離戦が想定される場面では、馬から降りる前に必ずロングガンを手に取ることを習慣にしよう。
オフハンド・ホルスターは早めに購入しよう
ガンスミスまたは鞍屋で購入できるオフハンド・ホルスターを入手すると、二丁拳銃が可能になる。序盤のアップグレードとして非常に強力なので、資金が貯まったら優先的に購入したい。
馬との絆システム
馬はRDR2において単なる移動手段ではなく、パートナーだ。馬との絆レベルを上げることで、さまざまな恩恵を受けられる。
絆を深める方法
- 馬をブラッシングする — 汚れを落とし、絆が上昇
- 餌をあげる — にんじんや砂糖などを定期的に与える
- 話しかける・なでる — 戦闘後や休憩中に積極的に行う
- 落ち着かせる(Calm) — 驚いて暴れているときにコマンドで落ち着かせる
絆レベルのメリット
絆が上がるほど、馬のスタミナ回復速度や最大速度、コントロール性が向上する。また高レベルになると馬が自分でドリフトしたり、特定のコマンドに反応するようになる。
「馬はブラシをかけて、餌を与えて、声をかけろ。絆レベルが上がれば、馬はより優秀なパートナーになる」 — コミュニティガイドより
序盤最強の馬「ホワイト・アラビアン」
Lake Isabella(レイク・イザベラ)という湖のほとりに、白いアラビア馬が野生で生息している。これは序盤から入手できる馬の中でもトップクラスのスピードとハンドリングを誇る。Chapter 2から探しに行くことが可能だ。ただし野生馬のため、手懐けるのに少し根気が必要になる。
お金の稼ぎ方|序盤の資金繰り
序盤の収入源を把握しよう
RDR2では序盤にまとまったお金を稼ぐ方法がいくつかある。
ハンティング(狩り)で稼ぐ
狩りはRDR2の重要な収入源だ。ただし売り方に注意が必要だ。
- 完璧なペルト(Perfect Pelt) — トラッパー(皮革商)に売るか、クラフトに使う。一般の店に売ると価値が下がる
- 通常のペルト — 一般の店やトラッパーに売却
- 伝説の動物のペルト — トラッパーに持ち込み、ユニークな装備をアンロックできる
フェンス(Fence)を活用する
盗品や貴重品(金のバー、指輪、時計など)は一般の店では売れない。これらはフェンスと呼ばれる闇ブローカーに売却する必要がある。
主なフェンスの場所:
| フェンスの場所 | 解放タイミング |
|---|---|
| エメラルドランチ | Chapter 2から利用可能 |
| セントドニ | Chapter 3以降で本格利用 |
| ヴァン・ホーン | Chapter 3以降 |
| ローズ | ストーリー進行後 |
リンパニー(Limpany)の金のバー
Chapter 2から訪れられる焼け落ちた街リンパニーの保安官事務所に、金庫が隠されている。中に金のバーが入っていることがあり、これをフェンスに売ると序盤の大きな収入になる。場所はバレンタインの南西あたりを探してみよう。
キャンプのアップグレード優先順位
お金が貯まったらキャンプへの投資も忘れずに。特に以下は優先度が高い:
- ダッチのテント — キャンプ全体のモラルが上がり、仲間の会話イベントが増える
- ファストトラベルマップ — キャンプからのファストトラベルが使えるようになる(購入後に地図を調べることで開放)
- 医療用品・食料の補充 — 自動でコアが補充されやすくなる
オナーシステム(Honor System)の基本
オナーとは何か
RDR2にはオナー(名誉)システムが存在する。プレイヤーの行動によってアーサーの評判が変化し、ゲームの展開やNPCの反応に影響を与える。
| オナー | 影響 |
|---|---|
| 高オナー(ハイオナー) | 店での割引、NPCの好意的な反応、特定のストーリー演出 |
| 低オナー(ローオナー) | 敵を倒したときの戦利品増加、異なるストーリー演出 |
オナーを上げる行動・下げる行動
オナーが上がる行動:
- 見知らぬ人を助ける
- NPCに挨拶する(PC版ではGキー)
- 平和的に問題を解決する
- お金を寄付する
- 罪のない人を助ける
オナーが下がる行動:
- 無実の人を傷つける・殺す
- 強盗・略奪
- 人々を脅す
- 助けを求めている人を無視する
「ハイオナーの場合は割引や特定のエンディング、ローオナーの場合は異なる報酬と演出が手に入る。どちらのプレイスタイルも、周回ごとに試してみる価値がある」 — コミュニティガイドより
初心者はハイオナー推奨
初回プレイではハイオナー(高名誉)を目指すプレイが推奨される。アーサーの人間的な成長をより深く味わえるうえ、NPCとの関係が豊かになり、世界との関わりが広がる。ローオナーの体験は2周目で試してみよう。
知っておきたい便利なテクニック
シネマティックカメラを使った長距離移動
馬に乗ってウェイポイントを設定した状態でVキー(PC版)を長押しすると、シネマティックカメラモードに切り替わる。このモードでは馬が自動的にルートに沿って移動してくれるため、長距離移動中にリラックスして景色を楽しめる。
「ファストトラベルを一切使わずにクリアしたが、まったく苦にならなかった。馬での移動中に起きることが、このゲームをより豊かにしてくれる」 — Steamユーザーレビューより
NPCへの挨拶を習慣にする
PC版ではGキーでNPCに挨拶できる。デフォルトでは威圧的な行動になってしまうケースがあるため、Gキーを使って好意的に接することを意識しよう。これはオナーの向上にも繋がる。
伝説の動物を失敗してもリトライできる
伝説の動物(Legendary Animal)を追跡中に失敗したり、逃げられてしまっても永久に消えることはない。エリアを離れて数日間ゲーム内時間を経過させると(眠ることでも可)、再び発見できるようになる。焦らず再挑戦しよう。
常にロールプレイ的な視点で遊ぶと楽しい
RDR2は非常に自由度が高いゲームだが、「アーサーとしてこの世界で生きる」という視点を持つと体験が深まる。
- 街に来たら酒場に立ち寄る
- 雨が降ったら雨宿りする
- 疲れたらキャンプに戻って仲間と語らう
こうした小さなことが、この作品の魅力を何倍にも増幅させてくれる。
まとめ|アーサーと一緒に歩む旅へ
Red Dead Redemption 2は、間違いなく現代ゲーム史に名を刻む傑作だ。しかしそれはプレイヤーがこのゲームの世界に身を委ねたときに初めて感じられるものでもある。
最後にこのガイドのポイントをまとめよう:
- Chapter 1〜2は急がず、世界に慣れることを最優先にする
- コアと食事の管理を忘れず、アーサーのコンディションを保つ
- 武器の手入れを定期的に行い、ロングガンは馬から降りる前に装備する
- フェンスを活用し、盗品・貴重品を正しく換金する
- 馬との絆を大切にし、ホワイト・アラビアンも狙ってみる
- オナーシステムを意識して行動し、アーサーの物語を豊かにする
- 急がず、世界を観察し、旅を楽しむ
「これはただのゲームじゃない。体験だ。少し人生経験を積んでからこのゲームをプレイすると、また違った何かを感じられる」 — Steamユーザーレビューより
アーサー・モーガンとともに、この広大な西部を駆け抜けてほしい。彼の旅は、きっとあなたの心に長く残るはずだ。