Roguebook 初心者攻略|序盤の進め方と基本システム解説
Roguebookは、Faeriaの開発チームとMagic: The GatheringのデザイナーであるRichard Garfieldが手がけたデッキ構築型ローグライクゲームです。Slay the Spireをベースにしつつ、独自の「2人ヒーロー編成」「マップ探索システム」「ポジション管理」などの要素が組み合わさっており、初見ではルールに戸惑う場面も多いでしょう。
この記事では、初めてRoguebookを起動した方に向けて、序盤の流れ・基本システム・最初に意識すべき優先事項を丁寧に解説します。
▶ローグライト:失敗前提で成長するゲーム
Roguebookは「ローグライト」に分類されます。これは失敗を重ねながら永続アンロックを積み重ね、徐々に有利な状態でプレイできるようになるゲーム設計です。
「最初の勝利まで約12時間かかった。経験豊富なゲーマーでも、ヒントなしでこのくらいは普通」—Steamユーザーレビューより
最初のうちはクリアできなくて当然です。「失敗 → 解放 → 再挑戦」のサイクルを楽しむ気持ちで臨みましょう。早い人は2戦目でクリアすることもありますが、あくまで例外です。焦らず基本を学ぶことが最短ルートです。
▶Slay the Spireとの主な違い
Slay the Spireを経験している方も多いと思いますが、Roguebookにはいくつかの重要な相違点があります。
| 要素 | Slay the Spire | Roguebook |
|---|---|---|
| ヒーロー数 | 1人 | 2人同時編成 |
| マップ構造 | 分岐ツリー | ヘックスタイル探索 |
| カードプール | 1キャラ分 | 2キャラ分を混合 |
| ポジション管理 | なし | 前衛/後衛の概念あり |
| リソース管理 | ゴールド・HP | ゴールド・HP・インク/ブラシ |
▶初期解放ヒーローを把握しよう
ゲーム開始時に使えるヒーローはSharraとSoroccoの2人です。まずはこの2人でプレイを始めましょう。
それぞれの基本的な役割は以下の通りです:
- Sharra(シャーラ):アタッカー寄り。前衛にいるほど火力が上がる。ダガーのスパムや出血(ブリード)、コレージュ(Courage)の3系統でデッキを構築できる
- Sorocco(ソロッコ):タンク兼大ダメージディーラー。ターン終了時に前衛にいるとブロックを得る。高コストカードとヘッドバンギング(Headbanging)でダメージを伸ばせる
「Sharraがダメージ、Soroccoがタンク、という印象を持つかもしれないが、それは完全に正しいわけではない」—Steamコミュニティガイドより
▶ヒーロー入れ替えの仕組みを理解する
マップ上でヒーローを拾うときの重要な仕様:
- ゲーム開始時、最初の1人がリーダーとしてスタート
- マップ上で2人目のヒーローに移動すると、パーティに加わる
- 3人目のヒーローに移動すると、現在のパーティの誰かと入れ替えられる
この仕組みのおかげで、最初にどのヒーローから始めても、最終的に好きなペアを組めるようになっています。最初のヒーター選択にそこまで神経質にならなくてOKです。
▶リーダー切り替えはいつでも可能
戦闘中もマップ中も、ツールバーのヒーローアイコンをクリックしてリーダー(前衛)をいつでも変更できます。これは戦略の中核となるシステムで、ポジションに応じて効果が変わるカードや、スワップ(入れ替え)時に発動するカードを使いこなす上で必須の操作です。
▶ヘックスタイルマップの仕組み
Roguebookのマップは分岐ツリーではなく、ヘックス(六角形)タイルを塗り広げて探索する方式です。ここが他のデッキビルダーと最も異なる部分です。
使用するリソースは2種類:
- ブラシ(Brush):隣接タイルを1枚開放する。比較的多く手に入る
- インク(Ink):より広範囲を開放できる。希少リソースで使い方が重要
「ボスへの一直線ルートはデフォルトで歩けるが、アイテムやパワーアップは自分でタイルを開放しないと取れない」—Steamユーザーレビューより
▶ブラシとインクの使い方の優先順位
序盤は迷いがちなリソース管理ですが、基本方針は以下です:
- まずブラシを使って近くのタイルを開放し、価値あるスポット(宝箱・ヴォルト・ショップ)を探す
- インクは価値の高いタイルが集まるエリアに向けて使う
- マップ上の探索可能な場所をすべて開放したら、残ったインクは次のマップのために温存することも検討する
- ハートアイテム(HP回復)はマップ間で持ち越せるので、余裕があれば回収しておく
▶マップ開始時は必ずショップを確認
マップに入ったらまずNaddim(ナディム)のショップを確認しましょう。ショップにどんなリック(Treasure)やジェムがあるかを把握することで、その後のカードドラフトの方向性を決められます。
▶最初の数ランは積極的にカードを拾う
初期デッキは非常に弱いため、序盤の数ラン(特に最初のころ)は積極的にヴォルト・オブ・ウィズダムでカードを獲得することが重要です。目安として、最低4枚程度の有用なカードを加えないと戦闘が厳しくなる段階があります。
ただし、以下の場合はスキップも選択肢:
- 提示されたカードが3枚すべて現在のデッキ戦略と噛み合っていない
- 既に強いデッキが出来上がっていて、ノイズを増やしたくない
▶Sharraのデッキアーキタイプ3種
Sharraは以下の3つの方向性でデッキを組めます:
| アーキタイプ | 特徴 | 序盤の優先度 |
|---|---|---|
| ダガー(Daggers) | 0コスト2ダメージの攻撃を積み重ねる。枚数参照のリックと相性◎ | 解放カード次第 |
| ブリード(Bleed) | 出血スタックで毎ターン継続ダメージ。安定した削り手段 | 高め |
| コレージュ(Courage) | ターン開始時にマナを得る代わりにスタック消費。特定カードでダメージ倍増 | 中程度 |
▶Soroccoのデッキアーキタイプ3種
| アーキタイプ | 特徴 | 序盤の優先度 |
|---|---|---|
| 高コストカード特化 | コスト2以上のカード参照リックと組み合わせて真価を発揮 | 永続アンロック後に強化 |
| タンク(防御重視) | ブロックカードを積んでソロッコを盾にする | 高め |
| ヘッドバンギング | 次の攻撃ダメージを+3。安価な攻撃を大火力に変換 | 中程度 |
「1つのアーキタイプに絞りすぎないこと。強いデッキは複数の状況に対応できる」—Steamコミュニティガイドより
▶ポジション管理を意識する
Roguebookでは前衛(Front)と後衛(Back)のポジションが戦闘に大きく影響します:
- 前衛ヒーローが基本的に敵の攻撃を受ける
- Soroccoはターン終了時に前衛にいるとブロックを獲得
- Sharraは前衛にいるときに火力が上がるカードを多く持つ
- スワップ(入れ替え)時にトリガーする効果を持つカードがある
▶エンドターンボタンで被ダメを確認
戦闘でターン終了ボタンにカーソルを合わせると、自分と相手が受けるダメージの予測が表示されます。敵のダメージ量を一つ一つ計算する手間が省けるので、積極的に活用しましょう。
▶フェアリーウェル(Fairy Wells)を最優先で解放
フェアリーウェルは追加マナを獲得できる重要施設です。Roguebookではマナ(エナジー)が行動の根幹となるため、マップ上でフェアリーウェルを見つけたらできる限り早く解放・訪問することを意識してください。
▶ミスをしたときのリカバリー
「間違えたらESCキーでメインメニューに戻り、CONTINUEを選べばマップに戻れる。実質的にやり直しが可能」—Steamユーザーレビューより
これはゲームの公式機能ではない「セーブスキャミング」的な手法ですが、初心者のうちは致命的なミスをしてしまったときに活用できます。慣れてきたらなるべく自力でリカバリーに挑戦しましょう。
▶優先してやること
- Naddimのショップを毎マップ最初に確認する
- ヴォルト・オブ・ウィズダムで早めにカードを獲得する(デッキの底上げ)
- フェアリーウェルを優先的に解放する
- SharraとSoroccoで数ランこなしてカードプールを広げる
- ハートアイテムはマップ間でも持ち越せることを覚えておく
- Aurora's Teacupを入手したらAuroraに渡す(自分で使わないこと)
▶避けた方がいいこと
- 最初から複数のヒーローペアを試し過ぎる(まず1ペアを掘り下げよう)
- すべてのインクを序盤で使い切る(次マップのタワー到達も考慮)
- 1つのアーキタイプに完全特化したデッキを目指す(対応力が落ちる)
- ショップで無計画にカードを購入する(ドラフトより割高)
ローグライクに慣れたプレイヤーでも、Roguebookの独自システム(マップ探索・2人ヒーロー・スワップ管理)には最初とまどうことがあります。でも基本を押さえれば、デッキが噛み合ったときのコンボの爽快感はこのジャンルの醍醐味そのもの。まずは失敗を恐れず、何度もランを重ねて楽しんでみてください!