Roguebook ストーリー攻略:世界観とナラティブイベント完全解説
Roguebookは単なるデッキ構築型ローグライクではなく、Faeriaという独自の世界観を持つ物語の中にプレイヤーを引き込む作品です。本記事では、Roguebookの背景となる世界設定から、ゲーム内に散りばめられたナラティブイベントの内容・攻略ポイントまでを徹底解説します。
Roguebookの物語は、Abrakam Entertainmentが2017年にリリースしたデジタルカードゲーム「Faeria」の世界を舞台にしています。ゲームのナラティブイベントを深く楽しむためにも、まずはこの世界の基本設定を押さえておきましょう。
▶Faeriaという"世界の形"
Faeriaの世界は、私たちがイメージする一般的な惑星とはまったく異なる姿をしています。
- 巨大な平面の円盤状の大地として存在している
- 円盤の外周を、**自分の尻尾を食べる巨大な蛇「ウロボロス(Ouroboros)」**が取り巻いている
- 昼と夜は、ウロボロスが持つ「灼熱の眼(Burning Eye)」が円盤の周りを回ることで生じる
- 眼に近い地域は夏、遠い地域は冬となる独自の気候構造を持つ
- 北極・南極のような極寒地帯は、円盤の「端」ではなく中心部に存在する(眼から最も遠いため)
- 円盤の上下には、ウロボロスの動きによって生まれた**虚空の大渦(Void Maelstrom)**が存在し、近づくものをすべて飲み込んでしまう
ポイント: この虚空の大渦は、Faeriaの「神聖なるエネルギー(faeria)」さえも少しずつ吸い込んでいます。つまりこの世界は、緩やかな滅びへと向かっているのです。
▶Roguebookとは何か:生きた呪われた書物
物語の中心となる「Roguebook(ローグブック)」の正体は、ただの本ではありません。
- 太古の昔から存在する**「伝承の書(Book of Lore)」**という世界の歴史書だった
- Faeriaの最終拡張DLC「Chronicles of Gagana(2019年リリース)」後の冒険の末、この書物はfaeriaの泉の深淵に落とされ、忘れ去られた
- 10年以上もの間、無限の魔力の源と接触し続けたことで、書物は独自の意思と悪戯好きな人格を獲得した
- こうして誕生したのが、世界中の伝説をすべて内包する**「ローグブック」**という存在
"Said to contain all available knowledge in the world, rumors are whispered that those who dare to read the Roguebook can gain omniscience and attain near god-like status." (世界のあらゆる知識を内包すると言われており、ローグブックを読み解いた者は全知を得て、神に近い存在になれるという噂がある)
▶あなたがいる場所:書物の"ページ"の中
ゲームのプレイヤーはローグブックのページの中に閉じ込められた存在です。
- 1ページごとが新たな試練を表している
- ページにはFaeriaの歴史、伝説、冒険譚がすべて記されており、あらゆる魔獣・強力な魔法・難題がプレイヤーを待ち受ける
- ローグブック自体が悪戯好きな意思を持っており、読もうとする者をあざむき、翻弄することを楽しんでいる
- プレイごとに世界が再生成されるのは、ローグブックが自分自身を書き換えているため
Roguebookに登場するヒーローたちは、元々Faeriaで活躍していたキャラクターです。世界観の流れの中で彼らがどういった立ち位置にいるのかを理解すると、ナラティブイベントの解釈がより深まります。
▶SharraとSeiferという二人の主役
| ヒーロー | 特徴 | ゲーム内の役割 |
|---|---|---|
| Sharra | Faeriaで成長した伝説のヒーロー | 攻撃的なプレイスタイル |
| Seifer | Faeriaで活躍した伝説のヴィラン | 独自のスキルセットを持つ |
| Aurora | アンロック可能な追加ヒーロー | イベント「AuroraUnlock」で解放 |
| その他 | 計4ヒーロー | 組み合わせでコンボが変化 |
攻略メモ: Roguebookでは「ヒーロー2名でチームを組む」のが基本です。それぞれのヒーローのカードプールが1つのデッキに混合されるため、どのコンビを選ぶかでストーリーの体験も変わってきます。
▶なぜヒーローたちはローグブックに引き寄せられたのか
Faeriaでの数々の冒険を経て、SharraやSeiferはすでに「伝説の英雄・悪役」として名を馳せていました。新たなる挑戦を求め、強力なアーティファクトとして噂されていたローグブックに引き寄せられたのが物語の起点です。彼らはローグブックの持つ「全知を与える」という伝説に惹かれ、その罠へと踏み込んでしまいます。
Roguebookには全40種類のナラティブイベントが存在し、これらすべてを見ると実績「Neverending Story(終わりなき物語)」が解除されます。イベントはマップ探索中にランダムで出現するため、RNGに左右されることがありますが、内容と報酬を把握しておくことで効率的に攻略できます。
▶ナラティブイベントの基本構造
ナラティブイベントには以下の特徴があります。
- 多くのイベントは複数の選択肢を持ち、選ぶ内容によって報酬や結果が変化する
- 一部のイベントは一度しか発生しない(特にAuroraUnlockは要注意)
- イベントの報酬はカードや宝物アイテムが多い
- すべてのイベントはゲームファイル内で管理されており、IDで識別されている
▶全ナラティブイベントID一覧
以下は、実績「Neverending Story」達成のために把握すべき全40イベントの一覧です。
| ID | イベント名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | ThreeWishes | 三つの願い |
| 2 | MirrorPhantasm | 鏡の幻影 |
| 3 | MagicCarpet | 魔法の絨毯 |
| 4 | AuroraUnlock | 一度限り・Aurora解放イベント |
| 5 | KoboldMercenary | コボルドの傭兵 |
| 11 | WeepingIdol | 泣く偶像 |
| 12 | Baldurion | バルドリオン |
| 14 | AmaiGemMerchant | 宝石商 |
| 15 | CobaltGargoyle | コバルトのガーゴイル |
| 16 | KrogsDinner | クロッグの晩餐 |
| 17 | ThyrianExpedition | サイリアン遠征隊 |
| 18 | Spellwhirl | 呪文の渦 |
| 19 | FailedExperiment | 失敗した実験 |
| 20 | MessageInABottle | ボトルのメッセージ |
| 21 | GatesOfPandora | パンドラの門 |
| 22 | TimeOfLegends | 伝説の時代 |
| 23 | SimulacrumOfObedience | 服従の幻像 |
| 24 | Llamacorn | ラマコーン |
| 25 | AncientHerald | 古代の使者 |
| 26 | TreasureMap | 宝の地図 |
| 27 | AnimatedBanquet | 動く宴会 |
| 28 | Majinata | マジナタ |
| 29 | Apex | 頂点 |
| 30 | MotherOfAllYaks | すべてのヤクの母 |
| 31 | RoyalJudge | 王の裁判官 |
| 32 | ForbiddenLibrary | 禁じられた図書館 |
| 33 | QueenMagda | 女王マグダ |
| 34 | Doomgate | 破滅の門 |
| 35 | RainOfFish | 魚の雨 |
| 36 | ImperialCamp | 皇帝の野営地 |
| 37 | WheelOfChaos | 混沌の車輪 |
| 38 | SoulPact | 魂の契約 |
| 39 | DayOfTheDragons | 龍の日 |
| 40 | OgreDance | オーガのダンス |
| 41 | BloodSong | 血の歌 |
| 42 | Celeste | セレスト |
| 43 | Tarum | タルム(出現頻度高め) |
| 44 | WindGate | 風の門 |
| 45 | Chrysalis | 繭 |
| 46 | FlashWind | 閃光の風 |
注意: ID番号に6〜10・13が欠番になっているのは、ゲームの内部データの仕様によるものです。実際に必要なのは40種類のイベントです。
▶特に注意すべきイベント:AuroraUnlock(ID:4)
AuroraUnlockは、Roguebookのナラティブイベントの中で唯一、プレイ中に一度しか発生しない特殊なイベントです。
- このイベントが実績「Neverending Story」のカウントにバグで登録されないケースが報告されている
- Auroraをすでに解放している場合、このイベントは再発生しない
- バグに見舞われた場合は、後述のゲームファイル編集による対処が必要になる
全イベントを見ることで解除される実績「Neverending Story」は、Roguebookの中でも難易度の高い実績のひとつです。RNGの問題だけでなく、バグの存在も確認されているため、計画的に取り組む必要があります。
▶実績進捗の確認方法
ゲームファイルを直接確認することで、どのイベントがカウントされているかを調べられます。
- Windowsの場合、
%userprofile%\AppData\LocalLow\Abrakam Entertainment SA\Roguebook\Savesを開く Steam_****という名前のフォルダ(数字部分はユーザーID)に入るachievements_progression.jsonをメモ帳やNotepad++で開く- ファイル内で
VISIT_ALL_NARRATIVESというセクションを検索する "Progression"の数値を確認する(40 になっていれば達成条件を満たしている)progression_details以降に記載されている番号が、カウント済みのイベントID
▶バグ発生時のファイル編集による対処法
AuroraUnlockなど、本来見たはずのイベントがカウントされていない場合の対処手順です。
警告: ゲームファイルを編集する前に、必ず
achievements_progression.jsonのバックアップを作成してください。
- 前述の手順でファイルを開く
progression_detailsのリスト末尾に、カウントされていないイベントのIDを追記する- 代わりに、出現頻度が高いイベント(例:ID 43 の「Tarum」など)の番号を削除する
- ファイルを上書き保存する
- ゲームを起動し、削除したIDのイベントを実際に発生させる
- イベントを踏んだ時点で実績が解除される
実例: AuroraUnlock(ID:4)とApex(ID:29)がカウントされない場合、リストに「4」と「29」を追記し、頻出イベントである「43」(Tarum)を削除。その後プレイを続けてTarumを踏めば実績が解除される。
▶イベント探索とインク(Ink)の関係
Roguebookのマップ探索は、インクとブラシを消費して隣接マスを開放していく独自のシステムです。ナラティブイベントもこの探索の中で発見されます。
- 最短ルートでボスに向かうだけではイベントを見逃す
- インクを積極的に使ってマップを開放することで、隠れたナラティブイベントに遭遇しやすくなる
- イベント探索を目的としたランでは、ルート選択よりも広いマス開放を優先するのが有効
"Overworld exploration feels interesting and is more impactful than a few to no choices you usually get in StS." (ワールドマップの探索は面白く、Slay the Spireよりも選択の影響が大きく感じられる)
▶ナラティブイベントの魅力:世界観の深堀り
ゲームの仕組みを楽しむだけでなく、各ナラティブイベントの台詞や設定を読み解くことがRoguebookをFaeriaの続編として味わう醍醐味です。
- 各イベントにはFaeriaの世界観と紐づいた固有のキャラクターや背景が存在する
- 選択肢によっては、ヒーローたちが世界の謎やローグブックの意図に少しずつ迫る台詞が現れる
- 「禁じられた図書館(ForbiddenLibrary)」や「魂の契約(SoulPact)」など、ローグブック自身の存在に迫るイベントは特に読み応えがある
Roguebookは、Faeriaという壮大な世界の歴史を内包した「生きた書物」の中でプレイするゲームです。以下のポイントを押さえることで、ゲームの奥深さをより一層体験できます。
- Faeriaの世界観(ウロボロスの蛇・平面世界・虚空の渦)を理解することでストーリーの没入感が増す
- 全40種類のナラティブイベントはランダム出現のため、意識的にマップを広く探索する必要がある
- **AuroraUnlock(ID:4)**は一度限りのイベントで、実績バグの影響を受けやすいため特に注意
- 実績「Neverending Story」に行き詰まった場合は、ゲームファイルの確認と慎重な編集で対処できる
- 各イベントの台詞を丁寧に読むことで、Roguebookというキャラクター自身の意図や、Faeriaの深い世界観に触れることができる
Roguebookは一見するとSlay the Spireライクなデッキ構築ゲームですが、その根底にはFaeriaから連なる豊かな物語世界があります。ぜひナラティブイベントを意識しながらプレイして、この「悪戯好きな書物」の全貌を解き明かしてみてください。