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Roguebook レビュー|Slay the Spireの進化系?二人パーティとマップ探索が生む新感覚デッキ構築ローグライク

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85
/100
非常に好評
1,848件のレビュー (85%が好評)
不評 15%好評 85%

良い点

  • +Slay the Spireを進化させたユニークなシステム(二人パーティ、マップ探索、ジェム強化など)
  • +デッキ圧縮が不要で、枚数増加によるパッシブボーナスにより新しいデッキ構築体験を提供
  • +美しいビジュアルアートとFaeriaユニバースの世界観
  • +前衛後衛システムによる戦術的な奥深さとキャラクター間のシナジー
  • +75時間以上のやり込み要素と周回による永続強化システム

気になる点

  • -ゲーム全体のテンポが遅く、アニメーションやマップ移動で時間を浪費
  • -クラッシュやセーブ破損などの深刻なバグが複数報告されており改善が遅い
  • -高難易度では運ゲー化が強く、戦略性より初期ドロップ運に依存
  • -日本語翻訳の質が低く、カード名やテキストが不正確

Roguebook レビュー|Slay the Spireの進化系?二人パーティとマップ探索が生む新感覚デッキ構築ローグライク

総合評価:85/100 Steam評価:非常に好評(Very Positive) レビュー数:1,848件

デッキ構築型ローグライクゲームの金字塔「Slay the Spire」に飽きてきた……そんなあなたにこそ試してほしいのが、Roguebookだ。

開発を手がけたのは、独創的なカードゲーム「Faeria」で知られるAbrakam Entertainment SA。さらに注目すべきは、あのMagic: The Gatheringのデザイナー、Richard Garfieldが特殊システムの設計に携わっているという点である。単なるSlay the Spireフォロワーに終わらない、独自の進化を遂げたこの作品。Steamでは好評率85%を誇り、ファンの平均プレイ時間は実に75時間以上に達している。

本記事では、実際のプレイヤーの声を交えながら、Roguebookの魅力と課題を余すところなく伝えていく。

「デッキを膨らませる」という革命的な発想

Slay the Spireをはじめとする多くのデッキ構築ゲームでは、「いかにデッキを薄くするか=デッキ圧縮」が定石だ。しかしRoguebookはここを根本から覆す。

本作ではカード枚数が増えるほどパッシブボーナスが強化される仕組みを採用しており、むしろデッキを積極的に育て、肉付けしていくことが正解となる。あるプレイヤーはこの体験を次のように表現している。

「つまら、これは本当の意味でのデッキ『構築』ゲームだなと感動した」

デッキを削ることではなく、デッキそのものを一つの作品として仕上げていく感覚。この設計思想はジャンルへの新鮮な挑戦であり、ベテランプレイヤーほど「あ、これは違う」と気づかされる瞬間があるはずだ。

さらにジェムによるカード強化システムも本作の特徴で、カードにジェムをはめ込むことで能力を拡張できる。単純にカードを揃えるだけでなく、どのカードに何を組み合わせるかという深みがプレイの幅を大きく広げている。

二人パーティと前衛・後衛が生む戦術的奥深さ

Roguebookのもう一つの核となるシステムが、2人のヒーローによるパーティ編成前衛・後衛の位置関係だ。

ヒーローはそれぞれ独自のカードプールとスキルを持ち、二人の組み合わせによって生まれるシナジーを模索するのが本作の大きな醍醐味となる。前衛キャラクターは敵の攻撃を受け止め、後衛キャラクターは安全地帯から攻撃を加える。位置の入れ替えタイミングもまた戦略の一部だ。

「Slay the Spire系を遊んだことがある人ならすんなり楽しめるローグライトカードゲームです」

この言葉が示すように、基本的なゲームループはジャンル経験者なら直感的に理解できる。しかしパーティ間のシナジー構築は一筋縄ではいかず、60〜150時間のプレイ時間をかけて様々な組み合わせを試したくなる中毒性がある。

マップ探索と美しいビジュアルが融合したFaeria世界

本作の舞台はFaeriaの世界観を引き継いだファンタジー世界。マップ探索要素も本作の個性的な点のひとつで、霧に覆われたマップを自分の手で切り開きながら進んでいく体験は、他のデッキ構築ゲームにはない独自性を持つ。

アートワークの完成度は高く、カードイラストやステージ背景のクオリティはインディーゲームの枠を超えた美しさだ。Faeriaファンはもちろん、ビジュアル重視のプレイヤーにも刺さるポイントとなっている。

永続強化システム(ローグライク定番のメタ進行)も充実しており、周回を重ねるごとに新たな選択肢が広がる設計になっている。

テンポの遅さとバグ問題は無視できない

残念ながら、Roguebookには無視できない課題もある。

まず指摘が多いのが全体的なゲームテンポの遅さだ。カードアニメーション、マップ移動、各種演出が積み重なることで「一戦が長い」と感じるシーンが目立つ。特に周回プレイを前提とするローグライクにおいて、テンポの悪さはストレスに直結する。

より深刻なのがバグ・クラッシュ問題だ。クラッシュによるゲームの強制終了やセーブデータの破損が複数のレビューで報告されており、せっかく積み上げたランが消えてしまうというローグライクにとって致命的な事態も起きている。改善のペースが遅いという声もあり、この点は購入前に念頭に置いておきたい。

高難易度での運ゲー化と日本語品質の問題

難易度を上げると、初期ドロップの運に戦略性が飲み込まれてしまうという問題も報告されている。高難易度志向のプレイヤーにとっては、「戦略で乗り越えた」という達成感よりも「運が悪かった」という徒労感に終わることもあるようだ。

また、日本語ローカライズの品質にも難がある。カード名や効果テキストの翻訳が不正確であり、効果を正確に理解するには英語テキストとの照らし合わせが必要になる場面もある。日本語のみでプレイしようとしているユーザーにとっては、これが判断ミスにつながる可能性もあるため注意が必要だ。

「このゲームの特徴そのものを削っているのでやめた方がいいと思う」

これはUIや翻訳の問題を指した声だが、ゲームの本来の魅力が伝わりにくい環境になっている点は改善を望みたいところだ。

Slay the Spireをやり込んで新鮮味を求めている人デッキ構築に新しいアプローチを求めているカードゲームファン美しいビジュアルとファンタジー世界観が好きな人マップ探索とカードゲームの融合を楽しみたい人複数キャラクターのシナジーを研究するのが好きな人

高難易度のシビアな戦略性を求めているプレイヤーバグやクラッシュに対して許容度が低い人テンポの速いゲームプレイを好む人日本語テキストの精度にこだわるプレイヤー

Roguebookは、デッキ構築ローグライクというジャンルに対して「デッキを膨らませる」「二人で戦う」「マップを探索する」という三つの革新的なアイデアを持ち込んだ意欲作だ。Richard Garfieldの名が伊達ではないことを証明するような、練られたシステム設計はジャンルファンなら確実に一度は触れる価値がある。

「ゲーム自体の仕上がりは中々良いので今後の改善に期待したい」

このプレイヤーの言葉が本作を的確に表している。ポテンシャルは高く、実際に75時間以上を費やすプレイヤーが続出している事実がその面白さを裏付けている。一方でバグ、テンポ、ローカライズという積み残された課題も現実として存在する。

**セール時の購入を強くおすすめする。**特に高難易度志向のプレイヤーは現状のバランスを踏まえた上で判断してほしい。Slay the Spireで培った知識を持ち込みつつ、全く新しいデッキ構築体験を求めているなら、Roguebookはその期待に十分応えてくれるはずだ。

推奨プレイ時間:60〜150時間

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ゲーム情報

価格無料/不明
プレイ時間目安60-150時間
好評者の平均75時間
現在のプレイヤー341
購入判断
セール時の購入推奨(高難易度志向者は様子見)
おすすめ対象
Slay the Spireの内容に飽きた人ユニークなデッキ構築システムを求める人美しいビジュアルのカードゲーム好きマップ探索とカードゲームの融合を求める人